マルケ巨匠が3周年
京町堀2丁目(KMB2)のマルケ専門店「Osteria La Cicerchia(オステリア ラ・チチェルキア)」がこの5月で3周年を迎えられました。ムラジーナさんこと連オーナーシェフ、おめでとうございます!18時までであれば席があるとのことで久し振りに立ち寄ってみると偶然に「ピエモンテ兄貴」と遭遇。そういえばピエモンテ兄貴を初めてお見かけしたのもCicerchiaででしたね。



(左)パーネ・マルキジャーノのクロスティーニ。パーネ・マルキジャーノはその名の通りマルケ風パンです。フォカッチャを自家製しているムラジーナさんですがパーネ・マルキジャーノを再現するにはパン職人の専門スキルが不可欠ということですぐ近くのパン屋「Louloutte(ルルット)」に依頼して作ってもらっています。元々はCicerchia専用に開発されたパーネ・マルキジャーノですがLouloutteでは一般向け販売もされています。一見パーネ・トスカーノに似ていますがパーネ・トスカーノのように無塩ではなく少し塩は入っていて、上にのる具のグアンチャーレ&サルヴィア、自家製サルシッチャをしっかり受け止めつつパン自体の美味しさも際立っています。その大きさと超良心的価格にピエモンテ兄貴も驚愕していました。
(中央)季節野菜のフリカント。簡単に言うとマルケ風カポナータだそうですがフリカントの特徴はパターテ(ジャガイモ)が入っていることです。
(右)レンズ豆のタイム風味。Cicerchiaと言えば豆料理です、私の中では豆料理で感動する唯一のお店です。

↑久し振りに食べるムラジーナさんの手打ちパスタはバザニャッコリ。トスカーナ州の郷土パスタであるパッパルデッレによく似た幅広パスタですがパッパルデッレとの違いは生地にジャガイモを加えて練ってあるところ。ツルンとした食感が心地よくトンノ入りトマトソースともよく絡みます。



(左)ガロフォリ「ブリュット・リゼルヴァ メトード・クラシコ2008」。
(中央)ヴィッラ・ブッチ「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ・スーペリオーレ2013」。ムラジーナさんのおかげでヴェルディッキオにどハマりした私ですがそれ以前にヴェルディッキオで初めて美味しいと思ったのがこのブッチのワインです(その時の記事はこちら)。
(右)サン・サヴィーノ「チプレア・ペコリーノ」。「ウチに来たらヴェルディッキオしか飲まないよね」とムラジーナさんに指摘されてそれならばとムラジーナさんにヴェルディッキオ以外の白ワインを出してもらいました。このチプレアはマルケ州のペコリーノで初めてガンベロ・ロッソのトレ・ビッキエリを獲得しただけに並のペコリーノではありません。恐るべしマルケ州のペコリーノ、恐るべしムラジーナセレクト。
この後、「ラクリマもアレアティコもどちらもバラ香がして同じに感じる」と言ったら「ラクリマとアレアティコとは違うよ」との言葉と共に目の前にドーンとアレアティコ100%のワインのボトルが置かれアレアティコとラクリマの個性の違いについて検証することに。その結果、アレアティコの方が鈍器のようにずっしりと重く、ラクリマの方は飛び道具のように軽やか(ただしラクリマにも重いタイプはあり)で個性の違いを理解できました。流石はシニアソムリエールでもあるムラジーナさん。

↑3周年記念のオリジナルトートバッグをいただきました。デザイン中のワインボトルは全てCicerchiaで御馴染みのマルケワインで非常に凝った仕事が施されてあります。



(左)パーネ・マルキジャーノのクロスティーニ。パーネ・マルキジャーノはその名の通りマルケ風パンです。フォカッチャを自家製しているムラジーナさんですがパーネ・マルキジャーノを再現するにはパン職人の専門スキルが不可欠ということですぐ近くのパン屋「Louloutte(ルルット)」に依頼して作ってもらっています。元々はCicerchia専用に開発されたパーネ・マルキジャーノですがLouloutteでは一般向け販売もされています。一見パーネ・トスカーノに似ていますがパーネ・トスカーノのように無塩ではなく少し塩は入っていて、上にのる具のグアンチャーレ&サルヴィア、自家製サルシッチャをしっかり受け止めつつパン自体の美味しさも際立っています。その大きさと超良心的価格にピエモンテ兄貴も驚愕していました。
(中央)季節野菜のフリカント。簡単に言うとマルケ風カポナータだそうですがフリカントの特徴はパターテ(ジャガイモ)が入っていることです。
(右)レンズ豆のタイム風味。Cicerchiaと言えば豆料理です、私の中では豆料理で感動する唯一のお店です。

↑久し振りに食べるムラジーナさんの手打ちパスタはバザニャッコリ。トスカーナ州の郷土パスタであるパッパルデッレによく似た幅広パスタですがパッパルデッレとの違いは生地にジャガイモを加えて練ってあるところ。ツルンとした食感が心地よくトンノ入りトマトソースともよく絡みます。



(左)ガロフォリ「ブリュット・リゼルヴァ メトード・クラシコ2008」。
(中央)ヴィッラ・ブッチ「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ・スーペリオーレ2013」。ムラジーナさんのおかげでヴェルディッキオにどハマりした私ですがそれ以前にヴェルディッキオで初めて美味しいと思ったのがこのブッチのワインです(その時の記事はこちら)。
(右)サン・サヴィーノ「チプレア・ペコリーノ」。「ウチに来たらヴェルディッキオしか飲まないよね」とムラジーナさんに指摘されてそれならばとムラジーナさんにヴェルディッキオ以外の白ワインを出してもらいました。このチプレアはマルケ州のペコリーノで初めてガンベロ・ロッソのトレ・ビッキエリを獲得しただけに並のペコリーノではありません。恐るべしマルケ州のペコリーノ、恐るべしムラジーナセレクト。
この後、「ラクリマもアレアティコもどちらもバラ香がして同じに感じる」と言ったら「ラクリマとアレアティコとは違うよ」との言葉と共に目の前にドーンとアレアティコ100%のワインのボトルが置かれアレアティコとラクリマの個性の違いについて検証することに。その結果、アレアティコの方が鈍器のようにずっしりと重く、ラクリマの方は飛び道具のように軽やか(ただしラクリマにも重いタイプはあり)で個性の違いを理解できました。流石はシニアソムリエールでもあるムラジーナさん。

↑3周年記念のオリジナルトートバッグをいただきました。デザイン中のワインボトルは全てCicerchiaで御馴染みのマルケワインで非常に凝った仕事が施されてあります。
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