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アリゴテだけの持ち寄りワイン会@谷町七丁目

  持ち寄りワイン会で産地やブドウの種類等のテーマを決めるというのはよくあることですが「アリゴテだけ」の持ち寄りワイン会というのは初めて聞きました。そんなマニアックな会があるのか!?と驚いていたら今年で5年目という事実を知りさらに驚きました。

  谷町七丁目の某マンションの一室にて開催された「谷町会アリゴテ編第5回目」に御縁があって初参戦。誘ってくれた人以外は主催者含めて初対面の人ばかりなのでかなり緊張しました。

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↑フランスのブルゴーニュ地方とロワール地方の一部でしか栽培されていないマイナー品種なので日本で流通している種類も限られるのに見事にバッティングせずよくもまあこれだけのアリゴテが集まったものです。ヴィンテージも2010年から2014年まで5年分が揃っています。

<ワインリスト ※写真右から順に>
ドメーヌ・アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール「ア・リゴテ2014」
ドメーヌ・ポール・エ・マリー・ジャクソン「ブルゴーニュ・アリゴテ2012」
ドメーヌ・ヴァンサン・ルグー「ブルゴーニュ・アリゴテ2010」
ドメーヌ・クリスチャン・グロ「ブルゴーニュ・アリゴテ2011」
ドメーヌ・ティボー・リジェ・ベレール「ブルゴーニュ・アリゴテ2013」
ドメーヌ・ディディエ・モンショヴェ「ブルゴーニュ・アリゴテ2014」
ドメーヌ・ポチネ・アンポー「ブルゴーニュ・アリゴテ2010」

  アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールとディディエ・モンショヴェのアリゴテが抜群に美味しいのは知っていましたがきっと誰か持ってくるだろうと思って全く初めての生産者のアリゴテを持って行きました。「Cave de Terre(カーヴ・ド・テール)淡路町店」にて購入したポール・エ・マリー・ジャクソンのアリゴテは5年物のオーク樽で熟成させていて7種類の中で最も樽香が効いてこれを最後に呑んだのは正解でしたね。それにしてもアリゴテの最大の特徴である酸の強さはどのワインも共通していながら表情の違いにただただ驚かされます。同じブドウでも生産者によってここまでの違いが出ることはこうして同じ品種だけを集めて飲み比べないと知り様が無いことですね。どのアリゴテもそれぞれの良さがあって甲乙付け難し。

  料理は全て主催者F氏のお手製料理。本職は料理と全く関係無いというのにプロ顔負けとはまさにこのこと!

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 (左)ペペロナータ、キャロット・ラペ、カボチャ、ポロ葱マリネ。ペペロナータには頂き物の熟成バルサミコ酢を惜し気も無く投入したそうですが後日にそのバルサミコ酢の販売価格を知って目の玉飛び出そうになった位の超高級品らしく、そんな超高級バルサミコ酢を使ったペペロナータは流石にメチャクチャ美味しかったです。
 (右)自家製ツナペーストのクロスティーニ。

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 (左)鶏胸肉とナスとトマトのサラダ。これはかき混ぜる前の写真でこの後ボウルの底に沈んでいるドレッシングが万遍無く行き渡るようにかき混ぜて食べました。
 (中央)ホタテ貝柱とアヴォカドのタルタル。
 (右)マグロのタプナード和え。隠し味に味噌も入った西洋風漬けマグロ的な感じで丼にして食べたい(笑)。

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 (左)ペスカトーレ・ビアンコ。こんな器が一般宅にあるのが不思議。
 (中央)ガシラのアクアパッツァ。F氏としてはちょっと不満足なサイズのガシラだったそうですがガシラから出るダシが超美味。お取り分けはこの会に誘ってくれた「谷町の杉本彩」M姐さんがやってくれはりました。
 (右)アクアパッツァのダシに追いパスタ投入。

  17時30分位から始まって気が付けば終電に乗り遅れそうな24時前。バツ1、バツ2、未婚、既婚で子ありと様々な境遇の男女の集まりということもあって生々しい話題も多くて6時間がほんの2時間程みたいな感覚でした。


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