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シェリーもワインも豊富な堺で最強ワインバー

  久し振りに堺東のワインバー「i-ROAS(アイローズ)」に行ってきました。夜に行くのは3月以来のこと、前回は堺市内での仕事の帰りに寄ったのですが今回はこのお店に行くために堺市内まで行ったのです。わざわざ大阪市内からでも足を運んで行くべき価値がこのお店にはあるからです。

  i-ROASこそ堺市内で最強のワインバー(レストランではなくあくまでワインバー)であると確信し、大阪市内でもざらには無いクオリティーのお店だと思っています。以下はそう思う理由です。

○泡はシャンパーニュのみ。グラス・シャンパーニュは1杯1200円で最後に〆シャンとして呑むと1杯800円。しかも5杯取り位のタップリ量で。
○シェリーの取り扱い数が大幅に増えて常時10~12種類はある。しかも1杯100mlが基本量。
○フランスとイタリアを中心にスペインやNZの厳選されたワインがグラスワインで白赤それぞれ常時5種類以上あり、しかも6杯取りが基本量。
○ワインとの相性を考え抜いたワイン無しでは済ませられない料理が揃っている。

  グラスを持った時に何杯取りで提供しているのか大体判ります。何杯取りで提供するのかはお店の経営判断なので特に何も言うつもりはありませんが量と価格がアンバランスなお店で呑むと消化不良な気分になります。シェリーは特に量と価格がアンバランスな傾向が強いです。
  安いワインをたっぷり量で低価格で呑みたいのではありません。クオリティーの高い、セレクトの意図を感じるワインを妥当な量で適正価格で呑みたいのです。この欲求を満たしてくれるお店には自然と足が向きますし、このブログ内にも頻繁に登場します。i-ROASもこの欲求を見事なまでに満たしてくれるお店の中の一軒です。

  石原オーナーソムリエがワインと一緒に楽しむために作る料理とそれに合わせて大窪ソムリエールがセレクトしたワイン&シェリーを存分にいただきました。

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 (左)四万十豚のパテ。いわゆるパテ・ド・カンパーニュで豚の色々な部位やベーコンが入っていて様々な食感が楽しめます。
 (中央)サンチェス・ロマテ・エルマノス「NPUアモンティリャード」。パテ・ド・カンパーニュに酸化熟成したシェリーが合うのではと以前から思っていて今宵ようやく実践できました。予想通りに、いや予想以上に合います。
 (右)フランス・ブルゴーニュ地方のドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス「サン・ヴェラン クロ・ア・ラ・コート2012」。四万十豚のパテの半分をアモンティリャードと楽しみ、もう半分を白ワインと合わせることにしました。プイィ・フュイッセのトップ生産者が造るメチャ旨なサン・ヴェラン。うん、これもまたパテと合います。

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 (左)牛スジ肉の煮込みゴルゴンゾーラ和え。醤油と焼酎とで和風に炊いた牛スジ肉をゴルゴンゾーラのクリームソースで和えたi-ROAS風おでんとのこと。ゴルゴンゾーラが得意でない人なら食べられないかもしれない程にゴルゴンゾーラが濃厚でそれ故に堪らなくワインを欲します。
 (中央)イタリア・トスカーナ州のカーサロステ「キァンティ・クラシコ・リゼルヴァ2005」。ちょっととっておきの1本です。
 (右)イタリア・ヴェネト州のテヌータ・サン・アントニオ「バンディーナ ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ2008」。ヴァルポリチェッラ最強の生産者はラルコだと思っていますがこのバンディーナはラルコのワインに勝るとも劣らぬスーペルなヴァルポリチェッラです!

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↑ここで大窪ソムリエールから再びシェリーが。エミリオ・ルスタウ「アルマセニスタ パロ・コルタド・デ・へレス1/50」。アルマセニスタとは古くから小規模でシェリーを醸造している生産者のことで、そのシェリーはただでも貴重なのにましてや人為的には造れず偶然の産物のパロ・コルタドとなるとさらに貴重なのです。同じルスタウの「アルマセニスタ オロロソ」を買って自宅で呑んだこともあるのですがオロロソでもかなりの高級品でしたよ、もちろん味も並のオロロソとは段違い。ワインバーでこんな貴重なシェリーがあるのが本当にスゴイことです。

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 (左) 蝦夷鹿の芯玉のローストに赤ワインベリーソースとイチゴ。蝦夷鹿の肉が結構な量入荷したそうでローストとビール煮込みが黒板にオン・メニューしていました。
 (中央)フランス・ルーシヨン地方のドメーヌ・デュ・ポッシブル「ル・フリュイ・ド・アザール2011」。まさかi-ROASで自然派ワインが出てくるとは思っていなかったのでこの夜一番ビックリしました。蝦夷鹿の赤ワインベリーソースとイチゴが翌日に解禁のボージョレ・ヌーヴォーとのマリアージュをイメージしたソースなのでヌーヴォー同様にマセラシオン・カルボニックで醸造した軽快でチャーミングなこの赤ワインとよく合うという訳なのです。
 (右)締めはイタリア・トスカーナ州のモンテニドーリ「ヴィンブルスコ2009」。

  呑みも呑んだりの7杯。どれもが素晴らしいワインとシェリーです。そして呑まずにいられない、酒盗ならぬワイン盗な料理。また年内の内に再訪しなくては!

<12/4追記>
  仕事で堺市役所に行った後にランチに寄りました。12/2からランチ営業に何点か変更があると聞いていたからです。先ず、これまで火・水・木曜の週3日営業だったのが火・水・木・金曜の週4日営業となります。また、これまでパスタランチだけだったのがメイン料理も加わりました。パスタランチにメイン料理を追加するも良し、メイン料理にサラダや前菜を付けてもらうも良しなのです。なおメイン料理は夜のアラカルトと同価格で同量、オーダー受けてから調理を始めるのでパスタランチよりも時間はかかります。

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 (左)前菜の盛り合わせ。四種肉のパテ&カプレーゼ&自家製の豚肩ロースハム&モルタデッラ&山芋のグリル&ブロッコリーのマリネ&フリッタータ&レンコンの明太子和え&舞茸マリネとてんこ盛りでこれとパンとで十分にランチになり得ます。
 (右)メイン料理の豚肩ロース肉のロースト。肉の表面をフライパンで焼いてからオーブンでじっくりロースト。ソースは石原オーナーソムリエのその時の気分で決まるそうで今日はポルチーニクリームソースにたっぷりのキノコ添えでした。樽香がこれでもかと効いたシャルドネ=樽ドネとバッチシ合うこと間違い無しの濃厚なクリームソースです(実際に樽ドネは呑んでませんが)。

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