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これからは夜もタコ焼きバルです

  谷町六丁目・空堀エリアの年始名店巡りは続きます。今日行ったのは「たこりき」。夜の会員制営業の二代目シェフを務めていた新屋シェフが次なる展開の準備のために昨年12月末をもって退職、年明けからの夜の営業はどうなるのかと気になっていました。

  先ずは今年の初タコ焼きから。

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 (左)タコ焼きを何も付けずにそのままで。
 (中央)オーダーごとに温めて出してくれるグジェール。新屋シェフが会員制営業でアミューズとして出していたグジェールと同じレシピに基づいて作っているそうですがタコをイメージしたような形になっているのはタコ焼きバルとしてのアレンジです(笑)。
 (右)新メニューのゴルゴンゾーラのテリーヌ風。ゴルゴンゾーラ&生クリーム&ナッツ&ドライフルーツ等を混ぜ合わせて練ったものをテリーヌ型に詰めて冷やし固めてあり、添えられたシナモンパウダーを付けクラッカーにのせて食べます。ベースとなるゴルゴンゾーラがエエ感じに熟成していて赤ワインのお供に最適。このメニューも新屋シェフが置き土産として遺して行ったレシピに基づいているそうです。デビュー作はテリーヌ型に詰めてみたものの今後はレーズンバターのように円筒形の型に詰めてみようかと考え中とのこと。

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 (左)フランス・シャンパーニュ地方のアラン・ベルナール「ブリュット・トラディションNV」。インポーターは株式会社オルヴォーですが、同社に輸入を依頼したのは株式会社パピーユの藤丸社長だそうです。シャルドネ60%にピノ・ノワール35%とピノ・ムニエ5%、香りにしろ味にしろ飛び抜けてスゴイという訳ではないもののバランス取れていて合わせる料理を選ばなさそうです。
 (中央)フランス・ロワール地方のクロ・デュ・ティエ・ブッフ「ヴァン・ルージュ ガメイ2012」。今吉オーナーがガメイ好きなのでグラスワイン赤2種類の片方はいつもガメイですが今回はブルゴーニュ地方ボージョレ地区ではなくロワール地方のガメイです。チャーミングな印象はないですがフルーティーで適度な酸味がガメイらしいかな。
 (右)イタリア・ピエモンテ州のマルカリーニ「ドルチェット・ダルバ フォンタナッツァ」。マルカリーニのドルチェット・ダルバにはこのフォンタナッツァとボスキ・ディ・ベッリの2種類があり、フォンタナッツァはランゲの地元民が日常的に呑むドルチェットとして造られた昔ながらなドルチェット。ガメイよりかは果実味あるものの全体的にフルーティーでとっつきやすく難しい要素は全くありません。

 さて、気になる年明けからの夜の営業についてですが、タコ焼きとワインの店=タコ焼きバルという昼間の営業スタイルに一本化し、夜営業専任のシェフを雇っての会員制営業は無くなります。現在の営業時間は11時~18時ですが1/15からは11時~21時に延長され、サーヴィススタッフ増員が果たせればさらに営業時間を延長していく構想とのこと。新たなシェフが見つかるまでの暫定的な話ではなく、歴代のシェフ達以上のシェフを探すのが難しいので後任シェフはもう探さないそうです。


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