スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マルヴィラがBUN da BUN!!にやって来た

  先月の「モンキエロ・カルボーネ」に引き続きまたもピエモンテ州ロエロ地区から生産者が来阪です。1950年代に創立し、1990年代に創立したマッテオ・コッレッジャとモンキエロ・カルボーネよりも先輩である「マルヴィラ」を運営するダモンテ兄弟のうち醸造担当のロベルト・ダモンテ氏がやって来ました。
  大阪での公式メーカーズディナーは前夜に「ROSANERA(ローザ・ネーラ)」で開催されていますが、マルヴィラ愛に関しては誰にも負けない、たぶん関西一(もしかして日本一)のマルヴィラ偏愛者である村上ソムリエが店長を務める「BUN da BUN!!(ブンダブン)」でもロベルトさんを囲んでの会がひっそりゆるりと開催されました。

  ロベルトさんとアテンドの広瀬女史は北新地の割烹で食事をしてからの到着なので開始時間は22時と遅い目。村上店長からは事前に開始時間と会費の金額しか聞かされてなかったのでどういうスタイルでの会なのか全く判らないまま参加してみたら予想を超える展開が待っていました。会費の金額からして試飲程度の量かなと思っていたらとんでもない!

DSC_6542.jpgDSC_6540.jpg
↑これらのワインが順番に出てくるのですが1種類あたりの量が通常のグラスワイン並の量あるのです。通常価格で全て呑めば総額1万円を超えることは確実。しかも実質おかわり自由でパーネ&サラーメ&フォルマッジョ付きです。原価や採算なんて完全に度外視、出血大サーヴィスどころか出血多量死するような大盤振る舞いに、日頃は淡々と仕事をする村上店長の本気振りが伺えます。

  乾杯はアルネイス100%でシャルマー方式で造るスプマンテ「リヴ・ゴーシュNV」で。続いてマルヴィラの看板「ロエロ・アルネイス2013」と「ランゲ・ビアンコ トレウーヴェ2006」の白ワイン2連発。赤ワインの1種類目はバルベーラを主体にネッビオーロとボナルダを極少量ブレンドした新商品「ランゲ・ロッソ2011」。そして今回の超目玉「ロエロ・スーペリオーレ1998マグナム」「ロエロ・スーペリオーレ トリニタ2000マグナム」「ロエロ・スーペリオーレ トリニタ2001マグナム」のマグナム3連発!2000年ヴィンテージの熟成具合は完璧お見事、2001年ヴィンテージはまだまだタンニンが残っていてもう少し置いた方がいい、1998年ヴィンテージは2000年ヴィンテージと2001年ヴィンテージとの中間。

DSC_6543.jpg DSC_6544.jpg
 (左)参加者が御馴染みの面々ばかりということでロベルトさん到着後も和やかな雰囲気で会は進みます。
 (右)パーネは何と先日に「Osteria La Cicerchia(オステリア ラ・チチェルキア)」でピエモンテ兄貴を驚愕させたLouloutte(ルルット)のパーネ・マルキジャーノもあります。

DSC_6547.jpg
↑参加者の中にイタリア語ペラペラの女性がいてその女性を介してロベルトさんからワインのサーヴ温度に関する説明を受けている村上店長。
  マルヴィラのワインは株式会社アッシュトレーディングがずっと輸入していたのですが同社がワイン輸入を止めてしまい、それに伴ってマルヴィラのワインも日本に入ってこない時期があったのですが今年4月から株式会社パシフィック洋行が日本での正規輸入元となり晴れて日本への輸入再開となったのです。

  マルヴィラ、マッテオ・コッレッジャ、モンキエロ・カルボーネのロエロ地区を代表する三大生産者。一言にロエロ地区と言ってもそれぞれに独自のスタイルを確立していてそれぞれに良さがあり、どれが一番かは言えません。

  以下はこの日とは別の日に食べたピエモンテ兄貴こと出水シェフの料理の数々です。

DSC_6330.jpgDSC_6625.jpgDSC_6626.jpg
 (左)クロスティーニ・ディ・アッチューゲ・エ・ブッロ。出水シェフ曰く「ピエモンテの定番おやつ。東京のmescita(メッシタ)の女性シェフが雑誌で紹介してから有名になったけど俺は北新地(il Dono)の頃からやってる。アンチョビを塩抜きするかしないかとか、サルサ・ヴェルデを添えたりとかヴァリエーションがある」。オーダーごとにアンチョビを塩抜きするのが出水シェフのこだわりで、アンチョビとバターを一緒にバゲットにのせるだけの極シンプルなストゥッツキーノなのですがこれが激ウマなのです、ピエモンテーゼの知恵ってスゴイ。
 (中央)水ナスとサラーメとリコッタ。一見合いそうもない三つの素材が三位一体となった傑作アンティパスト。
 (右)コニリオとトンノとアッチューガをのせた茹で玉子のサマートリュフ風味。

14404237530.jpeg14404238150.jpeg14404237970.jpeg
 (左)ハモのフリット。見た目がハンバーガーのようですがハモのフリットとズッキーニのフリットとで紫玉ねぎをサンドしてあります。
 (中央)ファリナータ。ヒヨコ豆ペーストのクレープであるファリナータはリグーリア州の郷土料理だと思っていたらお隣のピエモンテ州でも定番料理のようです。
 (右)小さなラザーニャ。ピエモンテにもラザーニャあるんですか?と出水シェフに聞いたら「ラザーニャはどこにでもある、イタリアの国民食」とのこと。

DSC_6329.jpgDSC_6332.jpgDSC_6333.jpg
 (左)生ウニとトマトのスパゲッティ―。私はここではタヤリンやアフリカとか手打ちパスタしか注文しないのですがこの時は同行者が生ウニに反応してBUN da BUN!!で初めて乾麺パスタを注文することに。流石は出水シェフ、乾麺パスタも絶美味です。
 (中央)フレッシュトマトソースのアフリカ。昨年初めて食べた時にその見た目と美味しさの両方に「なんじゃこりゃ!?」と驚いたアフリカがメニューに復活しました。
 (右)トーマ・ピエモンテーゼと季節野菜のグリリアータ。

DSC_6535.jpgDSC_6627.jpgDSC_6536.jpg
 (左)富山産カプレットのアッロースト。ピエモンテならではの肉料理と言えばカプレット=仔山羊肉、TAVERNETTA da KITAYAMAとの共同仕入れで極上のカプレットが入荷していると聞いてこれを食べない手はありません。「焼き加減を柔らかく焼くかしっかりと焼くかどっちにする?焼き方によってサルサも変わる」と出水シェフに聞かれて柔らかく焼いてもらうことに。レア状態の美しい断面、ジューシーな仔山羊肉にフォルマッジョを使ったサルサが絡んでアッと言う間に完食してしまいました。
 (中央)乳のみ仔豚肉のアッロースト。スペイン料理のコチニージョのように骨付き仔豚肉の皮をカリッカリっに香ばしく焼いてあり、ネットリとした皮下脂肪とのコントラストが絶妙!
 (右)トルタ・ディ・ノッチョーラ。ノッチョーラ=ヘーゼルナッツもピエモンテ名産品で素朴で優しい味のドルチェです。

スポンサーサイト

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。