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オレゴンのベルグストロム来阪

  このブログで久々の登場となる西天満「conextion(コネクション)」。昨年はイタリアとスペインに傾倒し過ぎてすっかり御無沙汰気味になってしまっていたのです。そのconextionにアメリカ・オレゴン州からビッグゲストがやって来るということで行って参りました。
  やってきたのは「ベルグストロム」のジョシュさんとキャロラインさんのベルグストロム夫妻。ベルグストロムはオレゴン州ウィラメット・ヴァレーのチュヘイラム・マウンテンズ地区に本拠を置き、ジョシュさんはフランスのブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ショレイ・レ・ボーヌ村のネゴシアンでブドウ栽培とワイン醸造を学んだ後に帰国してレックス・ヒルやハマカー等で修業したという人物。1997年のファースト・ヴィンテージからいきなり好評価を得てワイナリーとしての歴史はまだ浅いながらもオレゴン州のトップ生産者となっています。自社所有の5つのシングル・ヴィンヤード(単一畑)と契約ヴィンヤードのブドウとでワインを造っていて、5つのシングル・ヴィンヤードではバイオダイナミック(=ビオディナミ)農法を実践しています。

  人数限定で参加者募集してコース料理とワインを楽しむという一般的なメーカーズディナーは開催しないのがconextion藤次オーナーシニアソムリエの方針。conextionに生産者が来店した時は、生産者がインポーターの営業担当者と一緒にテーブル席で食事をしながら、合間を見て各自銘々のペースで好きな料理とワインを楽しんでいるお客さんに挨拶して回るというのがconextionスタイルです。この日もそのスタイルでした。
  この日のために用意されたベルグストロムのワインは白3ロゼ1赤3の7種類。藤次オーナーのこだわりで特に綺麗に仕上がった2004年&2007年&2011年の3つのヴィンテージのワインがセレクトされています。

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 (左)「ドクター・ベルグストロム・リースリング2007」。ドイツのリースリングの第一人者的存在「ドクトル・ローゼン」への敬意を込めてドクターの文字を冠したリースリング。残念ながらリースリングは2009年ヴィンテージを最後に生産終了していて、こんなに綺麗で美味しいリースリングがもう造られないことが残念です。
 (中央)「シグリード シャルドネ2011」。スタンダードなシャルドネである「オールド・ストーンズ・シャルドネ」が自社シングル・ヴィンヤードのブドウと契約ヴィンヤードのブドウとをブレンドしているのに対しこのシグリードは自社シングル・ヴィンヤードのブドウ100%使用。選び抜かれた樽のキュヴェのみをブレンドした、まさにオレゴンのシャルドネの最高峰です(もちろん価格の方も最高峰)。ちなみにシャルドネについては各シングル・ヴィンヤードの個性を出すことよりもブレンドの方を重視しているのでシングル・ヴィンヤードのシャルドネを発売することはおそらく無いだろうとのジョシュさんの言葉でした。
 (右)ワタリガニのタルタル。添えられているのはリンゴのコンポートとバルサミコで作ったソルベと塩の泡。熊シェフの料理をというかフレンチ自体をしばらく食べておらず、イタリア郷土料理にドップリ浸っていたのでフレンチは違うな~とシミジミ思いました。

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 (左)「シェイ・ヴィンヤード ピノ・ノワール2007」。このシェイ・ヴィンヤードは契約ヴィンヤードで、ジョシュさんは「最高のブドウを入手するために80ものヴィンヤードのブドウを試してみたけど毎年最高のブドウが実るのがシェイ・ヴィンヤードなんだ。今では契約ヴィンヤードはこのシェイ・ヴィンヤードともう一つだけ」と言います。力強く、ボリューム感があって相当の長期熟成型のワインです。
 (中央)「ベルグストロム・ヴィンヤード ピノ・ノワール2011」。自社所有のベルグストロム・ヴィンヤードのブドウのみで造るベルグストロムのフラッグシップ・ワイン。シェイ・ヴィンヤードと比較してみるとタイプが全然違うのが分かります。まだ若いヴィンテージなのに綺麗で柔らかくて既に十二分に美味しく呑めます。
 (右)フランス・ヴァンデ産仔鳩の燻製ロティ。他店なら半身での提供であろう価格で1羽丸ごとで提供するのが熊シェフのスタイル。正直この価格でヴァンデ産仔鳩を1羽丸ごと食べられるなんてあり得ないですよ、鳩肉好きのワタクシは1羽丸ごとでの提供と聞いて即オーダーしました。ベリーとキノコの複雑味に溢れる重厚なソースはやはりフレンチならではですね。

  昨年があまりにイタリアワインとスペインワインに偏り過ぎたので今年のテーマはそれ以外の産地のワインも万遍無く呑むこと。久し振りに呑んだオレゴンワインはやはり素晴らしいことを再認識しました。

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