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AVINOFESTA2015 トスカーナ

  「カンサイタリー」と並ぶ関西のイタリアワイン好きのビッグイベント「AVINOFESTA(アヴィノフェスタ)」に今年も参加してきました。当ブログでAVINOFESTAについて書くのはこれが初めてになりますが2011年の第2回目から今年の第6回目に至るまで毎年参加しているのです。特に今年はカンサイタリーの開催が来年2月に持ち越しとなったためにAVINOFESTAへの期待が俄然高まります。関西のイタリアワイン界の事情をご存知無い方にはカンサイタリーとAVINOFESTAの違いが分かりにくいかと思いますのでここで簡単に特徴をまとめておきます。

<カンサイタリー>
【主催】森ソムリエ(元「Cantinetta Barbera」マネージャーソムリエ 現「森サンジョヴェーゼ」オーナーソムリエ)
【趣旨】イタリアワイン普及を通じて東北大震災からの復興を支援するチャリティーイベント
【場所】昨年度はマイドーム大阪
【時間】12時~16時
【会費】チケット代金のみで200種類のワインがフリーテイスティング(高級ワインの有料テイスティングブースもあり)
【形態】イタリア各20州ごとにブースを設置
【食事】昨年度はイタリア各20州の郷土料理を有料販売

<AVINOFESTA>
【主催】Amici Vini Italiani(略称A.V.I)
【趣旨】イタリアワインとイタリア文化の普及イベント、毎年テーマが変わる
【場所】中之島中央公会堂
【時間】第一部12時~15時 第二部16時~19時
【会費】前売りチケットで1000円分のテイスティング可能、以降は1000円単位でチケット追加購入
【形態】インポーターごとにブースを設置
【食事】ハム&パンのワンプレートを有料販売

  AVINOFESTAのおもしろいところはインポーターごとのブース設置なのでインポーター対抗色が強く、各社とも自社の威信を賭けて出品ワインをセレクトしてきます。今年のテーマはトスカーナ州。「サッシカイア」や「ソライア」等の知名度抜群のスーパータスカンをズラリと揃えて猛攻勢を掛けるインポーター、1本6万円近い究極のヴィン・サント「オッキオ・ディ・ベルニーチェ」でオオトリを務めようとするインポーター、アンフォラ仕込みのサンジョヴェーゼという超変化球を投じるインポーター、ヴィーノ・ビアンコ無しでヴィーノ・ロッソ尽くしのインポーター、あえてマイナーなカルミニャーノ推しで行くインポーター、どデカい3リッターボトルで視線を集めるインポーター等々20社それぞれの戦略を楽しめるのがAVINOFESTAの大きな魅力。出展インポーター20社は以下の通り。

Aブース:モンテ物産株式会社
Bブース:株式会社アルトリヴェッロ
Cブース:有限会社エトリヴァン
Dブース:パシフィック洋行株式会社
Eブース:株式会社稲葉
Fブース:日欧商事株式会社
Gブース:株式会社ワインウエイヴ
Hブース:株式会社オーデックス・ジャパン
Iブース:株式会社ヴィーノフェリーチェ
Jブース:株式会社相模屋本店
Kブース:エノテカ株式会社
Lブース:株式会社モトックス
Mブース:テラヴェール株式会社
Nブース:株式会社ヴィントナーズ
Oブース:メイワ株式会社
Pブース:株式会社フードライナー
Qブース:株式会社仙石
Rブース:株式会社飯田
Sブース:ブリストルジャポン株式会社
Tブース:株式会社MONACA

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↑本来ワインを飲むためのスペースではないだけに非日常感がハンパ無いです。

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↑各ブースの出品ワインは全て10%オフで購入可能。業務店用イタリアワイン専門店「ENOTECA BIANCHI(エノテカ・ビアンキ)」が一般向け販売を行う1年に1度だけの日なのです。

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↑各ブースにはイタリア料理店を中心に有名飲食店のスタッフが応援のために配属されています。

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↑後ろ姿しか写っていない京町堀のマルケ巨匠もこの日はトスカーナワイン推しです。

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↑「闘うワイン商」こと川頭さんも毎年アルトリヴェッロのブースに駆け付けます。私がアルドというイタリア名を授かるきっかけとなったお人なだけに私を見つけて「アルド~!」と声を掛けて下さいました。

  トスカーナ州はピエモンテ州と並ぶイタリアの二大ワイン生産地であり、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、キァンティ・クラシコ、スーパータスカンが国際的にも有名ですがそれだけではありません。忘れてはならないのがヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ。イタリアで最初にDOCに認定された白ワインであり、アルバーナ・ディ・ロマーニャに次いで2番目にDOCGに認定された白ワインという輝かしい歴史を持ちながらイタリア料理店やイタリアワインバーでなかなかヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノを見かけません。今回はこのワインに着目し、その最高峰であるヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ・リゼルヴァの比較テイスティングをしました。また、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとキァンティ・クラシコと同じDOCGながら影の薄い存在であるヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノとカルミニャーノ・リゼルヴァも今回の主題としていました。どちらも派手さは無く地味ですが染み入る滋味ワインです。終わって感じたことは、有名も無名も、派手も地味も、土着品種も国際品種も全てひっくるめてトスカーナワインの魅力なのだということです。

  さて、来年の第7回目は一体どんなテーマになるのでしょうか。個人的にはそろそろマルケ巨匠が本領発揮できるマルケ州を含むテーマが来てほしいところです。


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