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今や幻のルエダ版シェリー‘ドラド’の生産者が来阪

  スペインのルエダと言えば土着品種ヴェルデホで造る白ワインの名産地として有名ですが1970年代まではルエダと言えば酒精強化ワインの名産地だったことはあまり知られていません(私も今回初めて知りました)。ルエダ版シェリーとも言えるこの酒精強化ワインは「ドラド」と呼ばれ、パロミノ単独もしくはヴェルデホとのブレンドで造られていたのですが1970年代以降はステンレスタンクの普及と醸造設備の近代化に伴ってほとんどのボデガがドラドからスティル・ワインへの生産に切り替えていき、今もドラドを生産し続けている数少ないボデガが「デ・アルベルト」なのです。今回、そのデ・アルベルトの輸出マネージャーであるヴァネッサ・ガルシア女史を囲んでのメーカーズ・ディナーがバスクバル「gastroteka bimendi(ガストロテカ・ビメンディ)」にて急遽開催されました。

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↑挨拶をするインポーターの株式会社いろはわいん寺田社長。いろはわいんはフランスワイン専門インポーターだったのがここ数年でスペインワイン、特にチャコリの取扱い量を大幅に増やして今やスペインワイン業界のライジング・スター的な会社となっているのです。

<ワインリスト>
1.ベルデュイ「エスプモーソ・デ・チャコリ サンティ・ビクトリス・エ・サンティ・ヤコビ」
2.デ・アルベルト「モナステリオ・デ・パラスエロス ヴェルデホ・ビウラ」
3.デ・アルベルト「ヴェルデホ」
4.デ・アルベルト「フィンカ・ヴァルデモヤ・ロサード」
5.デ・アルベルト「デ・アルベルト・ドラド」
6.デ・アルベルト「フィンカ・ヴァルデモヤ ティント・クリアンサ2012」
7.デ・アルベルト「サイティナ・ドゥルセ」

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  デ・アルベルトではエスプモーソ(=スパークリング)は造っていないので同じいろはわいん取扱いの瓶内二次発酵方式チャコリにてサルー(=乾杯)!
 モナステリオ・デ・パラスエロスはヴェルデホとビウラ(=マカベオ)とを50%ずつブレンドしたかなりフレッシュな白ワイン。
  ヴェルデホはモナステリオ・デ・パラスエロスと違ってヴェルデホ100%なのでヴェルデホ特有のアロマティックさがより際立っています。樹齢55年~85年のヴェルデホを使用している分ワインに密度が感じられます。ヴェルデホと樽熟成とは親和性があると思っていますがヴァネッサさん曰く「スペインでは樽熟成したヴェルデホは売れないからステンレスタンク熟成しかやっていない」そうでちょっと残念。。。
  フィンカ・ヴァルデモヤはカスティーリャ・イ・レオン産の黒ブドウを使用。テンプラニーリョ100%でマセラシオン・カルボニックにて仕上げるロサードはジューシーでフランボワーズの香りが特徴的。テンプラニーリョ85%にカベルネ・ソーヴィニヨン15%のブレンドのティント・クリアンサはかなりフレッシュでまだまだ若さを感じます。
  本日の目玉である2種類のドラド。生産本数1000本のデ・アルベルト・ドラドはアモンティリャードのような酸化熟成タイプで色々な料理と合わせられそうだし価格的にもお手頃なので自宅用に1本欲しい位ですが残念ながら売切れとのこと。生産本数800本程のサイティナ・ドゥルセはペドロ・ヒメネスやモスカテルのような甘口タイプ。

<コース料理>
1.夏野菜とグレープフルーツのカキ氷にキュウリのガスパチョをかけて
2.ボタン海老とウニのタルト
3.空豆とチョリソーのアロス
4.フォアグラと卵
5.仔羊のプランチャ
6.イチジクのゴシュア

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 (左)グレープフルーツの酸味が効いたカキ氷にキュウリのガスパチョをかけて食べるという見た目にも涼しげな前菜。モナステリオ・デ・パラスエロスにグリーンのニュアンスがあるのでキュウリとの親和性アリ。
 (右)フレッシュながらも密度のあるヴェルデホとネットリしたボタン海老の食感と生ウニのコクとがバッチリ。

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 (左)ここのところアロスを食べる機会が無かったので久々のアロス。チョリソーの辛味が効いています。
 (右)ビルバオにあるバル「La Viña del Ensanche(ラ・ヴィーニャ・デル・エンサンチェ)」の名物料理を再現。私は現地で本物を食べたことが無いので比較しようがありませんが隣席のスペイン命なK子さんが「上手く再現できてるわね」と言っていたので再現度は極めて高いようです。フォアグラに酸化熟成タイプのシェリーを合わせるのが平山オーナーの十八番なのでこの料理にはアモンティリャードのようなデ・アルベルト・ドラドを合わせます。

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 (左)ちょっと揚げパタータが多過ぎな感じの仔羊ちゃん。
 (右)ETXOLAグループでゴシュアを食べるのは初ですね。

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 (左)通訳は木津市場内のスペイン食材とスペインワインの専門店「vinoteca PANENCA(ヴィノテカ・パネンカ)」桝井氏。桝井氏とは以前から縁があって今日も「どうですか?質問無いんですか??」とやたらこっちに振ってきはりました(爆)。
 (右)今夜中に新幹線で移動しないといけないため会の途中でヴァネッサさんは退席。その前に壁にサインして平山オーナーと記念撮影。

  ETXOLA本店ばかり行っていてgastroteka bimeendiに来るのも実に久し振りでしたが本店とはまた違った清水シェフのバル的コース料理を堪能できました。


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