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ベンハミン・ロメオ再び コンタドール×bb9=アジア1

  スペインワイン界の超大物生産者ベンハミン・ロメオ。昨年10月の「gastroteka bimendi(ガストロテカ・ビメンディ)」初のメーカーズディナーのゲストとして大阪にやって来てそれからわずか半年少々しか経っていないのにもう再会となりました。再会の場所は昨年11月に「ジビエと白トリュフの会」で初訪問した神戸元町の薪焼きレストラン「bb9(ベベック)」。
  昨夜も大阪の「EL PONIENTE CARBON(エル・ポニエンテ・カルボン)」でメーカーズディナーがあり、その後に「BAR Hemingway」に寄ってかなりお疲れのはずなのにベンハミンさんは終始ご機嫌なのです。その理由が「bb9は日本で、いやアジアで最高のレストランだ。料理が美味しいのはもちろんだが西川ソムリエがいるからだ。日本の他のレストランでワイン会をする時は自分のワインを最高の状態でサーヴしてもらいたいのであれこれ口を挟まずにいられないが西川ソムリエになら安心して全てを任せられる。とっておきのワインもリオハから持ってくることができる」と大絶賛するbb9に来ているからなのです。

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 (左)ベンハミンさんこだわりのスペイン産コルク。
 (右)ベンハミンさんの真正面の席に座っていた「最強の同志」に撮影してもらったベンハミンさんとコンタドールとのナイスなショット。

<ワインリスト>
1.カヴァ・ロサド・ブリュット・ナチューレ2008
2.マシソ2008
3.プレディカドール・ビアンコ2007
4.ケ・ボニート・カカレアバ2010
5.カルメン・グラン・レゼルヴァ2007
6.ラ・ヴィーニャ・アンドレス・ロメオ2006
7.コンタドール2012
8.コンタドール2001
9.シャトー・ディケム1999

  カヴァ・ロサドはスペイン国内のレストランに納品する分だけの生産量しかなく、インポーターの株式会社グルメミートワールドも輸入させてもらえていないところ、今回は西川ソムリエの依頼を受けてベンハミンにハンドキャリーで特別に持って来てもらったものです。

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 (左)リオハではなくカタルーニャで造っているマシソの詳細は昨年のメーカーズディナーの記事に書いたので省略しますがこの2008年がファースト・ヴィンテージになります。パワーとボディーのある白ワインというコンセプトなので元々が骨格のしっかりした白ワインなのですが糖度・密度・凝縮度がこれまでに呑んだヴィンテージとは段違いです。
 (中央)プレディカドール・ブランコもこの2007年がファースト・ヴィンテージとのこと。ガルナッチャ・ブランカ&マルヴァジア&ビウラの3品種のフリーラン果汁のみを使用し、新樽100%のフレンチオークで発酵・熟成。2007年ヴィンテージとは思えない程に樽樽していてまだまだ熟成しますよ。ちなみにプレディカドールというワイン名はクリント・イーストウッド監督の映画「ペイル・ライダー」に由来しています。
 (右)「コンタドールの白」とも言われるボデガ・コンタドール最高の白ワインがこのケ・ボニート・カカレアバ。まさにスペイン最高位の白ワイン、マシソとプレディカドール・ブランコとでも格が全然違います。セカンドワインのプレディカドール・ブランコと同じくガルナッチャ・ブランカ&マルヴァジア&ビウラの3品種を使用。

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 (左)カルメンはベンハミンさんが母親に捧げるワインとして生み出した赤ワインで母親の25歳の時の写真がエチケットに使われています。テンプラニーリョを主体にガルナッチャとグラシアーノとマスエロを少量ブレンド。
 (中央)ラ・ヴィーニャ・アンドレス・ロメオは父親に捧げるワインでありボデガ・コンタドール唯一の単一畑モノ。カルメンとアンドレス・ロメオを呑み比べると両者のキャラクターの違いがよく分かります。アンドレス・ロメオが圧倒的なボリュームと存在感があるのに対しカルメンはエレガントで綺麗。
 (右)スペイン、いや世界中のワインのトップクラスにあるコンタドールの比較テイスティング。カルメンとアンドレス・ロメオはグラスからグラスへのグラス・デキャンタージュでしたがコンタドールはデキャンタージュがされています。カルメンとアンドレス・ロメオという別次元の上にさらに別次元が広がっています。どちらも素晴らしいですが11年のヴィンテージ差が出ていて、2012年ヴィンテージはまだ夜中にあり今後の熟成によって夜明けを迎えるという印象です。2001年ヴィンテージの印象は昼間ですね。

<コース料理>
1.淡路産サバの薪焼き
2.水ナスとじゅんさいとトマトの擦り流し
3.ホワイトアスパラガスの薪焼きに燻製バターがけ
4.淡路産アブラメの薪焼き
5.自家製河内鴨のチストラの薪焼き
6.淡路産伝助穴子の薪焼き
7.バスク種キントア仔豚の薪焼き
8.ドライエイジング熟成牛肉の薪焼き
9.マンゴーソルベ
10.燻製アイスクリーム

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 (左)サバも上物、塩加減もエエ塩梅。
 (中央)自家製パンも美味。
 (右)コース料理の中でも異色の一品。

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 (左)ホワイトアスパラガスを一切ボイルせず薄皮が付いたまま薪焼きにして自家製燻製バターを溶かしかけてあります。この季節にはどこのお店でも見かけるホワイトアスパラガスを実はこれまでそんなに美味しいとは思ってなかったのですがホワイトアスパラガスの真なる美味を体験しました。
 (中央)私の分のホワイトアスパラガスが運ばれてきた時にホワイトアスパラガスが倒れてしまい、隣のベンハミンさんが起こしてくれている図。たぶん、ベンハミン・ロメオにホワイトアスパラガスを起こしてもらった世界で唯一の人間かもしれません。
 (右)皮目カリカリで身はしっとりの焼き加減なアブラメ。皮目だけを薪焼きにして身の方には直接火は当てていないそうです。

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 (左)昨年のジビエと白トリュフの会では出なかった河内鴨のチストラ。チストラはバスク地方名産のチョリソーで、松原市のツムラ本店の河内鴨を使って作るチストラが坂井シェフのスペシャリテなのだと聞いていましたが悶絶モノの美味しさです。生肉に近いネットリとした食感なのですがもちろん火は通っています。薪の上で焼くのにどうしてこんな火入れができるものなのか・・・驚愕。
 (中央)肉厚な伝助穴子にニンジンとヴィネガーのソースを添えて。
 (右)まるでキャラメリゼしたかのように皮目がカリッカリに焼かれたキントア仔豚。

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 (左)メインの肉料理が登場することの合図の生野菜。
 (中央)(右)ドライエイジング牛肉は牛肉に関心の薄い私でも大好きです。昨今は熟成肉という言葉があまりに安直かつ頻繁に使用されていますがその大部分がただ古くなって酸化している牛肉であり、ドライエイジング牛肉とは全く別物ですからね。

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 (左)お口直しにマンゴーのソルベ。
 (中央)(右)河内鴨のチストラ、自家製燻製バターと並ぶ坂井シェフのスペシャリテである燻製アイスは先ずはそのまま食べて、その後にシャトー・ディケムをかけて食べます。

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 (左)1999年はコンタドールのファースト・ヴィンテージの年でありベンハミンさんの息子の誕生年でもある特別な年ということでベンハミンさんもシャトー・ディケム1999には大喜び。
 (右)最後は自家製ハーブティーで。このハーブティーが目を見張って酔いが醒める程に美味しかったです。

  言うまでも無く会費はそれ相応の価格ですがそれでもコンタドール1本すら買えません。コンタドールという究極のワインを造るために最大限の努力を惜しまないベンハミンさんの姿に感銘を覚えました(昨年に会った時は「変わったオッサンだな」という印象でしたが・・・)。



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