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ガメラーへと近付くヌーヴォー2015

  ここのところガメイが染み染み美味しく感じるようになりました。別に好きでも嫌いでもない品種だったんですけどね。もちろん確かなお店で厳選されたガメイを呑んでのことですが。折しも今日はボージョレー・ヌーヴォー2015の解禁日。今の自分がヌーヴォーを呑んでどう感じるのか?堺東の名ワインバー「i-ROAS(アイローズ)」で実証してきました。

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↑本日限定でガメイのヌーヴォー5種類とシャルドネのマコン・ヌーヴォー1種類がグラスワインで提供されました。各1本ずつの当日売り切り分のみの仕入れです。

  日付が変わると同時にテイスティングした人達からの情報ではヌーヴォー2015はかなり濃厚であるとのこと。ヌーヴォーが濃厚とな!?

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 (左)ブルイィ村のレミ・デュ・フェイトル「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。レミ・デュ・フェイトル氏は2006年にブドウ畑を購入し当初は協同組合にブドウを納入していましたがワイン造りに興味を持って2010年から自家醸造を開始、すぐにボージョレーの偉大な先輩であるジャン・クロード・ラパリュやジャン・フォワイヤールからも認められる存在になり今年ついにヌーヴォーをリリースしました。鮮烈な果実味!ファースト・インパクトは5種類の中で一番です。
 (中央)モルゴン村のドメーヌ・マルセル&マチュー・ラピエール「ボージョレー・ヌーヴォー2015」。フィリップ・パカレの叔父にして多くのヴァン・ナチュールの生産者にとっても父親的存在だったマルセル・ラピエール氏が亡くなったのは2010年のこと。現在は長男のマチュー・ラピエール氏が跡を継いでいて日本でも先代の頃から非常にファンの多いドメーヌです。ラピエールのワインの日本での代理店は2社あることからヌーヴォーも全く別のエチケットで2種類あってこちらは野村ユニソン株式会社が輸入している方です。香りは淡く赤い果実よりももっと未熟でグリーンな印象、酸味が強いと言うよりも酸っぱいと言う方がしっくり来ます。ブドウのエキス分という言葉がピッタリで5種類の中で最もヌーヴォーらしいヌーヴォー。
 (右)ブルイィ村のジャン・クロード・ラパリュ「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。ジャン・クロード・ラパリュ氏はレミ・デュ・フェイトル氏を見出したボージョレーのトップ生産者。この5種類の中で最も「陰性」を感じます、地味に滋味深いですね。

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 (左)モルゴン村のジョルジュ・デコンブ「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。ジョルジュ・デコンブ氏は故マルセル・ラピエール氏の一番弟子と言われた人物ですがマルセル・ラピエールのヌーヴォーとは全くタイプが異なります。まさに赤い果実の香り。口に含むと結構ズシリと来ます、この重さはヌーヴォーでこれまで感じたことの無い重さですね。酸味はあるのですがその奥にほのかな甘味も感じます。
 (中央)ランティエ村のドメーヌ・シャサーニュ「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。熟れた赤い果実の香り。濃い赤紫色でタンニンと鉄分も豊かで実にジューシー。重みで言えばジョルジュ・デコンブのヌーヴォー以上で非常に呑み応えがあります。
 (右)ピオロ・ペール・エ・フェス「シャンパーニュ・ブリュット キュヴェ・ド・レゼルヴNV」。ガメイばかり呑んだので口内をリフレッシュする意味での〆シャンパーニュ。〆シャンを推奨しているのもi-ROASの大きな特徴の一つ。株式会社アズマコーポレーションが輸入しているシャンパーニュでこれまでに何度か呑んだことあるのですがここまでトロリとした蜜感や青リンゴのようなニュアンス、熟成感が出ているとは想像できませんでした。これは大当たり!

  これまでヌーヴォーを美味しいと感じたことはほとんどありませんでしたが今回テイスティングした5種類のヌーヴォー2015はどれも美味しかったです。特にジョルジュ・デコンブとドメーヌ・シャサーニュはヌーヴォーと言われなければ分からず上質のACボージョレー・ヴィラージュと思ったかもしれません。ここまで美味しく感じた理由は厳選された5種類であることが大前提にあるとしても自分の中でガメイがじわじわと来ていてガメラー(=ガメイ愛好家)に着実に近付きつつあるからだというのを感じずにはいられません。

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