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キエナ牛の産地からの来客サン・ルチアーノ

  今週2つある生産者イベントの第二弾は、「LA VINERIA BRAVURA(ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ)」で開催されたサン・ルチアーノのメーカーズディナーです。サン・ルチアーノが本拠を置くトスカーナ州アレッツォ県のモンテ・サン・サヴィーノという地名は日本人にはあまり聞きなれない地名ですが、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナに使うキアナ牛の産地であるヴァル・ディ・キアナ=キアナ渓谷のエリア内にあると聞くと「おぉ!」となりますよね。

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↑今回やって来たのはオーナーのオヴィーディオ・ツィアントーニ氏の息子でワイン醸造を担当しているステファノ・ツィアントーニ氏とその奥様。通訳はサン・ルチアーノの他にテヌータ・ディ・トリノーロトゥア・リタのエージェントも行っている林氏です。

  事前にタク店長が「今回のイベントではメルカート=市場の屋台のように参加者が自由に順番を気にせず食べたい料理と飲みたいワインを楽しめるスタイルをやってみたい」と言っていたので、どのようなスタイルになるのかも気になるところでした。
  バンコ=カウンター上にこーじシェフによるトスカーナ料理が大皿で盛られ、お店の入口横にはインポーターの株式会社モトックスの美人営業コンビによるワインブースが設けられました。各人が食べたい料理を食べたいだけ皿に盛り、ワインもいきなり赤ワインから呑んでもOKという訳です。

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 (左)野菜のグリーリア、スピナッチ=ホウレン草のくたくた煮、ソプラッサート、クロスティーニ・ディ・フェガート、プロシュット・クルード等々。
 (中央)トスカーナの定番の組み合わせであるファーヴェ=空豆とペコリーノ・トスカーノ、インサラータ・ディ・リーゾ、ファジョーリ等々。
 (右)こーじシェフ渾身の火入れの皮付き豚バラ肉のポルケッタをドヤ顔で掲げるタク店長。写真はありませんが自家製パーネ・トスカーノにランプレドットの煮込みとバニェット・ヴェルデをのせて自分でパニーノを作って食べるという趣向も。ランプレドットのパニーノはイタリアの屋台の定番メニューだそうですが、小食な私はランプレドットとバニェット・ヴェルデだけで食べてみたところこれがバカ旨!カロリーとか気にせずにもっと食べればよかったな~と後から少し後悔気味。

<ワインリスト>
ルナ・ディ・モンテ2012
レシィコ2012
コッレ・カルピート2010
ドヴィーディオ2007
ドヴィーディオ2004(今回の来日に合わせての特別輸入ワイン)

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  ルナ・ディ・モンテ=丘の月は、ステファノさんが悩み事がある時に畑のある丘から頭上の月を見上げて物思いに耽ることから付いた名前だそうです。トレッビアーノ45%とシャルドネ35%とグレケット25%のアッサンブラッジョ。ステファノさん曰く「カリウムが非常に多い土壌だから硬質のミネラルが豊か。シンプルな魚介料理、例えば猟師風パスタとよく合う」。
  レシィコはシャルドネ50%とヴェルメンティーノ30%とトレッビアーノ20%のアッサンブラッジョ。ブドウの収量を落としてボディをしっかりさせたふくよかな白ワインで、ステファノさんによれば熟成したプロシュット・クルードやアスパラジと好相性なんだとか。
  コッレ・カルピートはサンジョヴェーゼ85%にモンテプルチアーノ15%のアッサンブラッジョで飾らない素直な美味しさの赤ワインという印象。ところがこのミディアムな赤ワインこそがビステッカと抜群に合うのだとステファノさんは言います。「シンプルに焼いた牛肉はそんなに複雑で色々な味の要素はある訳ではない。タンニンやアントシアニンの少ない赤ワインの方がシンプルでよく合うんだよ」とのこと。へぇ~。
  ドヴィーディオはオヴィーディオさんの名前を冠したフラッグシップたる赤ワイン。サンジョヴェーゼ40%にモンテプルチアーノ40%とカベルネ・ソーヴィニヨン10%とメルロー10%をアッサンブラッジョして新樽100%で18ヵ月の樽熟を経た後に瓶詰めしてさらに3ヵ月の瓶熟。これは偉大な赤ワインです。しかも今回の来日のために株式会社モトックスでは稀少な2004年ヴィンテージを輸入、2007年と2004年の垂直テイスティングの実現です!
  イタリアの生産者の多くはワインと食事とは切り離せない関係だと語りますが、ステファノさんも同じく「食事と繋がってこそワインは価値がある。ワインは主役ではない。自分もワインだけを単体で飲んだ時に物足りなく感じることがあるがそれは食事が欠けているからなのだ」と語ります。

  最後には恒例のマニアッククイズ大会と、この日が誕生日のステファノさんのためにサプライズでケーキが出てきて皆でお祝いしたりとBRAVURA流のマニアックさとユルさとが絶妙に入り混じった空間となりました。個人的にはワインの1種類当たりの酒量が全く足りないという不満は残りましたが他の参加者の皆さんがその酒量で大満足していたようなのでやはり自分はイベントには向いておらず自分のペースで呑んでる方が向いているんだと思った夜でもありました(苦笑)。

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