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壮観バローロ チェレット来阪

  イタリアワインはトスカーナ州のサンジョヴェーゼから入った私ですが最近はすっかりピエモンテ州のネッビオーロとバルベーラに魅了されています。バローロとバルバレスコの造り手は数多いますがその中でも間違いなくトップ生産者に数えられる存在「チェレット」のワインメーカーズディナーがあると聞けばこれは参加しない訳にはいきません。
  チェレットは1939年にアルバ近郊でリッカルド・チェレットによって創設し、リッカルドから見て三世代目(=孫)になる輸出マネージャーのフェデリコ・チェレット氏を囲んでのワインメーカーズディナーが四天王寺「Wassy's Dining Souple」にて開催されました。
 
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  フェデリコさん曰く、チェレットのワイン造りの哲学は「シンプルでありながら真摯」。自社畑の持つそれぞれのテロワールを活かすためには、大きな醸造所で一括してワインを造るのではなくそれぞれの畑に醸造所を設けてワイン造りを行うことがベストだとの考えのもと、四つの醸造所があります。単一畑のバローロを醸造するブリッコ・ロッケ醸造所、単一畑のバルバレスコを醸造するブリッコ・アジリ醸造所、アルネイスやモンソルドを醸造するモンソルド・ベルナルディーナ醸造所、モスカート・ダスティを醸造するサント・ステファノ醸造所の四つです。

<ワインリスト>
1.アルネイス・ブランジェ2010
2.バルバレスコ ブリッコ・アジリ醸造所ブリッコ・アジリ畑2006
3.バローロ ブリッコ・ロッケ醸造所ブルナーテ畑2006
4.バローロ ブリッコ・ロッケ醸造所ブリッコ・ロッケ畑2006
5.バローロ ブリッコ・ロッケ醸造所プラポ畑1999マグナム
6.モスカート・ダスティ2011

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  夢のようなバルバレスコとバローロ3種類の呑み比べ、しかもプラポ1999マグナムは非売品で今後もう呑むことのできない代物です。

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↑プラポ1999マグナムをグラスに注ぐ君島ソムリエ(左)、そしてネッビオーロのワイン4種類が揃ったその壮観さと言ったら(右)。

  今回唯一の白ワインとなるアルネイス ブランジェについてフェデリコさんは「チェレットを成功に導いたワインの一つ」と言います。今でこそピエモンテ州の土着白ブドウ品種として知られる存在のアルネイスも昔は地元民だけが飲む品種で、このワインの成功によって広く世に知られる存在となったのだそうです。
  フェデリコさん曰く「バローロがキングでバルバレスコがクイーン、キングとクイーンとは同格だ」。バローロとバルバレスコとに優劣の差は無くとも個性のもちろん違いはあります。バルバレスコの方が綺麗ですね、こうしてバローロと呑み比べることでより一層感じます。バローロ3種類でもこれだけ違いがあるのかと驚きます。ブリッコ・ロッケ畑がディープでスパイシーな筋肉質バローロであるのに対し、ブルナーテ畑は華やかで女性的なバローロです。プラポ畑はバランスが完璧で群を抜いた完成度の高さ、そしてバローロならではの深淵なる世界を感じます。

  これだけのグレートなワインが揃うとなると、大のバローロ好きだという「四天王寺の至宝」こと岩田シェフが燃えないはずがありません。これまでに何度も岩田シェフのメーカーズディナーコース料理を食べてきましたが今回は北海道ワインの会のコース料理にも匹敵するかもしれません。
 
<コース料理>
1.6種類のトマトのタルティーヌ
2.パルマ産生ハム
3.豚足のカルパッチョ仕立て・黒トリュフとシェリーヴィネガーのドレッシング
4.下中さんが仕留めた吉野鹿とキノコ、栗のパイ包み・カカオのソース
5.3種類のポルチーニの料理
 ①ポルチーニのタコ焼き風 ②ポルチーニのクリームパスタ ③ポルチーニのコンソメ
6.山鳩のロースト・サルミソース
7.デザート

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↑一皿目のトマトのタルティーヌからしてアルネイスと最高のマリアージュ!途中で生ハムが出てくるというのは新しい試みですね。
  豚足カルパッチョは2010年2月のファレスコのメーカーズディナー以来となる再食ですがやはり斬新かつ美味な料理です。

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↑鹿肉のパイ包み焼きもこの一皿で十分にメインを張れる一皿ですが今回はメインではないというのがスゴイ。
  ポルチーニのタコ焼き風は、タコの代わりにポルチーニを入れているだけでなく小麦粉を溶く出汁の代わりにポルチーニのブロードを、ソースの代わりにバルサミコ酢を使った逸品。

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↑山鳩のサルミソースから漂う妖艶さは岩田シェフの料理の真骨頂!料理からエロスを感じ唯一の料理人です。
  フェデリコさんも岩田シェフに「今日の料理は完璧だった」と絶賛。

  実は藤次シニアソムリエが退職して以降、初めてのSoupleでのメーカーズディナー参加だったのですが若いスタッフが成長していてSoupleは安泰であることを確信しました。


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