真夏のお江戸訪問記(約束を果たす時 Ardoak編)
今回のお江戸訪問の最大の目的地と言っても過言ではないお店についに来ました。4/11に京町堀のスペインバル「Ricardo(リカルド)」にて初対面を果たして(その時のことはこちら)4/24に当時彼が働いていた牛込神楽坂「BAR MAQUO(バル・マコ)」にて再会した(その時のことはこちら)RYOさんこと酒井涼さんが6/1にオープンさせたスペイン料理店「Ardoak(アルドアック)」です。
場所は代々木八幡の富ヶ谷図書館近くのビル2階にあり、カウンター8席のみ(窓側にテーブル4席があるもののこちらは基本的に使用しないらしいです)。Ardoakとはバスク語で「ワイン」を意味する言葉だそうですが、渋谷区「San Isdro(サン・イシドロ)」でスペイン郷土料理をみっちり学んだ涼さんはバスク料理だけに特化するつもりはなくスペイン全土の美味しい郷土料理を提供していきたいとのこと。涼さん一人での営業なのでオペレーション的なこともあり忙しい18時~21時の時間帯はコース料理のみ、2軒目としての利用も増える21時以降はアラカルトでの提供となっています。コースは3800円と5000円の2種類で、3800円コースはあくまでお試し的な位置づけであり涼さんが本当に食べてもらいたい料理が集約されているのは5000円コースです。この5000円コースにグラスワインを数杯飲んで一人あたりの支払いが1万円以内に納まる店であることが涼さんのポリシー。
今回は姐貴ご夫妻も交えて4人でカウンター席に座り、3800円コースでも5000円コースでもない特別に構成してもらったコース料理を堪能しました。



↑イワシの酢漬け&ジャガイモのトルティージャ&スペイン産チーズの3種盛り(左)。トルティージャは焼き立てを提供する大阪の「BAR Hemingway」を除いて冷めたトルティージャの中では最も好みの味です。チーズの熟成も素晴らしくて姐貴様も大絶賛してました。
「白いガスパチョ」とも言われるアンダルシア地方の郷土料理アホ・ブランコ(中央)。ニンニクとアーモンドで作る冷製スープの上にフルーツを飾るのが基本で涼さんはさらにハモンも飾ってますね。まろやかなスープにハモンの塩気が見事なコントラストをなしています。
ピキージョ(赤ピーマン)の詰め物(右)。サン・イシドロの名物メニューであり当然ながら涼さんにとってもスペシャリテです。赤ピーマンの種をくり抜いて中に魚介ムースが詰められてあり、このムースといい周りのピキージョのソースといい実に優しい甘さ。


↑手羽元のシェリーヴィネガー煮込み(左)、シェリーヴィネガーの酸味と手羽元の肉の旨味とがロサード(ロゼワイン)によく合います。
フィデウア(パスタのパエジャ)とアロス・ネグロ(イカスミのパエジャ)の2種盛り(右)。おそらく通常コースはどちらか一つだけのはずなんですが両方とも作って盛り合わせにしてくれた涼さんの粋な計らいに感謝です!アロス・ネグロはガス火だけで炊き上げるのに対しフィデウアはオーブンも使って表面をカリッと香ばしく仕上げています。
本当はこの後にホロホロ鳥の煮込みも出してもらうことができたのですがここまでで結構お腹が膨れていたので無念の断念。しかし後から考えたらお腹パンパンになっても食べておけばよかったと少し後悔。
料理だけでなくワインと食後酒の充実振りも涼さんの大きなこだわりポイント。実質8席というキャパから考えると開けているグラスワインと食後酒の数は多過ぎる位かもしれません。



↑先ずはカヴァ「ゴルネール・レゼルヴ2003」で乾杯(左)。他に2001年ヴィンテージのとっておきカヴァもあるそうなのですがこのカヴァでも十分過ぎる美味しさですよ。
ロサードはイビスクス「イビサ・ロサード」(中央)。うぉぉ、このロゼは素晴らしい!!ローラン・フレサールというフランス人がカタロニア地方のイビサという地で他に無いワインを造ろうとブドウの栽培から醸造、そしてボトルのデザインにまで徹底的にこだわって生まれたスーパーロゼです。
そしてとうとうこのワインを開ける瞬間が訪れました、ボデガス・イ・ビニェドス・アリオンの「アリオン1999」(右) 。Ardoakのオープンのお祝いに私が大阪から贈ったワインで、いつかArdoakで一緒に飲もうと約束していたワインです。このワインをArdoakで、そしてこのメンバーと一緒に飲むことができて感激に体が震えそうになりました。
抜栓直後は13年熟成しているワインとは思えぬ程にパワフルそのものでまだまだ飲み頃は先です。ここで涼さんがデキャンタを取り出してきますが「この店でデキャンタを使うのはこれが初めて」とのこと(笑)。デキャンタすることで一気に進み、少し枯れた感じが出てきました。もう少し若い方が良いか枯れた感じが出ている方が良いかは個人の好みの問題ですから、私は枯れた感じのある方が好きですね。
料理とワインを堪能した上にお土産に涼さんからお店で使っているのと同じスペイン・ナヴァ―ラ産のオリーヴオイルまで頂戴しまして嬉しビックリ!グラシアス、セニョール涼。そしてKinasseから引き続いてお付き合い下さったさよ子さんと仕事で忙しい中来てくれた姐貴ご夫妻にも感謝です。
場所は代々木八幡の富ヶ谷図書館近くのビル2階にあり、カウンター8席のみ(窓側にテーブル4席があるもののこちらは基本的に使用しないらしいです)。Ardoakとはバスク語で「ワイン」を意味する言葉だそうですが、渋谷区「San Isdro(サン・イシドロ)」でスペイン郷土料理をみっちり学んだ涼さんはバスク料理だけに特化するつもりはなくスペイン全土の美味しい郷土料理を提供していきたいとのこと。涼さん一人での営業なのでオペレーション的なこともあり忙しい18時~21時の時間帯はコース料理のみ、2軒目としての利用も増える21時以降はアラカルトでの提供となっています。コースは3800円と5000円の2種類で、3800円コースはあくまでお試し的な位置づけであり涼さんが本当に食べてもらいたい料理が集約されているのは5000円コースです。この5000円コースにグラスワインを数杯飲んで一人あたりの支払いが1万円以内に納まる店であることが涼さんのポリシー。
今回は姐貴ご夫妻も交えて4人でカウンター席に座り、3800円コースでも5000円コースでもない特別に構成してもらったコース料理を堪能しました。



↑イワシの酢漬け&ジャガイモのトルティージャ&スペイン産チーズの3種盛り(左)。トルティージャは焼き立てを提供する大阪の「BAR Hemingway」を除いて冷めたトルティージャの中では最も好みの味です。チーズの熟成も素晴らしくて姐貴様も大絶賛してました。
「白いガスパチョ」とも言われるアンダルシア地方の郷土料理アホ・ブランコ(中央)。ニンニクとアーモンドで作る冷製スープの上にフルーツを飾るのが基本で涼さんはさらにハモンも飾ってますね。まろやかなスープにハモンの塩気が見事なコントラストをなしています。
ピキージョ(赤ピーマン)の詰め物(右)。サン・イシドロの名物メニューであり当然ながら涼さんにとってもスペシャリテです。赤ピーマンの種をくり抜いて中に魚介ムースが詰められてあり、このムースといい周りのピキージョのソースといい実に優しい甘さ。


↑手羽元のシェリーヴィネガー煮込み(左)、シェリーヴィネガーの酸味と手羽元の肉の旨味とがロサード(ロゼワイン)によく合います。
フィデウア(パスタのパエジャ)とアロス・ネグロ(イカスミのパエジャ)の2種盛り(右)。おそらく通常コースはどちらか一つだけのはずなんですが両方とも作って盛り合わせにしてくれた涼さんの粋な計らいに感謝です!アロス・ネグロはガス火だけで炊き上げるのに対しフィデウアはオーブンも使って表面をカリッと香ばしく仕上げています。
本当はこの後にホロホロ鳥の煮込みも出してもらうことができたのですがここまでで結構お腹が膨れていたので無念の断念。しかし後から考えたらお腹パンパンになっても食べておけばよかったと少し後悔。
料理だけでなくワインと食後酒の充実振りも涼さんの大きなこだわりポイント。実質8席というキャパから考えると開けているグラスワインと食後酒の数は多過ぎる位かもしれません。



↑先ずはカヴァ「ゴルネール・レゼルヴ2003」で乾杯(左)。他に2001年ヴィンテージのとっておきカヴァもあるそうなのですがこのカヴァでも十分過ぎる美味しさですよ。
ロサードはイビスクス「イビサ・ロサード」(中央)。うぉぉ、このロゼは素晴らしい!!ローラン・フレサールというフランス人がカタロニア地方のイビサという地で他に無いワインを造ろうとブドウの栽培から醸造、そしてボトルのデザインにまで徹底的にこだわって生まれたスーパーロゼです。
そしてとうとうこのワインを開ける瞬間が訪れました、ボデガス・イ・ビニェドス・アリオンの「アリオン1999」(右) 。Ardoakのオープンのお祝いに私が大阪から贈ったワインで、いつかArdoakで一緒に飲もうと約束していたワインです。このワインをArdoakで、そしてこのメンバーと一緒に飲むことができて感激に体が震えそうになりました。
抜栓直後は13年熟成しているワインとは思えぬ程にパワフルそのものでまだまだ飲み頃は先です。ここで涼さんがデキャンタを取り出してきますが「この店でデキャンタを使うのはこれが初めて」とのこと(笑)。デキャンタすることで一気に進み、少し枯れた感じが出てきました。もう少し若い方が良いか枯れた感じが出ている方が良いかは個人の好みの問題ですから、私は枯れた感じのある方が好きですね。
料理とワインを堪能した上にお土産に涼さんからお店で使っているのと同じスペイン・ナヴァ―ラ産のオリーヴオイルまで頂戴しまして嬉しビックリ!グラシアス、セニョール涼。そしてKinasseから引き続いてお付き合い下さったさよ子さんと仕事で忙しい中来てくれた姐貴ご夫妻にも感謝です。
スポンサーサイト
<<真夏のお江戸訪問記(締めはBERG編) | HOME | 真夏のお江戸訪問記(饂飩屋バル編)>>
COMMENTS
gracias!!
Re: gracias!!
姐貴どの
グラシアス!そしてすー兄も連れて来てくれておおきに♪
さすが涼さんのお店Ardoak、エエお店でございました。大阪に欲しい!大阪にくれ!(笑)
また行くぜ~(^_^)v
グラシアス!そしてすー兄も連れて来てくれておおきに♪
さすが涼さんのお店Ardoak、エエお店でございました。大阪に欲しい!大阪にくれ!(笑)
また行くぜ~(^_^)v
COMMENT FORM
TRACKBACK
| HOME |
って、そんな経ってないのに、
何だか懐かしいような。。
それにしても、完璧な描写に、
いつもながら感心!
憧れのALIONも、ご相伴に預かり、
感謝感激でございました!
またおいでやー♪( ´θ`)ノ