fc2ブログ

Cerchioの本気ランチとワインフルコース

  休日とはいえ、真昼間にアルコールを飲むのは背徳的な感じがします。しかし、その背徳感ゆえにか夜に飲むよりも美味しく飲めます。
  美味しいイタリアワインへの渇望があり、昼間から美味しいイタリアワインが飲みたくて南船場にある炭火焼きイタリアン「Cerchio(チェルキオ)」まで行ってきました。ディナーには行ったことがありますがランチでは初めてです(ディナーについてはこちらを)。だからどんなランチメニューをやっているのかも全く分からず、最初は完全にワイン目当てでした。
  前菜とパスタが各2種類から1種類選べるパスタコースを注文。前菜は「青森産イタヤ貝のオレンジマリネ」を選び、それに合わせて白ワインも注文。

トリンケーロ ソーニョ・ディ・バッコ01
↑ピエモンテ州のトリンケーロ「ソーニョ・ディ・バッコ2001」。バルベーラの優れた造り手であるエツィオ・トリンケーロの手によるマルヴァジーア100%のビオ白ワイン。このワインがグラスで出されていることからもCerchioのワインへの本気度が分かります。非常に濃い色をしていて、口の中で膨らみを感じながらもスーっと喉を通り過ぎていきます。そして、イタヤ貝マリネのオレンジの酸味&香りと見事にマッチしました。
  パスタは「ジャンボペンネを鶏ホルモンのアラビアータソースで」。

鶏ホルモンのアラビアータのジャンボペンネ
↑パッケリのような大きさの文字通りジャンボなペンネに、ひね鶏のハツや腿肉等を煮込んだアラビアータソースが絡み、中央にある「たまひも」を潰して和えながら食べます。
  これに合わせる赤ワインは2種類。

カーサ・ダンブラ__アリアニコ07 メリーニ__キァンティ・クラシコ04
↑カンパーニア州イスキア島のカーサ・ダンブラ「アリアニコ2007」(左)。
↑トスカーナ州のメリーニ「ラ・セルヴァネッラ キァンティ・クラシコ・リゼルヴァ2004」(右)。フィアスコボトルの生みの親であるメリーニ社は、キァンティに初めて単一畑(クリュ)の概念を持ち込み、この「ラ・セルヴァネッラ」こそが最初の単一畑のキァンティなのです。
  アリアニコもキァンティもどちらもペンネと合うということなので、どちらがより合うかを試すために両方注文したところ、結果は「どちらも合う、甲乙つけ難い」ということになりました。

エスプレッソのカタラーナ ピエロパン レチョート・ディ・ソアーヴェ レ・コロンバーレ01
↑ドルチェは「エスプレッソのカタラーナ」(左)。これに合わせたのがヴェネト州のソアーヴェのトップ生産者であるピエロパンの「レチョート・ディ・ソアーヴェ レ・コロンバーレ2001」(右)。ガルガーネガ種のブドウを5ヶ月間陰干しして糖度を高めてから造るデザートワインです。蜂蜜のような濃厚な甘さではなく、むしろ控え目な甘さです。この控え目な甘さにこそピエロパンらしさを感じます。

  泡(スプマンテ)は飲んでいませんが、それでも十分過ぎる程にイタリアワインのフルコースでした。ワインのセレクトも素晴らしいですが、サービススタッフ廣澤さんのサービスも素晴らしかったです。「お客様に料理とワインを説明する時は、実際に自分で食べて飲んでいるのを想像しながら説明しています。だから想像だけでお腹一杯になってます」との言葉通り、その説明には説得力があります。
  また、パスタコースも大充実の内容でした。グリーンサラダに、ツナやハムを具材にしたようなパスタのランチが大阪市内に充満している中、気合いの入り方の違いを感じました。この点について、三好シェフは「いわゆるパスタランチはやりたくなかったんです。自分がワイン飲むのが好きなので、土曜とかにワインを飲みたくなるような料理をランチでも出しています」と言っていました。成程、と納得。


スポンサーサイト



COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)