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初Gianniが昼Gianni

  未訪問の行ってみたいお店はたくさんありますがその中でも筆頭格なのが京橋にある「Vineria Gianni(ヴィネリア・ジャンニ)」。JR京橋駅前という雑多な立地にありながらピエモンテ州で修行したシェフのイタリア料理とフランスワインを中心としたワインを提供し、飲食業者・酒販業者も足繁く通っているお店だと噂に聞いていました。同店の西尾シェフとは共通の知人が多いこともあってこれまでに店外で何度かお会いしていて、いよいよGianniデビューの機が熟したのです。
  17時~の夜の営業前に土日限定で昼営業もしていると聞き、初Gianniは昼Gianniとなりました。JR京橋駅の北改札を出てすぐ。入り口の前にビニールシートで囲まれたテラッツァ(=テラス席)があり、店内はターヴォラ(=テーブル席)とオープンキッチンのバンコ(=カウンター)がそのまま立ち呑みスペースとなっています。
  アンティパストにグラスワインが付いた昼飲みセットを提供していますが西尾シェフにおまかせの一皿と通常のグラスワインをいただくことに。イタリア語でワイン居酒屋的な意味のVineriaを店名に冠していますがワインセレクトも行っている西尾シェフの好みでフランスワインの比重がかなり高いです。そしてどれもヴァン・ナチュールです。イタリアワイン好きからはイタリアワインが少な過ぎるとの不満の声を聞いたこともありますが美味しいワインであれば産地を問わない姿勢は西尾シェフも私も同じなので全く気になりません。

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 (左)フランスのロワール地方のヴァンサン・リカール「ル・プチオ トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ブラン2014」。こんなに旨味に溢れ返っているソーヴィニヨン・ブランはそうそうは無いですよ。
 (中央)フランスのラングドック&ルーシヨン地方のドメーヌ・リヴァトン「ポワル・ダン・ラ・マン」。グルナッシュを主体にシラーとカリニャンをブレンドしたロゼワイン。西尾さん曰く「抜栓して3日目。開け立てがメチャクチャ美味しかったんですが3日目でもまだまだイケてますよ」とのことでその開け立ての美味しさに興味惹かれるやないですか。
 (右)フランスのブルゴーニュ地方シャブリ地区のドメーヌ・アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール「ブルゴーニュ・アリゴテJV2012」。美味しいシャブリを造るドメーヌとの認識でしたがアリゴテの品質も大したもんです!

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 (左)イタリアのエミリア・ロマーニャ州のアルベルト・アングイッソラ・カゼ「ピノ・ネロ」。ようやくイタリアワイン、それもエミリア・ロマーニャのピノ・ネロという変わり種。ピノ・ネロにしては色も濃くてタンニンもしっかりしています。ブラインド・テイスティングではまずもって当てられないですわ。
 (中央)スペインのレリダ地区のカサ・パルデ「キャバレ・ソーヴィニヨン」。9月に開催したAMA-LUR会で最も印象に残ったステンレスタンクとアンフォラ併用のシャルドネと同じカサ・パルデが造るこれまた珍品ワインです。土着品種トレパットとカベルネ・ソーヴィニヨンとを混植していて、出来上がったワインのブレンドではなく畑の中で既にブドウがブレンドされているのです。
 (右)フランスのブルゴーニュ地方のドメーヌ・ルジューヌ「ブルゴーニュ・パストゥーグラン2013」。ACパストゥーグランはブルゴーニュにあって珍しいブレンドタイプの赤ワインでガメイとピノ・ノワールのブレンドになります。先程のアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールのアリゴテといいこのパストゥーグランといいこの美味しさを知ってしまうとアリゴテとガメイはシャルドネとピノ・ノワールというスーパースター品種の影に隠れて不当に過小評価されている品種だなと思わざるを得ません。

  昼Gianniは夜の仕込み作業と並行しての営業なのでパスタ等の火を使う料理は作らず冷菜のみの提供ですが西尾シェフの計らいでかなり豪華なアンティパスト・ミストを盛ってもらえました。

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↑手前から時計回りにテスティーナ・ディ・マイアーレ&クロスティーニ・ディ・フェガティーニ&パテ・ド・カンパーニュ&サルデ・イン・サオール&インサラータ・ルッサ&クスクスの6種盛り。
  夜のメニューにはタヤリンやアニョロッティ・ダル・プリン等のピエモンテ料理を中心に北イタリア料理がズラリと並びます。タヤリンは料理人ごとにかなり違いの出る手打ちパスタで西尾シェフの製法を尋ねると、限界ギリギリまで乾燥させて水分を飛ばすことで細麺なのにしっかりとした食感とソースに負けない重みを出しているとのこと。

  大阪人には京橋にイタリア料理とワインというイメージが全く無いのですが兵庫県篠山市の出身で東京で長く働いてからピエモンテ州に修行に行った西尾シェフは大阪で働いたことが無いため京橋という街そのものの存在を知らず、オーナーに誘われてシェフになってからビックリしたそうです。京橋駅周辺の他のお店には興味ありませんがここに通うためだけに今後は京橋に来ることになりますね。

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