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KIMURA 数年後のピノに想いを馳せる

 先日から生産者イベントが続いておりますがまたも行ってきました。ニュージーランドのマール・ボロ地区でワインを造っている「KIMURA CELLARS」の木村滋久さんを招いてのメーカーズディナーです。場所は福島区にあるフレンチ洋食「レストランYOKOO(ヨコオ)」
  今回のメーカーズディナーは、オーストラリア&ニュージーランドのワイン専門インポーターであるヴァイ・アンド・カンパニーと和泉市のワインショップ「Tom Garson(トム・ギャルソン)」との共催で、先日の「JAZZとチーズとワインの会」にて知り合ったTom Garson桑原氏にお誘いいただいての参戦となりました。現在のところ木村さんはソーヴィニヨン・ブラン1種類しかワインをリリースしていないので、ヴァイ・アンド・カンパニーにて取り扱っている生産者の中から木村さんと関わりのある4つの生産者のワイン4種類も一緒に楽しむという趣向です。

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↑左からヴァイ・アンド・カンパニーの唄専務、木村さん、横尾シェフ。
  木村さんは東京のキャピタル東急ホテルに10年勤務している間にワインスクールに通ってソムリエ資格を取得。そして自分でもワイン造りを行ってみたくなり、世界各所の醸造大学の中で唯一1年制コースがあったニュージーランドのイースタン・インスティテュート・オブ・テクノロジーにてブドウ栽培・ワイン醸造を学び、卒業後はナタラワ・ワインズとクロ・アンリでブドウ栽培に、ヴィッラ・マリアにてワイン醸造に関与。2009年に自身のワイナリーKIMURA CELLARSを立ち上げ、どこかのワイナリーに所属したまま自分のワインを造るのではなく完全に独立してワイナリーを経営しているとのこと(この点がマウントフォードに所属しているKOYAMAの小山竜宇さんやマウントエドワードに所属しているSatoの佐藤嘉晃さんとの違い)。

<ワインリスト>
1.ワイパラ・ヒルズ キュヴェ・スパークリングNV
2.KIMURA ソーヴィニヨン・ブラン ストロー・ロッジ・ヴィンヤード2011
3.マヒ シャルドネ2010
4.マッドハウス ゴールデンテラス ピノ・ノワール2010
5.ストニーリッジ エアーフィールド2010

  ワイパラ・ヒルズのスパークリングはシャルマー方式によりソーヴィニヨン・ブラン100%で造る現地でも大人気の商品だそうで、木村さんの話では2009年はソーヴィニヨン・ブランが大量に出来たので余ったソーヴィニヨン・ブランでスパークリングを造ったところ多くのワイナリーが批判する中、市場では大ヒットしたんだとか。
  先日に同じマールボロ地区でワイン造りを行っているドッグ・ポイントのソーヴィニヨン・ブランを飲みましたが、同じステンレスタンク熟成のソーヴィニヨン・ブランでもドッグポイントと木村さんとでは個性が異なります。ドッグポイントのソーヴィニヨン・ブランは青リンゴの香り全開でニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの特徴がすごく分かりやすく出ていると思います。木村さんのソーヴィニヨン・ブランはレモンやグレープフルーツの香りで、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの特徴を持ちつつどこか日本酒的なニュアンスも感じました。ファーストリリースの2009年ヴィンテージの時は他のヴィンヤードのブドウを使っていて、畑を見てみてオーガニック栽培で非常に手入れが行き届いていたストロー・ロッジ・ヴィンヤードのブドウを2010年ヴィンテージから使っているそうです。
  マヒのシャルドネは樽をかなり使っているなと思い唄さんに質問してみたら樽で10ヵ月熟成とのこと。個人的に樽香を効かせたシャルドネが好きなのでこのシャルドネはかなり好みです。
  マッドハウスのピノは飲みやすいタイプですね。ニュージーランドのピノは骨格がしっかりとしていてなかなかに高価なモノが多いのでこのワインでどの程度の価格帯なのか気になります。
  そして、取扱いインポーターが最近になってヴァイ・アンド・カンパニーに変わったストニ―リッジのエアーフィールド。ニュージーランドのボルドーブレンドの赤ワインの最高峰ラ・ローズに使用する質には惜しくも届かなかったブドウを使ってラ・ローズと全く同じ製法で造ったセカンドワイン的な位置付けのワインがエアーフィールドだそうですが、これは目を見張る程の美味しさです。しかもボルドーやカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインには無い、明るさがありますね。この明るさこそがニュージーランドのボルドーブレンド赤ワインの大きな特徴ではないかと思います。

  福島区でフレンチベースの洋食とワインと言うと聖天通商店街の名店「洋食 泉」がありますが、YOKOOの横尾シェフはソムリエ資格も持っている程にワインに傾倒しておられ、ワインセラーの充実度では泉を圧倒していると言わざるを得ないでしょう。そして今回の料理は完全にフレンチそのもの。

<コース料理>
1.モン・サン・ミッシェル産ムール貝と北海道産ツブ貝の軽いフリカッセをパイ包み仕立て
2.自家スモークサーモンと天然真鯛のミルフィーユ・グレープフルーツと梨のサワークリーム
3.ブルターニュ産オマール海老とホタテ貝柱のプロシェット・海老ライスクロケット添え
4.シャラン産鴨肉のロティ・ブルーベリーソース
5.ニュージーランド産仔羊ロティ・ヒルファームのマスタードソース
6.ピオーネのコンポートと洋梨のブランマンジェ

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 本当にこの会費でいいのか!?という位にワインも料理も大充実の会でした。それ以外にも印象に残ったことが二つ。一つ目はインポーターの垣根を越えて各社の20代後半の営業部の人達が参加していたこと。合同試飲会を行っているうちに親しくなったようですが、すごく新鮮で見ていて楽しい光景でした。
 二つ目は木村さんがピノ・ノワールでのワイン造りに着手しているというお話。今年から始めたばかりなのでファーストリリースは何年か先のことですが、KIMURAピノ・ノワールがどんなワインになるのか想いを馳せずにはいられません。今からリリースを心待ちにしております。

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↑最後に木村さんと記念撮影。まさかの木村さんのお隣の席で質問し放題なのはラッキーでした。


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