スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

FESTIVINならぬ○○VIN

  6/28に京都で開催された「FESTIVIN(フェスティヴァン)」に参加しなかったことは以前の記事に書いた通りです。わざわざ京都まで行かなくとも身近なところでヴァン・ナチュールは呑めるという訳で7月に呑んだヴァン・ナチュールをまとめてみました。いずれもヴァン・ナチュールをこよなく愛するソムリエさん&ソムリエールさんのお店で呑みました。

  北久宝寺町「TAVERNETTA da KITAYAMA(タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ)」魚見マネージャーソムリエによるセレクト、すなわちUOMIVIN(ウオミヴァン)。

DSC_6775.jpgDSC_6779.jpgDSC_6780.jpg
 (左)ロンバルディア州のヴィッラ「フランチャコルタ・ブリュット エモツィオーネ・ミレジマート2010」。ヴィッラはビオロジック農法による自社畑ブドウ100%使用で、複数年ブレンドのNVを仕込まずミレジマート(=単年ヴィンテージ)のみで仕込む数少ないフランチャコルタ生産者。「グラス用スプマンテをロータリからこのヴィッラに変えたんですよ。1杯○○○円てお得でしょ?」とのたまう魚見マネージャー、そりゃお得過ぎますわ!
 (中央)(右)真っ黒のワイングラスに入って出てきたのはフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のラディコン「ストラニック2012」。当主スタニスラオ・ラディコン(通称スタンコ)の長男サシャの発案で生まれたラディコン初のセカンドワイン。ラディコンのワインはリリースされるまでの熟成期間が非常に長く(白ワインで収穫年から6年後、リゼルヴァと赤ワインは収穫年から10年後)、それはすなわちワインが換金されるまでの期間の長さとイコールです。カンティーナの経営のことを考えると早くリリースして早く換金できるワインも必要な訳で、スタンコさんはあまり乗り気ではないもののせっかくの長男のアイディアなので彼にやらせてみることにしたようです。ラディコンの通常ワインとの区別として、500mlボトルではなく750mlボトルを採用し、エチケッタも少し違います。使用するブドウは「オスラヴィエ」に使っているのと同じシャルドネ&ソーヴィニヨンでマセラシオン(=果皮浸漬)の期間はやや短めとなっています。ここまで読むとビジネス戦略で生まれたセカンドワインより通常ワインの方を呑みたいと思うかもしれませんがこのセカンドワインでも十二分なクオリティーなのですよ。ラディコン入門用にもいいでしょうね。


  上本町の王道ビストロ「A volone(アヴォロンテ)」なかじーさんこと中島ソムリエールによるセレクト、すなわちNAKAJIVIN(ナカジヴァン)。

DSC_0063.jpgDSC_0067.jpgDSC_0069.jpg
 (左)フランスのロワール地方アンジュ地区のフィリップ・デルメ「トゥルビュランス2013」。蒸し暑いので泡を所望したらシュナン・ブラン100%のペティアンが出てきました。なかじーさんにシャンパーニュのイメージがあまり無いのでクレマンで来るのではないかと予想していたらその斜め上を行くペティアンでした、これはメチャ美味い!
 (中央)アメリカのカリフォルニア州のブロック・セラーズ「カベルネ・フラン セントラル・コースト2012」。「たこりき」タミさんも好んで使うブロック・セラーズのワインの中ではカジュアルなワイン。ブロック・セラーズはバークレーの街中にあるアーバン・ワイナリーで、自社畑を持たないのでビオロジック農法又はビオディナミ農法のブドウを買い付けてきてワインを醸造しています。ジン・ファンデルにしてもカベルネ・フランにしてもブロック・セラーズのワインは他のワイナリーのワインと全くキャラクターが違います。このワインにもカベルネ・フラン特有の鉄っぽさは無くて優しく澄んでいます。
 (右)フランスのブルゴーニュ地方のドメーヌ・ド・ラ・コンブ「ブルゴーニュ ピノ・ノワール2003」。ドメーヌ・ド・シャソルネイのフレデリック・コサ-ル氏が2004年をもって醸造から手を引いたことにより2004年以前のヴィンテージは幻になっています。自分の呑みたいヴァン・ナチュールの方向性を端的に表現してくれている赤ワインでした、こんな秘蔵品を出してくれたなかじーさんに大感謝です。

  谷町六丁目の「前芝料理店」の美人ギャルソニエ浅見さんによるセレクト、すなわちASAMIVIN(アサミヴァン)。前芝料理店は「La Tortuga」「Le Noeud Papillon」出身の前芝オーナーシェフが「BON MARCHE(ボン・マルシェ)」跡に今年2/6にオープンしたお店。18時~22時までは王道ビストロ料理を提供しながら22時~のバータイムにはジャンルを超えたウマいモンを出すから「料理店」と名付けたそうです。日曜日は15時から営業していますがランチメニューはなくてバータイムと通常営業メニューの両方からオーダーできます。

DSC_0090.jpg DSC_0093.jpg
 (左)フランスのロワール地方のレ・ヴァン・コンテ「アリゴテスト」。初訪問にも関わらずこれが出てきて私がレ・ヴァン・コンテ好きなのがどこかからバレてたのか?と疑いつつもちろんそんな訳はないのですが。
 (右)フランスのボルドー地方サンテミリオン地区のジェラール・デスクランブ「シャトー・ルネサンス2012」。ナチュールの生産者の少ないボルドー地方にあって1954年からビオロジック農法を導入している先駆者的存在。「薄旨系がお好きですよね?」と聞かれて出てきた軽快で柔らかいタイプのボルドーワインで、重いボルドーワインが苦手になっている私でもこれなら大丈夫です。

 淡路町 「Kiff(キフ)」RICOオーナーソムリエールによるセレクト、すなわちRICOVIN(リコヴァン)。

DSC_0131.jpg DSC_0135.jpg
 (左)オーストラリアのヴィクトリア州のパトリック・サリヴァン「パブ・ランブルスコNV」。イタリアのエミリア・ロマーニャ州の名物微発泡ワインのランブルスコをオーストラリア的イメージで再現したというコンセプト。何故にオーストラリアでランブルスコ用品種のグラスパロッサ?と思いますが、世界一有名なオーストラリアワイン「イエローテイル」用の低価格ブドウを大量に栽培しているエリアの中に化学薬品を全く投入されずに手つかずで放置されていたグラスパロッサの畑があったそうです。見るからに無濾過で無清澄なのが分かる濃度、イタリアのランブルスコとは全くの別物です(こっちの方が美味しいです)。
 (右)フランスのアルザス地方ミッテルベルクハイム村のカトリーヌ・リス「アンプラント ピノ・ノワール2012」。ローヌ地方の大手シェプティエがアルザス地方に立ち上げたドメーヌの責任者を経て独立した女性醸造家カトリーヌ・リスさんが造るワインで「大阪のお店でカトリーヌ・リスのワインをグラスで出しているお店はそうは無いよ」とRICOさんが自慢する自信の仕入れの一本。「本当にワイン好きな人に飲んでもらいたい」と私の分の最後の1杯を取り置いてくれていたのです。抜栓から1週間経っていたので香りは酸化臭がしていますが味の方はすっきりクリアーな味でまだまだイケていました。

  「たこりき」ソムリエールのタミさんによるセレクト、すなわちTAMIVIN(タミヴァン)

DSC_0165.jpgDSC_0170.jpgDSC_0171.jpg
 (左)イタリアのエミリア・ロマーニャ州のヴィットーリオ・グラツィアーノ「リーパ・ディ・ソプラヴェント ヴィーノ・フリッツァンテ・ビアンコ」。タミさんお気に入りの注目のインポーター「エヴィーノ」が取り扱っているランブルスコ生産者が造る微発泡白ワイン。白ワインでこんなに美味しいならさぞかしランブルスコの方も美味しいんでしょうね(知る人ぞ知るランブルスコなのですぐに完売するようです)。
 (中央)イタリアのトスカーナ州モンタルチーノ村のラ・ジェルラ「ロッソ・ディ・モンタルチーノ2013」。ここのブルネッロ・ディ・モンタルチーノを呑んでみたいのですがタミさんが「ロッソ・ディ・モンタルチーノでも十分に美味しいよ」と言う通り、サンジョヴェーゼ・グロッソにしては非常にキレイ系で十分に満足できるクオリティーです。
 (右)フランスのベルジュラック南部のシャトー・レスティニャック「トルレム」。トルレムTORLEMを逆から読むとmelrot、つまりメルロー100%の赤ワインなのですがガメイだと思ってしまいました(汗)。と言いますかこれがメルローなら他のメルローは何!?と思ってしまいます、それ位にメルローの一般的印象と違うので。

  自分が非常にラッキーだと思うことはワインの好みのストライクゾーンが広いことです。ヴァン・ナチュールにも無難なモノからヘンタイ的なモノまで幅広くあり、ダメな人には絶対ダメであろう超珍品でさえ美味しく受け入れてしまえる自分の好みが我ながらスゴイと思いますわ。

スポンサーサイト

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。