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ニカウ松本氏のワインバー base

  どうしても行きたかった店、いや、行かなければならなかった店があります。東北福祉大学野球部OBにして阪神タイガースの金本外野手や矢野捕手の先輩、そして大阪ソムリエ会の重鎮である松本俊彦さんが独立して始められた「Wine Bar base(ワイン・バー ベース)」です。ちなみに松本さんのあだ名は「ニカウさん」です。
  松本さんと初めてお会いしたのは今年の5月のこと。独立開業までの少しの期間、四天王寺「Petit Souple」にて臨時ソムリエをされていた時です。6月のオープン時には案内のお葉書をいただいていたのですが、オープンして間もないうちは混雑していて私の入る隙間など無いだろうと思い、少し落ち着くのを待っていたら3ヵ月近く経過していました。地下鉄京橋駅が最寄りだと聞いていたものの、全く場所が分からず電話で誘導してもらってやっと到着。
  グラスワインは泡白赤甘で合計20種類以上。フランス・イタリア・カリフォルニア・NZ・オーストラリア・アルゼンチン・日本など実に多彩です。カウンター10席とテーブル4席のキャパでこれだけのグラス用ワインを用意できるのは凄いことです。グラス売りはボトル売りよりもロスが出やすいので、個人店でグラスワインを10種類以上用意することは売り切ってしまえる余程の自信が無いとできないことではないでしょうか。

ピオ・チェーザレ  ガヴィ07 シャトーメルシャン 甲州グリ・ド・グリ07
 (左)最初の1杯は泡ではなく大好きなイタリアの白ワインで。ピエモンテ州のバローロの有名な生産者ピオ・チェーザレの「ガヴィ2007」です。
 (右)続けてシャトー・メルシャンの「甲州グリ・ド・グリ2007」。甲州種は皮が赤紫色をしており、その皮から出る旨味と色にこだわって造られたワインです。色も味わいもシェリー酒のようで、通常の甲州ワインとはかなり趣がことなります。

バローネ・リカーゾリ ブローリオ05ブーンブーン・シラー07フィンカ・ラ・セリア  マルベック05
 (左)再びイタリアワイン、キァンティの生みの親であるバローネ・リカーゾリ「ブローリオ キァンティ・クラシコ2005」。同社のトップワインである「カステッロ・ディ・ブローリオ」のセカンドワインです。
 (中央)アメリカ・ワシントン州のKヴィントナーズ「ブーンブーン・シラー2007」。ここのワイナリーはオーナーのチャールズ・スミス氏が元バンドマンで、ワイン名はどれも変わっています。代表的なものに「ステーキハウス」「ハウスワイン」「ホーリーカウ」「カンフーガール」等があります。
 (右)アルゼンチンのフィンカ・ラ・セリア「マルベック・レゼルヴァ2005」。

  料理は松本さんと「LINDBERGH CAFE(リンドバーグ・カフェ)」時代から10年以上の付き合いだという藤原シェフが担当されています。ちなみにLINDBERG CAFEとは魔法瓶メーカーのタイガーが飲食業界への進出第1号店として運営しているお店で、松本さんは大学卒業後、タイガーはタイガーでも阪神タイガースではなくタイガー魔法瓶に就職したそうです。

前菜盛り合わせ トリッパの赤ワイン煮込み
 (左)前菜盛り合わせは左奥から時計周りに、白ネギのコンフィと生ハムにゴルゴンゾーラソース、コンニャクと魚卵、スペイン風オムレツ、鴨肉とリンゴのアンサンブル、レバーペースト、魚介スモーク。
 (右)トリッパの赤ワインとトマト煮込み。

  あくまでワインバーであり、多種多様なワインと合わせることを前提としていますので、ワインそっちのけで主張し過ぎる料理は当然ながらありません。この店に来たらシェフのこの料理は食べとかなアカンというようなスペシャリテも不要なのです。ワインと料理は互いを引き立て合うものであることをよく理解できるお店です。
  でも、そんなことを気にせずに松本さんの軽妙なトークと美味しいワイン&料理のマリアージュを満喫すればよいのです。


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COMMENTS

リンドバーグカフェの味を探し求めて

Authorさま
初めまして。
閉店してからも、リンドバーグカフェのカクテル(ロングアイランドアイスティー)とフライドチキン ソウルフードスタイルの味が忘れられなくて、ここにやってきました。
ワインも好きですが、本当にカクテルもおいしくて・・・。
閉店してしまってからも、いろんなお店でロングアイランドアイスティーを作ってもらうのですが、あの味ではないのです。
とてもおいしそうなので、一度、食べに行きたくなりました。
貴重な情報をありがとうございます!

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