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スカラ来阪 カラブリア×泉大津イタリアン

  ワインメーカーズディナーの会費1万円超えが一般的となりつつある中、1万円でお釣りのある会費でコスパ抜群なのが本町「LA VINERIA BRAVURA(ブラヴーラ)」でのメーカーズディナー。
  今回はカラブリア州から「スカラ」社の三代目フランチェスコ・スカラ氏を招いての会でした。
  スカラ社は1949年にカラブリア州クロトーネ県で創立し、県内に4つの畑を合計16ヘクタール所有していて、そこで白ブドウのグレコ・ビアンコ種&シャルドネ種&マントニコ種を、黒ブドウのガリオッポ種&マリオッコ種を栽培しているそうです。

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↑通訳はもちろん週一ソムリエの高岡さん。いつもはメモしきれない位にアツくて膨大な情報量の通訳をしてくれるのにこの日はフランチェスコさんとの一対一のサシ会話に専念されていて必要最小限の解説しかされなかったような・・・

<ワインリスト>
1.チロ・ビアンコ2010
2.カラブリア・ビアンコ ブリセオ2010
3.チロ・ロザート2010
4.チロ・ロッソ・クラシコ・スーペリオーレ2010
5.カラブリア・ロッソ ブリセオ2008
6.チロ・ロッソ・クラシコ・リゼルヴァ ドゥリ2007

  グレコ・ビアンコ種100%のチロ・ビアンコはフレッシュでミネラリー、シャルドネ種とマントニコ種も加わるブリセオはボディもしっかりとしてほのかに青リンゴのニュアンスを感じます。
  ロゼワイン愛好団体「薔薇色の騎士団」としてはロザートに興味を惹かれるところ、実はカラブリア州ではロザートの歴史が非常に古くて食事の席でチロ・ロザートは欠かせない存在なんだそうです。ガリオッポ100%のこのチロ・ロザートはサクランボやベリー系の香りがします。
  スーペリオーレとドゥリがガリオッポ種100%でブリセオがガリオッポ種とマリオッコ種とを50%ずつ。グラスに注ぎ立てのスーペリオーレからはタンニン由来のピリピリっとした刺激がありましたが時間の経過とともにそれも無くなりました。フランチェスコさん曰く「スカラ社の最も重要なワイン」であるドゥリは流石に美味しいですが私達のテーブルでの一番人気はブリセオでした。赤ワイン3種類の中で最も重厚感と安定感を感じましたね。
 
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  今回の出張シェフは、泉大津にある「BOSCO RISAIA(ボスコ・リサイア)」の森田オーナーシェフ。森田シェフと元同僚でもあるタク店長曰く「彼はカラブリア州で働いていた訳ではないので彼の料理とスカラのワインとが合わない可能性もあり、そうならないように何回も打ち合わせをしましたよ」とのこと。綿密な打ち合わせによって完成した、カラブリア州と泉大津イタリアンとの異色コラボなコース料理は想像を大きく上回る素晴らしいものでした。

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↑料理の説明をしている森田シェフ。かな~りいかつい風貌(?)。

<コース料理>
1.アンディーヴの器に乗せたチャンブロッタ
2.青りんごを絡めたインサラータ・ディ・マーレ
3.自家製パンチェッタと泉大津産とうもろこしのピッツァ
4.ンドゥイヤと富山産ホタルイカのカザレッチェ
5.スカラ社の赤ワインで煮込んだトリッパ・アッラ・カラブレーゼ&橋本産野生イノシシの煮込みをピアット・ウニコのスタイルで 宮崎産新ゴボウの赤ワイン煮込み添え
6.タク店長特製 真夏のエスプレッソ

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  チャンブロッタは一つの大きな鍋に複数の野菜を入れて同時にオーブンで蒸し煮にするというものでチロ・ビアンコとのアッビナメントが抜群!アクセントに添えられた木の芽もおもしろい存在です。今回のコースの中で「一番原価が高い」という魚介をふんだんに使ったインサラータ・ディ・マーレにもブリセオとのアッビナメントを考えて青リンゴの風味付けを行ってあり、上述したブリセオからほのかに感じる青リンゴのニュアンスと当然ながら最高に合います。
  森田シェフもリアルには知らないものの文献でカラブリア伝統料理を調べていると現地には「ピッタ」というピッツァ状の食べ物があるそうで、ワインメーカーズディナーのコース料理として珍しいピッツァが登場。このピッツァがまたメチャクチャ美味しい!
  カラブリア料理には欠かせない名物ンドゥイヤのパスタには隠し味にホタルイカのワタも加わっているそうで結構辛いのですが同じ土地のもの同士でンドゥイヤとガリオッポ種の赤ワインとはよく合うんですよね、これが。
  セコンドは2種類の煮込み料理をズドーンと盛った、ピアットウニコ的な一皿でお腹いっぱいになれるスタイルで。繊細かつ豪放な森田シェフの料理の神髄を垣間見ることができました。

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↑締めの挨拶はインポーターの株式会社MONACA取締役の青山さんから。関西でもMONACAの取り扱いのイタリアワインをあちこちで見かけるようになっていて、イタリアワイン好きなら今後も注目のインポーターですよ。

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