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有機・ローカル・自由な店abarotz

  天から降ってきたような、全く予期していなかったお誘いというのがたまにあったります。今回もまさにそれです。
  奈良県の富雄にあったモードスパニッシュレストラン「akordu(アコルドゥ)」(建物老朽化による取り壊しが決定したため新たな移転先を探して休業中)の川島オーナーシェフが昨年12/6に東生駒にオープンさせた「abarotz(アバロッツ)」でのディナーのお誘いを受けました。予約時間の3時間前という急過ぎるお誘いでしたがまたと無い機会だと思い即断即決で参加することに。

  お店は近鉄奈良線の東生駒駅からタクシーでワンメーター、徒歩でも10分程の距離のところにあります。本店のakordu、バル・アサドールのDonostiaに次ぐ3号店であるabarotzは「有機」「ローカル」「自由」をテーマに掲げたレストラン&カフェ。この日だけなのかは不明ですが川島オーナーシェフとサーヴィスの女性(マダム?)の2人だけでの営業です。
 アラカルトは無くて昼夜共通のコース料理が2種類のみ、昼営業と夜営業との間にカフェ営業時間があります。今回は4950円(税込)のコースを6人で予約してありました。
 
<今日のコース>
1.蕪 イタリア産オリーヴの実 ハモン・イベリコ
2.和歌山産ウチワハゲのマリネ 吉野柿とシェリー風味 有機サラダ ブラックオリーヴペースト
3.歯舞産タラ白子のベニエ ディルのジェラート 無農薬の蕪 ルッコラ チョリソー
4.和歌山産金目鯛と松塚産大和真菜 サルサ・ヴェルデ
5.香川産オリーヴ牛肉のアサード 月ヶ瀬産浅葱のマリナード
6.アコルドゥのティラミス シトリコス・カリカリ グランマルニエのジェラート
7.食後の飲み物
+大和郡山「PAIN DE CUISSON(パン・ドゥ・キュイソン)」のパンとイタリア産オリーヴオイル

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 (左)お付き出しはシンプルながらもどれも厳選された逸品であることは食べれば分かります。PAIN DE CUISSONは富雄時代のakorduの1階でブーランジェリー「bajo111」を出店していたパン屋で、ライ麦入りのバゲットは一同絶賛の美味しさです。
 (中央)ウチワハゲは標準和名ウスバハギというカワハギ科の仲間。淡白ながらも旨味があってタプナードとよく合います。上の有機野菜サラダも存在感を発揮していますね。
 (右)タラ白子のベニエはフリートス(=揚げ物)なのですが衣の味付けが非常に優しい味付けで揚げ物特有の重たさがありません。おもしろいのがハーブのディルで作った甘くないジェラート。先ずはそのままスプーンですくって食べて溶けてきたらタラ白子のベニエのソース代わりにして食べました。

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 (左)ごっつい肉厚の金目鯛への火入れ、サルサ・ヴェルデの味付けとも言うこと無しですね。今宵のコース料理の中でBESTの一皿でした。
 (中央)以前にakorduで食べた時に美味しいからもっと量を食べたいと思ったオリーヴ牛肉が今回は充分な量で食べられて満足です。
 (右)イタリア料理店でもないのに何故にティラミス?という疑問はありつつもそこが「自由」というテーマの所以なのでしょう、お味の方は抜群です。

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↑食後の飲み物は月ヶ瀬村のほうじ茶「月香」をチョイス。これがまたメチャクチャ美味しいほうじ茶でした!普段なら食後酒を欲する私ですが月香の美味しさに魅了されて今宵ばかりは食後酒の出番は無し(笑)。

  akorduのコース料理が一度食べただけでは到底理解できない難解さを伴ったコース料理だったのに対してabarotzのコース料理はシンプルかつストレートに分かり易いコース料理という印象です。どの料理にも地元奈良産の無農薬野菜が使われていて魚介と牛肉に負けない存在感を発揮しています。

  ワインリストは紙媒体ではなくiPadに画面表示されて渡されます。最近はタブレットを活用する飲食店も増えてきていますね。意外だったのがリストの中で種類が一番多いのがイタリアワインだったこと。次いでフランス、スペインの順です。

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↑今宵呑んだボトルワイン達。6人でボトル3本と追加でグラスワイン白1杯なのでかなり控え目でしたね。左からフランスのシャンパーニュ地方のエリック・ロデズ「グラン・クリュ・ブリュット キュヴェ・デ・クレイエールNV」、イタリアのヴェネト州のアンセルミ「サン・ヴィンチェンツォ2013」、フランスのブルゴーニュ地方のドメーヌ・オリヴィエ・ルフレーヴ「ブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ2010」。グラスワイン白はボルドー・ブランでした。

  今回のチームが大阪市内の某飲食店のスタッフばかりのチームだったので食後の川島オーナーシェフとの談笑も業界の話中心で一般客としては興味深い内容でした。
  akorduの移転場所も決まっていよいよ移転再開に向けて動き出したそうですが、akorduが再開したらDonostiaを任せている日野シェフを呼び戻したりしないといけないのでスタッフの拡充が急務とのこと。人材不足はどこのお店でも共通の悩みのようです。


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