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至福の伏見イタリアンSemplice

  久し振りに京阪電車に乗って京都まで行ってきました。目的地は京都市伏見区にあるイタリア料理店「Semplice(センプリチェ)」です。先日にこちらのお店に初訪問して感激したT氏がその場ですぐに次回の予約を入れていて、今回T氏よりのお誘いをいただいて初訪問となった次第です。

  中書島駅から北に歩いて数分、京町屋を改装したお店は2階建ですが西山オーナー御夫妻だけでの営業なので2階は営業には使っていないそうです。フルオープンキッチンのカウンター席に4人で横並びに座ります。

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↑テーブル上には箸がセッティングされていてカトラリーはテーブルの引出しの中に納められています。

<ランチコース>
1.モッツァレラと卵黄と大根スープ&生ハムと菜の花
2.本日のサラダ ナッツとほうれん草のクリームと人参のジュレ
3.鹿肉のペーストを詰めたトルテッリに紅芯大根コンソメとコカブとワサビ菜
4.白葱を絡めたタリオリーニと大根の葉に助子添え
5.ブリと半乾燥大根のソテー エゴマとルッコラ
6.熟成南の島豚腿肉に丹波黒豆クリームと背脂クッキー
7.フォルマッジョorドルチェ
8.食後のドリンクと小菓子

  ランチコースは通常は魚料理か肉料理のどちらかの選択になりますが今回は魚料理も肉料理も両方いただくスペシャル仕様のコースです。

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 (左)「大根でスープ?」と意外に思いますが本当に大根そのまんまの味です。
 (中央)美味しい野菜料理は数あれどその最高峰に位置していると言っても過言ではないのがこのサラダ。
 (右)パンは専門技術が必要なライ麦パンのみ購入していてフォカッチャとくるみパンは自家製。

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 (左)驚くべきはトルテッリよりも紅芯大根のコンソメです。付き出しの大根スープもそうでしたが紅芯大根がそのまま液体化したかのように紅芯大根そのまんまの味がします。西山シェフに製法を聞くと、ヒヨコ豆の戻し汁で紅芯大根を炊いて汁が半分の量になるまで煮詰め、そこに大量の紅芯大根の擦り下ろしを投入してから清澄しているそうです。
 (中央)助子=スケトウダラの子、つまりタラコなのでものすごく分かり易く言ってしまえばタラコパスタですがもちろん次元の違うクオリティーです。
 (右)ブリの火入れが驚異的です、そして食感は官能的です。生魚のねっとりプルンとした食感と加熱した魚の繊維質とを両方感じられる、生と加熱との間のギリギリのラインを狙っての火入れです。これも西山シェフに秘密を尋ねるとソテーする前にコンフィよりもさらに低温で超低温加熱しているとのこと。添えられた半乾燥大根も大根の甘味が凝縮されていて非常に美味、「ブリ大根」ではないですけどブリと大根の取り合わせの良さを感じますね。

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 (左)豚の背脂身をカリカリに焼いたクッキーをアクセントに使い、京都イタリアンならではの丹波黒豆クリームが豚肉と予想外なまでのアッビナメント!
 (中央)本日のフォルマッジョはフランス産サン・フェリシアン。
 (右)食後の小菓子。

  料理も素晴らしいのですがワインリストもまた素晴らしい。このワインリストを読みながらワインが呑めてしまう程にワインセレクトの好みが西山シェフと私とでピッタリなのです。西山シェフも相当にワインを呑み込んでいるとお見受けしました。グラスワインもなかなかの銘柄が揃っていますがせっかく4人なので泡白赤のボトル3本を開けることに。

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 (左)乾杯はヴェネト州のラ・ジャラ「ピノ・グリージョ・ロザート・スプマンテ・ブリュットNV」。ピノ・グリージョのロゼ泡は珍しいのでこれをセレクトしたのですがやや甘目で付き出しの大根スープともサラダに添えられた野菜クリームとも上手く調和して我ながらGood jobなセレクトでした。
 (右)白ワインはフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のダリオ・プリンチッチ「ビアンコ」をセレクト。スキン・コンタクト(果皮浸漬)したオレンジワインはどんな料理とも合う万能タイプだとは思っていましたが改めてその万能性を再認識しました。パスタも魚料理も受け止めてしまえる懐の深さ。ワイングラスがもうちょっと大き目のグラスだったならなお良しだったでしょう。
  肉料理が豚肉なのであまりしっかりし過ぎたタイプではない方がいいのではと思い西山シェフと相談して決めたのが同じくフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のカディボン「スキオペッティーノ2012」。

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 (左)これ程のワイン好きな西山シェフなのでディジェスティーヴォの揃えも抜かりがあるはずはなく、カウンター上にズラリと並んだグラッパの数々。
 (右)大好きなラルコ「グラッパ・ディ・ヴィナッチャ・ディ・アマローネ」でカッフェ・コレットにして〆。

  早くも次回の再訪問の予約の話が出て、少し先ですが4月末のランチにまた伺うことが決まりました。

  食後はせっかく伏見にまで来たのでブラリと歩き回ってみました。

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 (左)寺田屋。
 (右)「カッパカッパカッパッパ~」のCMで御馴染みの黄桜の記念館もあります。

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