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ジビエと白トリュフの会@bb9

  スペイン・バスクにある薪焼きレストラン「Etxebarri(エチェバリ)」で修業した日本人シェフがいる神戸元町「Parrila Nuda(パリーリャ ヌーダ)」の評判は耳にしていました。そのNudaが今年2月に「bb9(ベベック)」と店名も新たにリニューアルしたことも耳にしていましたが私には縁の無い存在だと思っていました。ところが前身Nudaの頃からの常連さん企画の会に参加することとなり初訪問してきました。
  この季節ならではの超贅沢食材であるジビエと白トリュフをふんだんに使ったコース料理とそれに合わせたワインをいただくという超ド級の会。参加者も主催者を始めとして海外旅行常連者ばかり。今回は熱狂的スペイン好きでバスクのEtxebarriにも行ったことがある「最強の同志」も誘っていました。

  元町駅から徒歩5分圏内。元町ウインズがすぐ近くにあるのに喧噪とは無縁な細い路地にひっそりとお店はあります。

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 (左)どこにも看板が無いなと思ってたら・・・
 (右)ものすごく小さくbb9と書いてあります。

  店内は4人掛けテーブルが3卓の計12席。キッチンの内側に2席だけのいわゆるシェフズテーブル的な席がありますがあそこに座って食事できるようになるには何回通えばいいのやら・・・。以前のNudaはもっとカジュアルな造りだったそうです。
  トイレに行く際にキッチン内の様子をチラッと見たら調理スタッフは坂井シェフ含めて3人でしょうか。サーヴィスは西川ソムリエが全て一人で担当します(なのでカトラリーは1組でコース料理を通します)。

<コース料理>
1.自家製バターと白トリュフ
2.天然ブリと赤大根
3.鹿の温製カルパッチョ
4.天然ヒラメのピルピル
5.自然薯と蕗の薹と白トリュフ
6.野菜
7.イノシシ
8.鴨
9.熊のアロス
10.洋ナシのソルベテ
11.燻製アイスクリーム

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 (左)一皿目から白トリュフをシャカシャカと。
 (中央)自家製バターに白トリュフをたっぷり振り掛けて。今年のダントツぶっちぎりのベスト付き出し決定です。
 (右)白トリュフは黒トリュフとは別次元の香りです。香りだけでワインを呑めますよ。

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 (左)西川ソムリエが「ブリ大根です」と言って運んできたのは淡路産天然ブリを薪焼きでさっと火入れして赤大根を添えた一皿。天然ブリは富山県氷見産が有名ですが敢えて脂が少ない瀬戸内産の天然ブリを選んでいるとのこと。この料理と後述するリースリングとが驚異的なマリアージュを見せてくれます。
 (中央)鹿肉の温製カルパッチョにまるで生血のような色合いのビーツのソースを纏わせて。
 (右)天然ヒラメのピルピル。バスク名物料理のピルピルの登場にテンションが上がる最強の同志とその影響を受けて最近スペイン度が急増しているワタクシ。天然ヒラメも肉厚の極上モノです。

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 (左)豆のスープかと思ったら自然薯とのこと。ここにも白トリュフをシャカシャカ。
 (中央)たっぷりの野菜の登場に驚いたらここから続くジビエの付け合せ的な意味合いのようです。もちろん野菜そのものも美味しいです。
 (右)イノシシ肉の薪焼き。イノシシ肉は好きでこれまでに何度も食べてきましたがこれがベストです。今までに食べた猪肉は何だったのか!?と言いたくなる程にしっとりジューシーな焼き加減。

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 (左)岐阜産の鴨胸肉の薪焼きに青トマトとリンゴの短冊を添えて。この鴨胸肉も絶品!
 (右)何と熊肉のリゾット。熊肉はヒグマだったかな?かなり優しい目の味付けで鍋を食べた後の締めの雑炊のような感じですね。

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 (左)洋ナシのソルベテ。砂糖も入れずあくまで洋ナシ100%そのまんまをシャーベットにしたもの。
 (右)燻製アイスクリーム。これはもはやカルチャーショック級の美味しさです。Etxebarriで燻製アイスクリームを食べた最強の同志のテンションも↑↑↑な様子。

  ワインは料理に合わせて西川ソムリエおまかせでいただきます。

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 (左)フランス・シャンパーニュ地方のミシェル・マイヤール「プルミエ・クリュ キュヴェ・ド・レゼルヴ1989」。参加者7人の内1人が乾杯用に1杯飲む程度なので実質6人で熟成シャンパーニュのマグナムボトルを開けます。熟成シャンパーニュはもはやスパークリング・ワインではなく芸術品だと思います。素晴らしい。
 ※写真撮り忘れですが2本目はフランス・アルザス地方のジョスメイヤー「リースリング ル・コターブ2010」。かなり糖度が高くリースリングの最大の特徴であるペトロール香がはっきりと感じられます。これがペトロール香なんだよという説明をするのに最適な例となる程に。ワイン単独で呑むと糖度の高さが気になりますがブリ大根と合わせるとブリ大根の塩分と口内で交わり合って完璧なマリアージュとなるのですから驚きです。
 (右)スペイン・アンダルシアのパゴ・デル・ナランフエス「ピノ・ネグラ」。いわゆるピノ・ノワールなのですがかなり黒い色をしていますし最初一口呑んで土っぽさを感じたので南フランスの赤ワインかと思いました。後で調べたら当主アントニオ・ビルチェス・バレンスエラ氏は南フランスのラングドック地方で幼少期を過ごして現地でブドウ栽培とワイン醸造の仕事もしていたようです。実はこのワインが今日一番の発見でした。最初感じた土っぽさと鹿肉&ビーツのソースとがエエ感じに合っていて、途中で西川ソムリエがこのワインをデキャンタージュすると土っぽさが消えて旨味がどんどんと広がって行くのです。何なんだこのワインは!?インポーターの株式会社ラシーヌが最近はスペインの生産者に注力しているらしいことは知っていましたがまた凄いワインを見つけ出してきたものです。

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 (左)スペイン・バスク地方のイチャスメンディ「チャコリ・ヌメロ・シエテ」。フレッシュ系ではない熟成系チャコリです。ピルピルとバスク繋がりでマリアージュする訳ですが自宅にチャコリを大量に常備しているチャコリ・マイスターな最強の同志を含めて誰もこれがチャコリであるとは当てられません。私なんてブルゴーニュのシャルドネかと思いましたもの。ブドウはオンダラビ・スビとリースリングのブレンド。
 (右)イタリア・ピエモンテ州のポデーリ・アルド・コンテルノ「バローロ・チカーラ1995」。「アルバの白トリュフにはやはり同じピエモンテのバローロでしょう」との西川ソムリエの言葉に一切の異論無し。もちろんイノシシともね。ペルフェットな状態です。

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 (左)フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区のドメーヌ・トロ・ボー「アロース・コルトン1976」。バローロの次はブルゴーニュのグラン・クリュ、それも38年熟成とは・・・鴨肉を食すのにこれ以上の赤ワインがあろうか、いや、無い。
 (右)フランス・ボルドー地方ソーテルヌ地区の「シャトー・ディケム1999」。今年7月の「ディケムかき氷のワイン会」と合わせて今年2回目にして人生でも2回目のディケムですよ。ディケムの前では他の全ての甘口ワインは単なる甘いアルコールと化してしまいます・・・・

 最後はコーヒーや紅茶ではなくほうじ茶をいただいてホッコリします。
  これだけの料理とワインなのですから会費もぶっ飛んだ金額です。その金額に見合ったぶっ飛びの美味しさ。料理、ワイン、その両者のマリアージュの3点全てにおいて今年のベストです。残り1ヵ月ありますがこれ以上のモノは出ないでしょう(同程度かそれ以上の金額を出せばあるかもしれませんが今回の会で金欠状態に陥ったので同程度かそれ以上の贅沢なんて到底できませんから・・・・)。

  今回は通常とは違うスペシャル過ぎる構成になっていて、通常はもっと肉料理が少なく自家製チストラが登場するとのこと。その自家製チストラも是非とも食べてみたいものです。


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