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高貴なる腐敗 Kiff

 今年3月にオープンした「Capanna(カパンナ)」のすぐ隣で4月にヴァン・ナチュールのワインバーがオープンしたとの情報をさる筋より入手。オーナーソムリエールさんとはこれまでに面識は無いのですがもらったショップカードがとても印象深くてお店の方にも興味が湧いていました。

 ワインバーのオープンは20時~なので先にCapannaの方に寄ります。

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 (左)マルケ州のコッレ・ステファノ「ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ2014」。ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージよりもヴェルディッキオ・ディ・マテリカの方がネギさんこと根岸オーナーの好みということでこのワインの他にも美味しいヴェルディッキオ・ディ・マテリカがストックされています。
 (右)トスカーナ州のレ・ポタッツィーネ「パルス2012」。
  この日はレ・ポタッツィーネを含めて有限会社エトリヴァンの取扱い赤ワインが3本も開いていました。エトリヴァンのワインばかり同時に3本というのはかなり珍しいですし、他にもスプマンテも大阪の多くのイタリア料理店が使っている定番中の定番スプマンテの仕入れを止めたりとネギさん流のワインセレクトのカラーが出てきています。同じグループ出身の先輩ソムリエである「TAVERNETTA da KITAYAMA」魚見マネージャーのヴァン・ナチュールを上手く織り交ぜたセレクトや、「BUN da BUN!!」村上店長のロエロ推しのセレクトとはまた個性が違います。それぞれのカラーのワインセレクトがあって実におもしろいです。

  さて、いよいよお隣のワインバーに入ります。Capannaのすぐ隣の、かなり年季の入ったビルの扉を開けて二階へと通じる少し急な階段を上がっていきます。こんな場所にワインバーがあるなんて一見客が知りようも無いですから「どなたかからの紹介ですか?」とオーナーソムリエールのRICOさんに聞かれました。RICOさんは中之島ダイビル「ばかや」と江戸堀「(食)ましか」の出身。(食)ましかの今尾オーナーは「ほんまもん小松屋」こと株式会社小松屋の直営店「passion et nature(パシオン・エ・ナチュール)」の店長を務めていた人物だそうで同店はヴァン・ナチュール専門店の先駆者的存在ですからRICOさんがヴァン・ナチュールに特化というのもその影響であることは想像に難くないです。ワインの仕入れは(食)ましかのワインショップ部門「(酒)ましか」と「FUJIMARU(フジマル)」からとのこと。

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 (左)極小の洒落たショップカードに書かれた店名は「Kiff POURRITURE NOBLE(キフ プリテュール・ノーブル)」。POURRITURE NOBLEを直訳すると「高貴なる腐敗」でワイン好きなら誰もが知る貴腐ワインのことを指し、貴腐ワインとフランス語で「好き」を意味する俗語「kiff」とを掛け合わせた店名だそうです。
 (右)カウンター3席、3人掛けテーブル1卓、そして窓に面したベンチシートのみというコンパクトな店内は赤い壁と赤い電灯とで赤一色に支配されていて妖艶な雰囲気が漂います。大阪市中央区のド真ん中の立地とは思えない、「魔女の館」っぽい(笑)。

  妖艶な雰囲気に反してRICOさんの接客は至ってフランクです。ヴァン・ナチュール好きなソムリエさんは自身も自然体な人が多いですよね。ヴァン・ナチュールはフランス産を中心にイタリアやオーストラリア、日本のワインもあります。お付き出しでナッツや生ハムが小皿盛りで出てきますがフードメニューは無くてお腹が減ったらCapannaへどうぞ。

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 (左)ブルゴーニュ地方のドメーヌ・ポール・ショレ「クレマン・ド・ブルゴーニュ」。
 (中央)ローヌ地方のドメーヌ・フォン・シプレ「ル・グルナッシュ・デュ・ボワ・サン・ジョーム2012」。
 (右)日本の北海道のドメーヌ・タカヒコ「ナナツモリ ピノ・ノワール2013」。

  いやはや、不思議な空間です。Capannaとセットで通ってしまいそうです。

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