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プーリア郷土料理とプーリアワインの会@Sassa

  このブログでイタリア・プーリア州のワインが登場することは非常に稀です。イタリアワインは圧倒的に北部と中部のワインが好きで南部のワインを呑むことが少ないですし、中でも特にプーリア州の赤ワインは苦手としています。そんな私にプーリア郷土料理とプーリアワインの会のお誘いの声が掛かり、今まで敬遠していたプーリア赤ワインの魅力を知るきっかけだと思って参加させてもらいました。
  会場は神戸・御崎公園にある「Trattoria Sassa(トラットリア・サッサ)」。オーナーシェフの佐々木さんは以前は大阪の「Ritto Marble*tre(リット・マーブル・トレ)」でマネージャーとして北山シェフ(現「TAVERNETTA da KITAYAMA」オーナーシェフ)とコンビを組んでいて、その後任マネージャーに就任したのが魚見ソムリエ(現TAVERNETTA da KITAYAMAマネージャーソムリエ)なのだそうです。Rittoには北山シェフがいたのでサーヴィス担当だったものの元々は料理人なので自店では自ら料理とワインサーヴの両方を行ってはります。
  この会の主催者さんはSassaの御近所に住んでいる人で、たまたまSassaに食事に来て佐々木シェフの料理とイタリアワインの魅力にどハマりしてイタリア20州の各郷土料理とワインとの会を企画するようになったそうです。第1回目のテーマがトレンティーノ・アルト・アディジェ州で、今回のプーリア州が第2回目となります。

<ワインリスト>
1.グリフォ「スプマンテ・ブリュットNV ボンビーノ・ビアンコ」
2.リヴェラ「カステル・デル・モンテ ロゼ2012 ボンビーノ・ネロ」
3.テヌーテ・ジローラモ「カポ・ディ・ガッロ ヴェルデカ」
4.ボトロマーニョ「ネロ・ディ・トロイア2012」
5.ロッカ・デイ・モリ「プリミティーヴォ」
6.カンディード「ラ・カルタ サリーチェ・サレンティーノ・リゼルヴァ」

DSC_4077.jpg
↑全てプーリア土着品種100%のワインがセレクトされています。株式会社メモス取扱いのグリフォはボンビーノ・ビアンコ100%のシャルマー方式スプマンテ。株式会社モンテ物産取扱いのリヴェラはカステル・デル・モンテ地区の代表的生産者でこの地区でのみ栽培されているボンビーノ・ネロ100%のロザートはかなりのコスト・パフォーマンスですね。今回のワインの中で最もインパクトがあったのが株式会社ワイン・ウエイヴ取扱いのジローラモのカッポ・ディ・ガッロ。ヴェルデカ100%の白ワインは他にもあるけどここまで特徴的な濃い~しっかり型のヴェルデカを造っているのはジローラモだけとの佐々木シェフの談。有限会社フードライナー取扱いのボトロマーニョの醸造家はあのアルベルト・アントニーニ氏です。プーリア州でも最古の品種と言われるウーヴァ・ディ・トロイア100%で造るこの赤ワインが3種類の赤ワインの中で最も好みでしたね。株式会社稲葉の取扱いのロッカ・デイ・モリはプーリア州の生産者の中でも知名度が非常に高い生産者でしょう。私の苦手とするプリミティーヴォ100%の赤ワインですが思っていたよりか綺麗な造りで助かりました(笑)。日本リカー株式会社取扱いのラ・カルタは大樽熟成のネグロ・アマーロ100%で仔羊のように癖のある肉とはよく合いますね。

<コース料理>
1.タラッリ3種類
2.活タコと自家製ドライトマトのミント風味マリナータ
3.ナスのグリーリア
4.ブッラータとフルーツトマト
5.ティエッラ
6.自家製オレキエッテ
7.スズキのアクア・ディ・マーレ
8.アニエッロのピゼッリ添え
9.ディータ・ディ・アポストリ

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 (左)「全員揃うまでこれでも食べていて下さい」と用意されていたタラッリはトラッディッツィオナーリ、アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ、カーチョ・エ・ぺぺの3種類。しかし後で食べようとしてそのまま忘れ去られてしまいました(涙)。
 (中央)イタリアの中で魚介を生食する数少ない地方がプーリア州、この活タコも限りなく生に近い加熱具合で鮮度の良さが抜群であることが判ります。
 (右)シンプルにナスをグリルパンで焼いてバジルと共に。

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 (左)プーリア名産のブッラータ(生クリームを包み込んだモッツァレラ)を糖度の高いフルーツトマトと共に。
 (中央)ティエッラという陶器の器に米とムール貝とジャガイモを重ねてオーブンで焼いた料理が何故にこんなに旨いのか!?
 (右)プーリア州には日本の菜の花に似たチーマ・ディ・ラーパという野菜がありますが今回は日本の菜の花と和えたオレキエッテ。パン粉を上に塗すのが定番で今回は砕いたイワシの中骨を混ぜてシチリア風に近いスタイルでの提供です。パン粉のカリッとした食感と中骨の苦味とが絶妙なアクセントになっています。

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 (左)アクア・ディ・マーレ=海水で、海水位の塩分濃度の水でスズキを丸ごと煮込んであります。シンプルゆえに魚の質が命となる直球料理です。
 (中央)アニエッロ=仔羊の軽い煮込みに卵とじ状のピゼッリ(グリーンピース)を添えて。
 (右)プーリア伝統菓子であるディ―タ・ディ・アポストリは「使徒の指」という意味で、卵白のクレープ生地でチョコレートクリームを包んであります。

  と、ここで主催者さんから「Sassaさん、オープン1周年おめでとうございます!」との声と共にお祝いのワインが登場しました。主催者さんが事前に佐々木シェフに呑んでみたいワインのリサーチをしていたそうで、そのワインを見てビックリ!

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↑株式会社アルトリヴェッロ取扱いのカラブリア州のテヌーテ・フェッロチントの「マリオッコ」ではないですか。非常に濃厚な赤ワインなのですが意外と家庭の食事とも合わせやすいんですよね。

  おそらく全参加者の中で自宅が一番遠いので22時過ぎには退店せざるを得ませんでしたが稀少な体験ができました。プーリア郷土料理かなりおもしろいですね、これはいよいよ佐々木シェフの元同僚シェフが営む「大阪のプーリア」にも行ってみなくては。

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