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ふぐワイン会~大人の社会見学~

  イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州を代表するエノロゴ(醸造家)であるクリスチャン・パタ氏を囲んでのふぐワイン会が開催されました。イタリアワインに何故ふぐなのか?それには深い理由があるのです。
  今回のふぐワイン会を企画したのは生野区「ニシノ酒店」の西野組長。西野組長は当初フリウリ料理の店でワイン会を開催しようとしたものの、大阪や京都にはフリウリ料理を専門とする店がなく、奈良の学園前に一軒だけあるのを見つけはしたが今まで交流の全く無かった店ではやはり難しいと断念。そこでふと思い出したのが、岸里にあるトラットリア「Linea 7(リネア・セッテ)」の梅尾オーナーシェフ(通称:梅っちさん)のご実家のフグ屋さん。以前から西野組長の頭の中には「せっかくイタリアから遠路遥々来てくれる生産者に日本の食文化を堪能してもらいたい、ふぐとイタリアワインってのもおもろいんちゃうん?」との考えがあったそうで、インポーターである株式会社フィラディスを通じてパタ氏に意思確認したところ「ふぐを食べたことはないが食べてみたい」との返答があったので一気に実現へと動き出した次第なのです。
  今回のワイン会、おもしろいのはふぐとイタリアワインのマッチングというだけではありません。梅っちさんのご実家のふぐ料理屋「河庄」があるのは西成区のかの有名な飛田新地のすぐ近くなのですね。飛田新地がどういう所なのかはここでは説明しませんが、大阪人でも足を踏み入れたことが無い人がほとんどのはず。せっかくなので通り抜けてみようという話になり通り抜けてきました。実際に見た人でないと解らない、これはもう異文化と言っていいような独特な文化の街ですわ。

  クリスチャン・パタ氏は3人のパートナーと共に立ち上げた「クリュ・シャーレ」のエノロゴであり、「クリュ・シャーレ」のワインは入荷してもすぐに売り切れてしまうことでイタリアワイン好きには有名です。他にもネゴシアンで「ネコティウム」の名前でカジュアルなワインも造っています。

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↑ネコティウムは、シャルドネ、ピノ・グリージョ、サンジョヴェーゼ(トスカーナ産)の3種類。コストパフォーマンス抜群な家呑みに重宝する存在で、思った以上にふぐと合いました。
  クリュ・シャーレは、日本向けに樽を強い目に効かせて造った新アイテム「シャルドネ チェーラ2010」が初お目見え。通常のシャルドネは新樽率20%以下のバリックで6~7ヵ月熟成ですがこのチェーラは新樽率50%のバリックで9~10ヵ月熟成です。流石にカジュアルレンジであるネコティウムのシャルドネとは別物の出来。フリウリ、いやイタリアを代表する白ワインです。熟成した「シャルドネ2002」についてはパタ氏曰く「ちょっとコンディションが良くない」そうでしたが十分に楽しめましたよ。

  今回のワイン会の会費の75%をふぐ料理代で占めているそうなんですが、天然トラフグのコースなので納得です。

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↑てっちりの前に、湯豆腐、ふぐ皮湯引きポン酢、生ふぐ白子ポン酢、てっさをいただきます。食べる前はワインと合うのかなと危惧していたのですが杞憂に終わりました。全く違和感無い、むしろよく合います。いや、ホンマに美味しいです、これだけでも来た甲斐あります。よくある薄切りではなくて厚切りのてっさを噛み締める幸せ。

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↑さて、お待ちかねのてっちり登場です。もちろん白子も再登場、そのクリーミーさときたらもう・・・カニを食べている時は無口になるとよく言われますが本物のてっちり食べている時も無駄口たたきたくなくなりますね。

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↑(左)てっちりをご満悦のパタ氏とフィラディスの美人担当さん。(右)パタ氏の息子ジョヴァンニさん。奥様の連れ子なので血の繋がりはないそうなんですが父上のワイン造りを手伝っているそうです。まだ24歳ですが相当な遊び人らしく、この夜も父親と別行動でどこぞで遊んでいて少し遅れてのワイン会合流となりました。

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↑(左)ひれ酒もいただきました。人生2度目のひれ酒ですが、以前にミナミの市場すしで奢ってもらって飲んだひれ酒とは別次元の美味しさ。(右)〆は当然ながら卵雑炊、こりゃ堪らん。

  帰りはパタ親子を含めて全員で再び飛田新地を通り抜けました。あくまで通り抜けただけですからキリッ
  ふぐワイン会であり大人の社会見学でもある素晴らしい企画、こんなのニシノ組でないとあり得ません。










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