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名ソムリエ×フランチャコルタ×ナポリ料理

  大阪市生野区にある唯一無二のイタリアワイン専門店「ニシノ酒店」の西野嘉高組長が主催のワインメーカーズランチに参加してきました。西野組長の主催会に参加するのは昨年のヴィエ・ディ・ロマンスのメーカーズディナー以来なので丸一年振りですね。
 会場は京町堀「Ristorante e Pizzeria Santa Lucia(サンタ・ルチア)」、ナポリ出身のスパノ寿照比男(ステルヴィオ)さんがオーナーシェフの老舗イタリア料理店です。西野組長と昵懇の尾畑ソムリエ(通称アントンさん)がいらっしゃることもあり、ニシノ酒店のお客の中でも特に知られたお店ですが実は私は初訪問です。
  1階が厨房とテラス席、2階・3階がテーブル席になっていて総席数は50席程でしょうか。1階から3階までを繋ぐ階段がかなり急斜面であることは噂に聞いていましたが実際に目の当たりにすると想像を超えてコワいです。泥酔していたらかなりの確率で足を踏み外しそうです(滝汗)。

 今回の主賓はロンバルディア州のフランチャコルタの生産者「レ・マルケジーネ」の当主ロリス・ビアッタ氏。そして東京・西麻布の「VINO DELLA PACE(ヴィーノ・デッラ・パーチェ)」の内藤和雄ソムリエも招いてのスペシャル過ぎる会です。通訳はインポーター「株式会社パンタ・レイ」のエルネスト・グアリリア社長。
  レ・マルケジーネはロンバルディア州パッシラーノ地区に本拠を構えて同州内に約47haの畑を所有しており、1980年にロリスさんの父上のジョヴァンニさんがフランチャコルタを造る上でパッシラーノ地区の土壌に目を付けて移住してきたそうです。内藤ソムリエがレ・マルケジーネに興味を持った理由は2つあるそうで、1つ目はフランチャコルタエリアでも最高の畑(氷堆石土壌)を所有していること、2つ目は化学肥料を用いないブドウ栽培を行っていること。ロリスさんも「ワインは畑が8割で醸造は2割に過ぎない」と語っています。現在のエノロゴはシャンパーニュ醸造協会会員のフランス人ジャン・ピエール・ヴァラド氏で、シャンパーニュの持つ伝統とブランド力をフランチャコルタにおいても確立して行きたいとの狙いがあるようです。

<ワインリスト>
1.フランチャコルタ ブリュットNV
2.フランチャコルタ エクストラ・ブリュットNV
3.フランチャコルタ ブラン・ド・ブラン2007
4.フランチャコルタ ブラン・ド・ノワール2009
5.フランチャコルタ ブリュット・セコロ・ノーヴォ2007
6.フランチャコルタ ブリュット・ナチューレ・セコロ・ノーヴォ“ジョヴァンニ・ビアッタ”2007

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 (左)ブリュットとエクストラ・ブリュットはどちらも同じシャルドネ&ピノ・ビアンコ&ピノ・ネロの組み合わせでリキュール添加の量が違います(ブリュットは糖分7.8gでエクストラ・ブリュットが糖分2.5g)。このリキュールはフランチャコルタと砂糖とで造ったもので、「ブランデーを添加している生産者もいるがそれではコクは出ても透明感とエレガントさは出せない」とロリスさんの談。
 (中央)シャルドネ100%のブラン・ド・ブランとピノ・ネロ100%のブラン・ド・ノワール。
 (右)セコロ・ノーヴォは海抜270m付近のグッサーゴ地区のラ・サンタティッシマの丘にある畑のブドウで造られ、ロリスさんの父上ジョヴァンニさんの名前を冠したブリュット・ナチューレは同社のトップ・キュヴェです。亡きジョヴァンニさんは内藤ソムリエも大ファンな程に超イカした親父さんだったそうです。

  料理が運ばれてくる前に西野組長が「腹ペコで来た?ここは料理も結構なボリュームで出るからね」と言ってましたがその言葉通りにボリューム満点の料理でした。

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(左)アンティパスト・ミストは、ウサギのイスキア風&プロシュット3種類&ブロコッリのアーリオ・オーリオ&アンチョビとトマトのブルスケッタ&ボッコンチーニとポモドリーニのインサラータ&野菜ズッパ&フォカッチャ&マヨネーズご飯。マヨネーズご飯は文字通りマヨネーズで和えたご飯で、この前菜が大好きな西野組長がマヨネーズご飯と呼んでいるのでそう表記しておりますが正式な名称は不明です(笑)。
(右)1階にあるナポリ製の石釜で焼いたピッツァ・マルゲリータ。「ピッツァが自慢の店なのでピッツァは当然出てくるやろうけどまさか1人1枚やないやろうな」と談笑していたらさすがに1/4カットで助かりました。でもこのピッツァは1人で1枚食べてしまいたい美味しさでしたよ。 

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(左)ウンブリア州ノルチェ産黒トリュフのペンネ。香りがエロい!先日にスパノさんとアントンさんがイタリアに行ってきた際の手土産の黒トリュフだとのこと。
(右)自家製サルシッチャ。粗挽きなんてもんじゃない、包丁でぶった斬った肉片の塊みたいな荒々しいサルシッチャです。こんなに荒々しく肉肉しいサルシッチャは初めて、ちょっとしたカルチャーショックレベルです。

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(左)ドルチェはパスティエーラ・パパイヤとレモンのソース。
(右)エルネストさんとロリスさんと談笑するスパノさん、オレンジTシャツが似合ってますねぇ。そしてこのイタリア男3人が並ぶと濃い~です。

  泡だけのワイン会はつい先日に「泡まみれの会」で体験済みですがその時は持ち寄り式だったので多種多様な泡が揃っていました。今回のように同じ生産者の泡だけだと、各フランチャコルタの品質が極めて高くても流れとしてはいささか単調な感は否めませんね。ワイン会終了後に赤ワインが呑みたくなってすぐ近くのトラットリアに立ち寄りました。


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