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ガメラーへと近付くヌーヴォー2015

  ここのところガメイが染み染み美味しく感じるようになりました。別に好きでも嫌いでもない品種だったんですけどね。もちろん確かなお店で厳選されたガメイを呑んでのことですが。折しも今日はボージョレー・ヌーヴォー2015の解禁日。今の自分がヌーヴォーを呑んでどう感じるのか?堺東の名ワインバー「i-ROAS(アイローズ)」で実証してきました。

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↑本日限定でガメイのヌーヴォー5種類とシャルドネのマコン・ヌーヴォー1種類がグラスワインで提供されました。各1本ずつの当日売り切り分のみの仕入れです。

  日付が変わると同時にテイスティングした人達からの情報ではヌーヴォー2015はかなり濃厚であるとのこと。ヌーヴォーが濃厚とな!?

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 (左)ブルイィ村のレミ・デュ・フェイトル「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。レミ・デュ・フェイトル氏は2006年にブドウ畑を購入し当初は協同組合にブドウを納入していましたがワイン造りに興味を持って2010年から自家醸造を開始、すぐにボージョレーの偉大な先輩であるジャン・クロード・ラパリュやジャン・フォワイヤールからも認められる存在になり今年ついにヌーヴォーをリリースしました。鮮烈な果実味!ファースト・インパクトは5種類の中で一番です。
 (中央)モルゴン村のドメーヌ・マルセル&マチュー・ラピエール「ボージョレー・ヌーヴォー2015」。フィリップ・パカレの叔父にして多くのヴァン・ナチュールの生産者にとっても父親的存在だったマルセル・ラピエール氏が亡くなったのは2010年のこと。現在は長男のマチュー・ラピエール氏が跡を継いでいて日本でも先代の頃から非常にファンの多いドメーヌです。ラピエールのワインの日本での代理店は2社あることからヌーヴォーも全く別のエチケットで2種類あってこちらは野村ユニソン株式会社が輸入している方です。香りは淡く赤い果実よりももっと未熟でグリーンな印象、酸味が強いと言うよりも酸っぱいと言う方がしっくり来ます。ブドウのエキス分という言葉がピッタリで5種類の中で最もヌーヴォーらしいヌーヴォー。
 (右)ブルイィ村のジャン・クロード・ラパリュ「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。ジャン・クロード・ラパリュ氏はレミ・デュ・フェイトル氏を見出したボージョレーのトップ生産者。この5種類の中で最も「陰性」を感じます、地味に滋味深いですね。

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 (左)モルゴン村のジョルジュ・デコンブ「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。ジョルジュ・デコンブ氏は故マルセル・ラピエール氏の一番弟子と言われた人物ですがマルセル・ラピエールのヌーヴォーとは全くタイプが異なります。まさに赤い果実の香り。口に含むと結構ズシリと来ます、この重さはヌーヴォーでこれまで感じたことの無い重さですね。酸味はあるのですがその奥にほのかな甘味も感じます。
 (中央)ランティエ村のドメーヌ・シャサーニュ「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015」。熟れた赤い果実の香り。濃い赤紫色でタンニンと鉄分も豊かで実にジューシー。重みで言えばジョルジュ・デコンブのヌーヴォー以上で非常に呑み応えがあります。
 (右)ピオロ・ペール・エ・フェス「シャンパーニュ・ブリュット キュヴェ・ド・レゼルヴNV」。ガメイばかり呑んだので口内をリフレッシュする意味での〆シャンパーニュ。〆シャンを推奨しているのもi-ROASの大きな特徴の一つ。株式会社アズマコーポレーションが輸入しているシャンパーニュでこれまでに何度か呑んだことあるのですがここまでトロリとした蜜感や青リンゴのようなニュアンス、熟成感が出ているとは想像できませんでした。これは大当たり!

  これまでヌーヴォーを美味しいと感じたことはほとんどありませんでしたが今回テイスティングした5種類のヌーヴォー2015はどれも美味しかったです。特にジョルジュ・デコンブとドメーヌ・シャサーニュはヌーヴォーと言われなければ分からず上質のACボージョレー・ヴィラージュと思ったかもしれません。ここまで美味しく感じた理由は厳選された5種類であることが大前提にあるとしても自分の中でガメイがじわじわと来ていてガメラー(=ガメイ愛好家)に着実に近付きつつあるからだというのを感じずにはいられません。

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i-ROAS×Bistro violetのコラボワイン会

  この10月でリニューアルオープン2周年の堺東の名ワインバー「i-ROAS(アイローズ)」。既に9月にオープン9周年を迎えられていましたが前シェフの独立退職に伴う営業形態の大きな変更があった10月を新たな節目の月にしているそうです(2年前の営業形態の変更についてはこちらを参照)。
  2周年記念の一環として他店とのコラボワイン会が開催されました。i-ROASの石原オーナーソムリエ&大窪ソムリエールが他店に出張して料理に合わせたワインセレクトとワインサーヴを行うという企画です。石原オーナーは営業形態の変更後は専ら料理に専念してワインサーヴは大窪ソムリエールに任せているので石原オーナーのワインサーヴとなると2年振りのこと。

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↑場所は奈良県内から堺市内に移転してきて1年になる「Bistro violet(ビストロ・ヴィオレ)」。安達オーナーシェフがソムリエ、奥様がワインエキスパート合格者というツワモノ御夫妻でこの日は参加者7人に対して有資格者を4人も配置というスーパー手厚い体制でした(爆)。

<ワインリスト>
1.アヤラ「シャンパーニュ・ブリュット マジュールNV」(シャンパーニュ地方)
2.ドメーヌ・デ・ゾビュイジエール「ヴーヴレー キュヴェ・ド・シレックス2014」(ロワール地方)
3.ジェラール・シュレール「ピノ・グリ レゼルヴァT.S.2003」(アルザス地方)
4.ドメーヌ・ピエール・コルニュ‐カミュ「サヴィニー・レ・ボーヌ2012」(ブルゴーニュ地方)
5.シャトー・レスタージュ・シモン「シャトー・レスタージュ・シモン1998」(ボルドー地方)
6.シャトー・カイユ「シャトー・カイユ2009」(ボルドー地方)

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↑デザート含めて料理5品にそれぞれワインを合わせると聞いていたのでワインもデザートワイン含めて5種類を予想していたらシャンパーニュは食前酒扱いで全6種類。ジェラール・シュレールが500mlボトルで2本用意されていたのでこれらを7人でシェアすると1人当たりなかなかの酒量となります。ソーテルヌもフルボトル1本を開けるなんてことは滅多にありませんしね。
  violetでは普段からフランスワインのみを提供しているので今回もフランスワイン限定でのセレクト、それもあえてメジャーな生産地からのセレクトになっていますが石原オーナーならではの一捻りも二捻りもあるセレクトです。産地や生産者、料理とワインとの合わせ方についても石原オーナーから詳細な説明とレクチャーがなされました。

  フレンチ一筋25年以上というベテランの安達シェフによる入魂のコース料理↓

<コース料理>
1.トマトのファルスと焼きナスのマリネ
2.フォアグラのソテー
3.鰆とホタテ貝柱と天使の海老のポアレ ラタトゥイユ添え
4.鴨胸肉ロティにドフィノワ添え&鴨腿肉コンフィに松茸添え
5.サツマイモのブリュレとブラッドオレンジのソルベ 季節のフルーツ添え
+自家製パン、食後の飲み物

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 (左)サーモンとアヴォカドをクリームチーズで和えてフルーツトマトの詰め物にし、その下に焼きナスのマリネを敷いて数種類の豆類を散りばめて。クリームチーズが結構濃厚なので涼しげな見た目よりも食べ応えあります。
 (中央)i-ROASの周年フェアでも活躍していたアヤラのスタンダードなキュヴェ。ピノ・ノワール40%とシャルドネ40%とピノ・ムニエ20%のブレンドで何か一つが突出することなく全体として端正にまとまっています。食前酒にしてはかなり豪華なシャンパーニュです。
 (右)1杯目の白ワインは全くの予想外のシュナン・ブランが来ました。ドメーヌ・デ・ゾビュイジエールはロワール地方のトップクラス生産者であると同時にACヴーヴレー最高の生産者。キュヴェ・ド・シレックスという名の通りシレックス土壌(=石灰土壌)の区画で採れたシュナン・ブラン100%使用してステンレスタンクでの発酵&熟成を行っています。ワインに厚みがあり、この厚みが濃厚なクリームチーズと抜群に合います。口の中で少しシュワっとする爽快感と厚みの奥に感じるほのかな甘味。石原オーナーがこのワインをセレクトした理由:「前菜にクリームチーズを使うと聞いてシュナン・ブランを選びました。同じロワール地方の白ワインにはミュスカデやソーヴィニヨン・ブランもありますがそれらの白ワインとこの料理とを合わせると僕なら白ワインを飲み過ぎてしまうと思いました。シュナン・ブランの倍の量を必要とするなと」に納得です。クリームチーズが濃厚なので軽快なミュスカデやソーヴィニヨン・ブランだと濃厚さに負けないようにどうしても酒量を欲することになりますが、このシュナン・ブランの厚みなら適量で濃厚さをしっかりと受け止めてくれるのです。

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 (左)このフォアグラの大きさと厚みは大奮発モノですよ。フォアグラの表面はカリッと香ばしく、中身はトロットロ。添えられているのは焼きリンゴと生イチジク、そしてエシャロットの微塵切りを加えたバルサミコ酢のエスプーマ。このエスプーマは他では見たことがありません、フォアグラだけでなく豚バラ肉とか脂身の多い肉の添え物としてもすごくイイのではないでしょうか。小瓶に詰めて小売りしていただきたい位です。
 (右)フォアグラと合わせるワインも大奮発モノ。フォアグラと貴腐ワインとのマリアージュは有名ですがコース料理の前菜としてのフォアグラに貴腐ワインを合わせると流れがメチャクチャになってしまうのでこの場合はフランス随一のフォアグラ名産地であるアルザスのワインを合わせるのが定石。今回はアルザスワインの中でもヴァン・ナチュールの巨匠ジェラール・シュレールのワインが来ました。ナチュール好きの間で熱狂的ファンの多い生産者ですが価格もそれ相応で、500mlボトルでもおそらく今回の6種類のワインの中で最も高価なワインだと思われます。それを7人で2本も用意されているのですから大奮発モノな訳です。ネームヴァリューも伊達ではない、流石に美味しいです。

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 (左)フランス領ニューカレドニア産の天使の海老は世界で初めて海老で「QUALICERT(クオリサート)」の認定を受けた最高品質保証の海老であり、頭部の味噌から尾の先まで余すところなく全部が美味です。その天使の海老さえ凌駕する美味しさなのが鰆。肉厚で身が締まっていてこれだけ上物の鰆はそう滅多に食べられないですよ。赤ワインと合せるためにラタトゥイユをソース代わりにして素揚げしたゴボウ&カボチャ&レンコンを周りに配して。ラタトゥイユは野菜をクタクタになるまで煮込んでなくて野菜の角がピンと立っていて食感をしっかりと感じられます。
 (右)ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区サヴィニー・レ・ボーヌ村はNHKドキュメンタリーでも特集された「ドメーヌ・シモン・ビーズ」(日本人女性の千砂さんが亡き夫パトリック・ビーズ氏の遺志を継いでワイン造りを継承している)の本拠がある村なのでブルゴーニュ好きでなくともワイン好きの間では知名度の高い村ではないでしょうか。サーヴされた直後はやや冷え過ぎていて酸が尖がっていて酸っぱい印象が前面に出ていましたが時間の経過とともに温度も上がり、柔らかいタンニンが障ることなくスゥーっと入ってきます。香りの複雑さも格段に増して、でも決して派手ではなくて地味に滋味深い。こういう滋味深いワインが産地を問わず大好きですねぇ。また、ピノ・ノワールという単一品種だけで千差万別の顔を見せるブルゴーニュの奥深さを感じずにいられません。

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 (左)ジューシーにローストされた鴨胸肉とコンフィしてじっくり芯まで火を通して柔らかくしてから食べやすく身をほぐした鴨腿肉との二種盛り。バターソテーした松茸も添えられた豪華な一皿です。
 (右)鴨肉にはボルドー地方メドック地区オー・メドックの古酒を。かなりの量の澱が沈んでいるのか大窪ソムリエールがデキャンタージュを行います。i-ROASを初訪問した時に石原オーナーが「最近ボルドーワインを飲むのがしんどくなってきて」と言っていたことを思い出します。このワインは17年の熟成によってタンニンと酸味も穏やかになっていて飲み疲れることもなく、ベリーの香りの中にホワイトペッパーのようなニュアンスも感じました。

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 (左)蒸かして甘味が増したサツマイモのブリュレはまさしく芋芋しています。
 (右)デザートワインの頂点に立つ存在である貴腐ワイン、その大きな特徴は甘味よりもむしろ甘味を支える酸味にあると思っています。上質なデザートワインほど酸味があって甘味とのバランスを取れるのでベタッ~としたクドイ甘さではないのです。このシャトー・カイユもかなり酸味のあるワインです。

  安達シェフの調理の速さ+参加者の飲食の速さとで食後の飲み物まで2時間30分で到達というかなりスピーディーな進行でしたが密度はかなり濃い~時間でした。安達シェフ御夫妻は奈良の御出身で以前は奈良県内で12年もお店をされていて、それ以前の時期には東大阪市内のお店でも働いていたことがあったそうです。奥様がセレクトするグラスワインは多い時には10種類位開いていることもあるそうで、奈良県内からの移転先に東大阪市内を選んでもらえなかったことが残念・・・・(泣)。堺市内でワイン呑むお店をこれまでi-ROASしか知りませんでしたが比肩する存在を知ることができたのが一番の収穫でした。


シェリーもワインも豊富な堺で最強ワインバー

  久し振りに堺東のワインバー「i-ROAS(アイローズ)」に行ってきました。夜に行くのは3月以来のこと、前回は堺市内での仕事の帰りに寄ったのですが今回はこのお店に行くために堺市内まで行ったのです。わざわざ大阪市内からでも足を運んで行くべき価値がこのお店にはあるからです。

  i-ROASこそ堺市内で最強のワインバー(レストランではなくあくまでワインバー)であると確信し、大阪市内でもざらには無いクオリティーのお店だと思っています。以下はそう思う理由です。

○泡はシャンパーニュのみ。グラス・シャンパーニュは1杯1200円で最後に〆シャンとして呑むと1杯800円。しかも5杯取り位のタップリ量で。
○シェリーの取り扱い数が大幅に増えて常時10~12種類はある。しかも1杯100mlが基本量。
○フランスとイタリアを中心にスペインやNZの厳選されたワインがグラスワインで白赤それぞれ常時5種類以上あり、しかも6杯取りが基本量。
○ワインとの相性を考え抜いたワイン無しでは済ませられない料理が揃っている。

  グラスを持った時に何杯取りで提供しているのか大体判ります。何杯取りで提供するのかはお店の経営判断なので特に何も言うつもりはありませんが量と価格がアンバランスなお店で呑むと消化不良な気分になります。シェリーは特に量と価格がアンバランスな傾向が強いです。
  安いワインをたっぷり量で低価格で呑みたいのではありません。クオリティーの高い、セレクトの意図を感じるワインを妥当な量で適正価格で呑みたいのです。この欲求を満たしてくれるお店には自然と足が向きますし、このブログ内にも頻繁に登場します。i-ROASもこの欲求を見事なまでに満たしてくれるお店の中の一軒です。

  石原オーナーソムリエがワインと一緒に楽しむために作る料理とそれに合わせて大窪ソムリエールがセレクトしたワイン&シェリーを存分にいただきました。

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 (左)四万十豚のパテ。いわゆるパテ・ド・カンパーニュで豚の色々な部位やベーコンが入っていて様々な食感が楽しめます。
 (中央)サンチェス・ロマテ・エルマノス「NPUアモンティリャード」。パテ・ド・カンパーニュに酸化熟成したシェリーが合うのではと以前から思っていて今宵ようやく実践できました。予想通りに、いや予想以上に合います。
 (右)フランス・ブルゴーニュ地方のドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス「サン・ヴェラン クロ・ア・ラ・コート2012」。四万十豚のパテの半分をアモンティリャードと楽しみ、もう半分を白ワインと合わせることにしました。プイィ・フュイッセのトップ生産者が造るメチャ旨なサン・ヴェラン。うん、これもまたパテと合います。

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 (左)牛スジ肉の煮込みゴルゴンゾーラ和え。醤油と焼酎とで和風に炊いた牛スジ肉をゴルゴンゾーラのクリームソースで和えたi-ROAS風おでんとのこと。ゴルゴンゾーラが得意でない人なら食べられないかもしれない程にゴルゴンゾーラが濃厚でそれ故に堪らなくワインを欲します。
 (中央)イタリア・トスカーナ州のカーサロステ「キァンティ・クラシコ・リゼルヴァ2005」。ちょっととっておきの1本です。
 (右)イタリア・ヴェネト州のテヌータ・サン・アントニオ「バンディーナ ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ2008」。ヴァルポリチェッラ最強の生産者はラルコだと思っていますがこのバンディーナはラルコのワインに勝るとも劣らぬスーペルなヴァルポリチェッラです!

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↑ここで大窪ソムリエールから再びシェリーが。エミリオ・ルスタウ「アルマセニスタ パロ・コルタド・デ・へレス1/50」。アルマセニスタとは古くから小規模でシェリーを醸造している生産者のことで、そのシェリーはただでも貴重なのにましてや人為的には造れず偶然の産物のパロ・コルタドとなるとさらに貴重なのです。同じルスタウの「アルマセニスタ オロロソ」を買って自宅で呑んだこともあるのですがオロロソでもかなりの高級品でしたよ、もちろん味も並のオロロソとは段違い。ワインバーでこんな貴重なシェリーがあるのが本当にスゴイことです。

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 (左) 蝦夷鹿の芯玉のローストに赤ワインベリーソースとイチゴ。蝦夷鹿の肉が結構な量入荷したそうでローストとビール煮込みが黒板にオン・メニューしていました。
 (中央)フランス・ルーシヨン地方のドメーヌ・デュ・ポッシブル「ル・フリュイ・ド・アザール2011」。まさかi-ROASで自然派ワインが出てくるとは思っていなかったのでこの夜一番ビックリしました。蝦夷鹿の赤ワインベリーソースとイチゴが翌日に解禁のボージョレ・ヌーヴォーとのマリアージュをイメージしたソースなのでヌーヴォー同様にマセラシオン・カルボニックで醸造した軽快でチャーミングなこの赤ワインとよく合うという訳なのです。
 (右)締めはイタリア・トスカーナ州のモンテニドーリ「ヴィンブルスコ2009」。

  呑みも呑んだりの7杯。どれもが素晴らしいワインとシェリーです。そして呑まずにいられない、酒盗ならぬワイン盗な料理。また年内の内に再訪しなくては!

<12/4追記>
  仕事で堺市役所に行った後にランチに寄りました。12/2からランチ営業に何点か変更があると聞いていたからです。先ず、これまで火・水・木曜の週3日営業だったのが火・水・木・金曜の週4日営業となります。また、これまでパスタランチだけだったのがメイン料理も加わりました。パスタランチにメイン料理を追加するも良し、メイン料理にサラダや前菜を付けてもらうも良しなのです。なおメイン料理は夜のアラカルトと同価格で同量、オーダー受けてから調理を始めるのでパスタランチよりも時間はかかります。

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 (左)前菜の盛り合わせ。四種肉のパテ&カプレーゼ&自家製の豚肩ロースハム&モルタデッラ&山芋のグリル&ブロッコリーのマリネ&フリッタータ&レンコンの明太子和え&舞茸マリネとてんこ盛りでこれとパンとで十分にランチになり得ます。
 (右)メイン料理の豚肩ロース肉のロースト。肉の表面をフライパンで焼いてからオーブンでじっくりロースト。ソースは石原オーナーソムリエのその時の気分で決まるそうで今日はポルチーニクリームソースにたっぷりのキノコ添えでした。樽香がこれでもかと効いたシャルドネ=樽ドネとバッチシ合うこと間違い無しの濃厚なクリームソースです(実際に樽ドネは呑んでませんが)。

間もなく半年 色々動いてますi-ROAS

  堺市内で朝から夕方までずっと仕事で缶詰状態が続きヘロヘロな状態でしたがせっかくなのでこちらに寄って来ました。堺東の大小路通り沿いにあるワインバー「i-ROAS(アイローズ)」です。
  前回の訪問から早3ヵ月少々。松本シェフが独立開業準備のために昨年9月末に退職してソムリエ二人体制になってから間もなく半年ですね。その松本シェフのお店「trattoria Rana Luna(トラットリア ラーナ・ルーナ)」が三国ヶ丘でグランドオープンしたそうです。

  石原オーナーソムリエの手による料理メニューはかなり豊富にありますが全てはワインと一緒に食べてもらうため、ワインと一緒に食べてこそ真価を発揮する料理なので「料理のみ食べてワインを呑まない人はお断り」なスタイルは変わらず。

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 (左)前菜盛り合わせは、手前から時計回りにフリッタータ&鶏肝ペーストのクロスティーニ&塩ダラのブランダード&オイルサーディン&トビアラのアラビアータ&カボチャとジャガイモのタルト&自家製ハム&カプレーゼ&カリフラワー&鴨胸肉スモーク。
 (中央)NZ南島マール・ボロ地区のKIMURA「ソーヴィニヨン・ブラン2013」。こちらでフランスとイタリアのワイン以外を呑むのは初めてですね。KIMURAオーナーの木村滋久さんが同店を訪れたことがあり、その御縁でソーヴィニヨン・ブランを毎年プッシュしているんだそうです。
 (右)イタリアのエミリア・ロマーニャ州のトレ・モンティ「チアルド・シャルドネ2012」。完熟したフルーツの香りに木樽由来のヴァニラとバターの香り、適度な膨らみがあります。バターをたっぷり使っているというカボチャとジャガイモのタルトとも、鴨胸肉スモークや自家製ハムともよく合います。

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 (左)この季節のi-ROAS定番メニューだというイチゴのリゾット。ソテーした生ハムと白カビチーズのリゾットの上にパルミジャーノをたっぷり擦り下ろしてイチゴを散りばめてあります。一見不思議な感じですが生ハムの塩気&チーズのコク&イチゴの甘味が三位一体となって美味しいです。このリゾットにバッチシ合うワインを大窪ソムリエールに薦めてもらいます。
 (中央)イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州のケラーライ・トラミン「フライジンガー2011」。トラミンのワインは株式会社フィラディスの専売だと思ってたらこのワインは株式会社メモスの取扱いですね。スキアーヴァ100%で淡い色調かつチャーミングな第一印象、そしてジワジワと染み渡ってきます。これはイチゴの甘味と見事にマッチします。
 (右)フランス・ブルゴーニュ地方のクロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ「ブルゴーニュ・ルージュ オー・スレ2010」。株式会社モトックス取扱いのブルゴーニュワインは実はあまり呑んだことが無いのです(汗)。クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌはオークセイ・デュレスを本拠地としてビオディナミ&ビオロジックを実践しているドメーヌで、スタンダードなこのオー・スレでも抜群に美味しかったです。今日一番の発見な生産者でした!

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 (左)イタリア・トスカーナ州のサンジェルヴァジオ「イ・レナイ2006」。先日のサンジェルヴァジオのメーカーズランチ会@「堂島 雪花菜」では登場しなかったイ・レナイですよ!i-ROASのワインセラー内に1本だけあったのを本日のスペシャルワインとして提供するために前夜から抜栓していたそうでスゴイgood timingでの訪問となりました。同じトスカーナ州のレ・マッキオーレでメッソリオも手掛けている醸造責任者ルカ・ダットーマはこのイ・レナイをメッソリオのレベルにまで引き上げたいと目論んでいるそうです。イ・レナイもまたア・シリオ同様に最初のアタックは非常に凝縮感ありながら後味がソフトで綺麗です。
 (右)「〆シャン」を推奨しているi-ROASでは最後にグラスシャンパーニュを頼むと何と1杯800円で呑めます!

  4月からはいよいよランチ営業も再開させるそうです。当面は火・水・木曜の週3日だけに限定しての営業再開だそうですが仕事で昼間に堺東に行った時の楽しみ復活です。


ソムリエ二人体制 新生i-ROAS

 堺東に仕事で行った際の大きな楽しみがワインバー「i-ROAS(アイ・ローズ)」に寄ること。そのi-ROASの営業スタイルが10月から大きく変わっています。9月末まではランチ営業が松本シェフ&大窪ソムリエールの二人体制、ディナー営業が石原オーナーソムリエ&松本シェフの二人体制でしたが、松本シェフが独立開店準備のために9月末で退職しランチ営業が終了。松本シェフの後任は置かずに石原オーナーソムリエ&大窪ソムリエールのソムリエ二人体制でのディナー営業となっています。
  今回たまたま火急の仕事で夕方に堺東まで行くこととなり、その仕事をやり遂げてから営業スタイル変更後のi-ROASに初訪問しました。

  10月からのi-ROASはハムやチーズ等の軽食以外の食事メニューはほとんど無い、ワイン呑まない人はお断りな純然たるワインバーになると聞いていましたが、シェフも兼務している石原オーナーソムリエがワインと合う料理を色々と試行しておられる様子。「おつまみ盛り合わせ」という名の前菜盛り合わせをオーダーしました。

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  手前から時計回りに、イカのジェノヴェーゼ&トビアラ&豚肉グリル&フリッタータ&ピクルス&イワシとタケノコの梅煮&熟成ホタテ貝柱&鴨胸肉スモーク、そして中央に鶏肉のカレー風味。

  石原シェフが料理に集中している間に大窪ソムリエールとワインの相談を。

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 (左)フランス・ブルゴーニュ地方のドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール「オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ2011」。疲れた身体に染み入るしみじみ美味しいブルピノかな~。
 (中央)フランス・ローヌ地方のファミーユ・ぺラン「ジゴンダス ラ・ジル2010」。グルナッシュ主体ならではの甘味を感じつつエレガントにまとまっています。
 (右)イタリア・シチリア州のクズマーノ「サガナ ネロ・ダーヴォラ2010」。果実味の強烈なパンチを喰らいながらもキレイな酸により後味はスッキリ。激しく殴り合いの喧嘩をしたのに翌日にケロッと「おう」て感じで屈託なく挨拶できるようなイメージと言ったら大窪ソムリエールに「例えがおもしろいですね」と言われました(汗)。

  本当にこちらのグラスワインのセレクトは素晴らしいです。堺市内で屈指の名店であることは言うまでもなく、大阪市内でもザラには無いと思います。
  夕食は東大阪の自宅に戻ってから食べることにしてたのでおつまみ盛り合わせだけで軽く済ませましたが新生i-ROASのパスタや煮込み料理もいずれ食べてみたいです。


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