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Gianni最初で最後の周年パーティー

  先日にようやく初訪問を果たした京橋「Vineria Gianni(ヴィネリア・ジャンニ)」から衝撃のニュースが発表されました。2012年12月のオープンから3年間料理長を務めてきた西尾シェフが独立準備のために来年1月で退職し、それに伴って新しいシェフを迎えるGianniもよりカジュアルなお店へとリニューアルすると。そして西尾シェフのいるGianniとして最初で最後の周年パーティーが開催されました。

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↑黒板メニューを見ているとここがJR京橋駅北改札を出て徒歩10秒の雑多な立地にあるビニールシートを垂らしたお店だとは思えません。こんなガチなイタリア郷土料理を出しているシェフと同等の力量の後任を探すのはかなり難しいのでそれならいっそのこと店のスタイルごと変えてしまおうというオーナー判断も頷けます。
  ちなみに西尾シェフらしいなと思うのが「おばあちゃんのプリン」というメニュー表記。下に括弧書きでラヴィオリとあることから「おばあちゃん直伝のアニョロッティ・ダル・プリン」の略であることが伺い知れますがそもそもアニョロッティを知らない人だとパスタのことだと思わず「デザートのプリンが1500円!?一体どんなプリン?」と驚きつつ興味を持って詳細を聞いてくるはずでそれが狙いなのです。
 
  19時から翌3時か4時までのロングラン営業なのと調理は西尾シェフ一人だけで行うので料理が出るスピードはかなりゆっくりペースで3時間程いてる間にメイン料理まで到らず。しかしながらアンティパストとパスタだけでも西尾シェフの力量の高さは十二分に分かります。

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 (左)ビーツ入りインサラータ・ルッサ。ルッサ愛好家としてルッサには一家言ある私、このルッサはかなり上位に来ますね。
 (右)ヴィッテロ・トンナート。ルッサと並んで大好物なピエモンテ前菜にテンション↑↑↑

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 (左)サルモーネ・アフミカート。塩の打ち方がドンピシャ!
 (右)トリッパ・ビアンコ。トマトを使わずサッパリ仕立てのトリッパ煮込みがキレ味抜群でメチャクチャ美味!

  早い時間はまさかのワイン業界の人達で店内の半分が埋まることに(笑)。インポーターの顔見知り営業担当達や業務店向け酒販会社の社長も来たりで大盛り上がり。

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 (左)つい先日に「Capanna」で呑んだばかりのイタリアのヴェネト州のレ・マンザーネ「プロセッコ・コネリアーノ・ヴァルドッビアデーネ・スーペリオーレNV」が乾杯スプマンテ。もちろんこのワインの輸入元である株式会社アルトリヴェッロの西日本担当T氏もこの場にいました。
 (中央)西尾シェフが「はい」と言って注いでくれたのはフランスのロワール地方トゥーレーヌ地区のブラッセリー・ド・ラ・ピジョンネール「ビエール・アンブレ ピュアモルト サラマンドル6.5%」。ヴァン・ナチュールではなくビエール・ナチュールです。
 (右)三ノ宮のビストロ「CHEZ CHILO(シェ・シロ)」で呑んだ「オー・フィル・デュ・タン・ブラン」と同じくヴェルジェ・デュ・シュッド「オー・フィル・デュ・タン・ルージュ」。ブルゴーニュの名手が手掛けるワインなだけに千円台というカジュアルワインにも関わらずクオリティー高いです。「フランスワインでこの価格帯でこんなの造られたらイタリアワイン勝てないな」という声がインポーター陣から上がりましたがいえいえイタリアワインは土着品種の多様性で対抗できますよ。

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 (左)西尾シェフからインポーター陣への振る舞いワインは「たこりき」タミさんも絶賛しているフランスのブルゴーニュ地方シャブリ地区のドメーヌ・アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール「ブルゴーニュ・アリゴテJV2012」。昼Gianniでも呑んで美味しいと思いましたが改めて美味しいなと思いました。アリゴテらしい強い酸味なのですが尖がった嫌な酸味ではなく後引く酸味なのです。
 (右)イタリアのトスカーナ州の名門カステッロ・ディ・アマ「キァンティ・クラシコ2008マグナム」をボトルで開けた人がいて御相伴に与りました。端正な気品に溢れるキァンティ・クラシコ。

  改めてこのお店にもっと早い段階で来なかったことを後悔します。西尾シェフは大阪で物件を探すつもりだそうですがまだ物件探しの段階ではオープンまで結構な空白期間が生じるのは確実。そうなれば西尾シェフの料理とワインセレクトを当分楽しめなくなるので何としてもGianniにいてる間に通わねば!


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