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Con Vino10周年

  このブログでの登場は3年9ヵ月振りとなる心斎橋のイタリア料理店「Con Vino(コン・ヴィーノ)」が今月でオープン10周年を迎えられました。オーナーの米屋さん御夫妻、おめでとうございます!
  前回の登場の後も何度かお店には行っているのですがそれでも最後に行ってから2年ちょっと経ってしまっていますね・・・汗。

  ここで改めてCon Vinoについてご紹介です。オーナーシェフ兼ソムリエの米屋さんは、株式会社かめいあんじゅが経営する石窯ピッツェリア「Sant-Angelo(サンタ・アンジェロ)」のピッツァイオーロとして活躍した後に、同社が経営していたイタリア料理店「Sant-Anjou(サンタ・アンジュ)」の店舗を居抜きのまま引き継ぐ形で2003年9月に独立開業。マダムは「Salon de the Alcyon(サロン・ド・テ・アルション)」やフランスの製菓学校を経てCon Vinoではフロアーサーヴィス&パティシエール&ソムリエールの三役をこなします。

  私にとってこのお店は間違いなく原点と言えるお店です。博識な米屋シェフはイタリア郷土料理やイタリアワインについて分からないことがあった時に質問することのできる貴重な存在であり、同店で開催されたVite Italia上級講座「マストロベラルディーノな夜」に参加していなかったら高岡ソムリエと知り合うこともなく現在の「LA VINERIA BRAVURA(ラ・ヴィネリア ブラヴーラ)」とのお付き合いも始まっていなかったであろうし、米屋シェフの「Wassy'sはお薦めのワインショップです」との一言が無かったらWassy'sを含む鷲谷商店各店舗や「conextion(コネクション)」とのお付き合いも始まっていなかったでしょうから。

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↑ラツィオ州のアジエンダ・アグリコーラ・コルテ・デイ・パーピ「サン・マーニョ チェザネーゼ・デル・ピーリオ2008」。チェザネーゼ・デル・ピーリオは2008年にラツィオ州初のDOCGに昇格した赤ワインで、このワインの生産者の中でも最も規模の大きいのがコルテ・デイ・パーピです。ブドウは土着品種チェザネーゼ・ダフィーレ、新樽比率30%のオーク樽で16~18ヵ月熟成。アマトリチャーナに合わせる赤ワインとしてこのワインかシチリア州のリパッソした赤ワインかをお薦めいただき、御馴染みの株式会社モトックスが取扱いのこのワインに決めました。
 色調は思った以上に濃く、酸度は結構高い目ですが尖った酸味ではなくキレイな酸味。程良いタンニンと果実味、樽香のバランスの取れたワインです。

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(左)Con Vinoと言えば切り立ての生ハムでしょう。
(右)ペンネ・アッラ・アマトリチャーナ。アマトリチャーナ(アマトリーチェ風)と言えば、ローマの羊飼い達が羊の餌となる牧草を求めてマルケ州とウンブリア州の境目にあるアマトリーチェ村周辺まで羊を連れて移動し、羊乳のチーズとアマトリーチェ村原産の豚肉加工品とを交換していたところから誕生したと言われるローマ名物料理。一般にアマトリチャーナにはグアンチャーレ(豚頬肉のハム)又はパンチェッタ(塩漬け豚バラ肉)と玉ねぎが必須素材と言われていますが、今回のアマトリチャーナの具は自家製パンチェッタのみで玉ねぎは入っていません。このアマトリチャーナについて米屋シェフ曰く「イタリアの文献を調べていたら元々はアマトリチャーナには玉ねぎが入ってなかったようなんです。パンチェッタは皮付きで塩漬けにし鉄板で皮目をカリカリッに焼いてセコンド・ピアットとして提供してたんですがパスタの具として使うと皮の食感が障って残すお客さんが多いので皮を外しています」。豚バラ肉の旨味が凝縮されたパンチェッタと少し辛い目のトマトソースとがチェザネーゼ・デル・ピーリオとよく合います。

 食後のデザートはもちろんマダムが自己ブランド「Patisserie La Fee d'or(パティスリー・ラ・フェ・ドール)」名義で作るフランス菓子です。そしてそれに合わせて食後酒を所望。

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(左)サヴァラン・ア・ラ・フルール・ドランジュ。カップの中は、濃い目の生クリーム・カスタードクリーム・オレンジの花の水風味の荒い目のアーモンド生地が三層になっています。
(中央)フランス・ロワール地方のレ・カーヴ・ド・ラ・ロワール「コトー・デュ・レイヨン プレスティージュ セレクション・パティキュリエール1997」はシュナン・ブラン種100%の貴腐ワインです。
(右)ブルゴーニュ地方のメゾン・ジャン・フィリップ・マルシャン「ラタフィア・ド・ブルゴーニュNV」はアリゴテ種の発酵前ブドウジュースにマールを添加して造る甘口リキュールです。

  久し振りの訪問なのにまるでつい先日訪れたかのように変わらない良さがそこにあります。もちろん私が初めて訪れた2006年から現在までの間に営業形態やメニューの変更等は何度かあったりしているのですが、素材をこねくりまわさずシンプルに調理してワインとともに気軽に楽しんでもらうというお店の根幹的な部分においては何ら変わっていないのです。これからも変わらない良さに触れに通いたいお店です。


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