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スペインのペトリュスことペスケラのアレハンドロ・フェルナンデス来阪

  ここのところ世界各国からのワイン生産者の来日ラッシュが続いてますね。スペインからも「アルタディ」「ベンハミン・ロメオ」と超大物が相次いでやって来ていますがまたもスペインから超大物がやって来ました。「スペインのペトリュス」と言われる「ティント・ペスケラ・クリアンサ」を造っている醸造家アレハンドロ・フェルナンデス氏の娘のオルガ・フェルナンデス・リベラ女史。
  そのオルガさんを囲んでのメーカーズ・ディナーがバスク料理店「ETXOLA(エチョラ)」で開催されたのですが実は同店ではその前日にもメーカーズ・ディナーが開催されていました。前夜にやって来たのは「ボデガ・イニエスタ」。そうです、スペインのリーガ・エスパニョーラのFCバルセロナ所属でスペイン代表でもあるアンドレス・イニエスタが2010年にラ・マンチャで設立したボデガです。もちろんイニエスタ本人がやって来た訳ではないのですが。

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↑ETXOLA店内のワインセラー入り口横に飾られたボデガ・イニエスタのユニフォーム。ちなみにボデガ・イニエスタが造るワインはどれもカジュアル価格帯のもので一番高くて2000円台半ばです。

  さて、話は本題に戻ります。

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↑ボデガについて説明するオルガさん。アレハンドロ・フェルナンデスは「ペスケラ」「コンダード・デ・アサ」「デエーサ・ラ・グランハ」「エル・ビンクロ」の4つのボデガを所有しています。今から40年以上前のリベラ・デル・ドゥエロでは「ベガ・シシリア」以外に世界的に有名なワインは存在せず大量生産の安物ワインばかりが造られていました。そこにやって来たのがアレハンドロ・フェルナンデス氏。自身が飲みたい赤ワインを造るために1972年にペスケラを創立し、ティント・ペスケラをワイン評論家のロバート・パーカーJrにテイスティングしてもらえるよう送ったそうです。それまでスペインワインなど全く眼中に無かったパーカーJrはティント・ペスケラ・クリアンサをテイスティングして驚き「スペインのペトリュスだ!」と絶賛、それによってリベラ・デル・ドゥエロでも素晴らしいワインが造れることが世界中に証明されてリベラ・デル・ドゥエロでも高品質ワイン造りを目指す生産者が数多く現れるようになっていくのです。
  アレハンドロ・フェルナンデスのワインは全て単一品種100%で、赤ワインはテンプラニーリョのみでボデガのある土地の個性の違いを表現しています。

<ワインリスト>
1.アレハイレン・クリアンサ2009
2.ティント・ペスケラ・クリアンサ2011
3.ティント・ペスケラ・レゼルヴァ2009
4.デエーサ・ラ・グランハ14 1998
5.アレンサ・グラン・レゼルヴァ2003
6.ティント・ペスケラ・ミレニウム2002

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 (左)アイハイレンはラ・マンチャにあるエル・ビンクロで造っているアレハンドロ・フェルナンデス唯一の白ワイン。パラへ・ラ・ゴロサという区画の樹齢80年のアイレンを100%使用し、ステンレスタンク発酵後にフランス産の樽で長期熟成。まるでマセラシオン(=果皮浸漬)したオレンジワインのような濃い黄金色をしていて、樽のボリューム感とスパイシーさがあり、広がりと膨らみが尋常ではありません。
 (中央)今回は3種類のペスケラがサーヴされ、最もベーシックなティント・ペスケラ・クリアンサは噛み締めんばかりの赤い果実の凝縮感があります。
 (右)クリアンサからレゼルヴァにランクアップしたのですが明らかに次元も上がっています。クリアンサの赤い果実味の凝縮感はややもするとキツさを感じますがレゼルヴァにはエレガントさと複雑味が加わり呑んでいて重く感じないのです。

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 (左)デエーサ・ラ・グランハ14はトロに近いサモーラ地方にあるデエーサ・ラ・グランハで造られている赤ワインでこの1998年ヴィンテージがファーストヴィンテージです。ティント・ペスケラとはキャラクターが全然違います。最初に印象はすごく柔らかく、徐々にインキーさが出てきます。
 (中央)アレンサはドゥエロ河東端にあるコンダード・デ・アサにて良年にのみ造られるトップ・キュヴェ。アレンサというワイン名はアレハンドロと妻エスペランサの名前を合体させて作った造語です。活き活きとして甘く優しく、2003年ヴィンテージですがまだまだ熟成するでしょうね。
 (右)ペスケラの最上級ワインはヴィンテージによって名前が変わります。力強い年はアメリカ産の樽で熟成させて「ハヌス」としてリリース、エレガントな年はフランス産の樽で熟成させて「ミレニウム」としてリリース。ティント・ペスケラ・レゼルヴァでも次元の違いを感じましたがミレニウムはさらに次元が違います。

<コース料理>
1.フランス産ホワイトアスパラガスと岩手産ワタリガニと厚岸産生ウニ
2.三重産サゴシのスモークと赤パプリカのサラダにニンニクのエスプーマ風味
3.フランス産フォアグラのソテーと野菜のメネストラ
4.三重産石鯛の炭火焼きとアロス・ネグロ
5.ブルターニュ産仔鴨胸肉の炭火焼きにチェリーソース
6.NZ産骨付き仔羊肉の炭火焼き
7.タルタ・デ・ケソ・マンチェゴにマンゴー添え

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↑今回も赤ワインが5種類もあるので炭火焼きの肉料理が2種類の超ボリューミーなコース料理でした。


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