スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

火曜日会:大阪最強!?の老舗ビストロ

  今年1月から発足した「火曜日会」。火曜日が職場の定休日で火曜日にしか一緒にご飯に行けないメンバーが2人いることからそういう名称になった四人組で先月の「前芝料理店」に引き続き今月もビストロにディナーに行ってきました。天満の地で1992年から続く老舗「DiVA(ディーヴァ)」です。

DSC_2109.jpg

  今から10年以上前に一度だけ来たことがあります。この10年の間に周辺の天満市場の様子も大きく変わりましたが「好きやねん天満ビル」2階にあるこのお店はその時から何も変わっていないように見受けられます。コントワール席はなくターブル席のみ、ギンガムチェックのクロスとナプキン、熊のような巨体の中尾オーナーシェフが調理と接客を一人でこなす、アラカルトは無くて4500円コースのみ等々。
  コースは選べる前菜&選べる主菜&選べるデセール&食後のドリンクで構成されるプリフィクススタイル。プリフィクスコースでは高級食材の料理を選ぶと追加料金が発生するのが普通ですがこちらでは追加料金が発生するのはフレッシュフォアグラのポアレ+800円と前菜盛り合わせ+1000円の二皿だけ。

DSC_2104_201603232126571a0.jpg DSC_2107.jpg
 (左)カンパチのカルパッチョ。他の三人がフレッシュフォアグラのポアレとラパンのテリーヌと前菜盛り合わせと味も量もしっかり系の前菜をチョイスしたので私はサッパリ系で行きました。もう前菜からしてヤラレました。他の三人の前菜もちょこっと味見させてもらいましたがどれをオーダーしても大当たり。厚さ2㎝以上はあるフォアグラは辛口評論のG子さんをして「倍の追加料金を払ってでも食べたい」と言わしめ、ラパンのテリーヌはこれまで食べたウサギ肉のパテ・テリーヌの中で最も美味、キッシュやパテやクスクス等8種類程の前菜盛り合わせもこの一皿でボトルワイン1本空けられる程の精鋭揃い。
 (右)ヒラメのポム・パイヤッソン。他の三人が牛頬肉の赤ワイン煮込みと牛腿肉ステーキと仔羊背肉ロティと肉料理をチョイスしたので私は主菜も魚料理で行くことに。ヒラメをしっとり包む細切りジャガイモの衣と衣に染み込んだソースがメチャクチャ美味!他の三人の主菜もちょこっと味見させてもらいましたが肉の抜群の火入れだけでなくガルニチュールまで超絶美味。火入れについてはド迫力の大きさながら柔らかくジューシーな焼き加減の仔羊背肉が出色。牛腿肉ステーキに添えられたドフィノワの美味しさはこれ単独で食べたい程だし牛頬肉に添えられたニンジンのピューレの甘味も魅惑的。

DSC_2108.jpg DSC_2106_20160323212657124.jpg
 (左)タルト・タタン&アールグレイのソルベ。デセールまで抜かり無く美味。甘い物が苦手なS君だけフロマージュ盛り合わせをチョイスしましたが他の二人の選んだイチゴとホワイトチョコのミルフィーユ&フランボワーズのソルベとショコラのテリーヌ&バナーヌのクラフティも美味過ぎ。フロマージュ盛り合わせはワゴンでのサーヴィスでモン・ドールやシェーヴル、ロックフォール、フルム・ダンベール等を盛り合わせてもらえるという超豪華な内容。
 (右)コート・デュ・ローヌ地方のドメーヌ・ティエール「サン・ペレー2011」。ここは料理をガッツリ食べるお店でワインは二の次三の次というイメージでしたが中尾シェフにおまかせで出してもらった白ワインが嬉しい誤算な大当たり。実はこのドメーヌ・ティエールが造るマルサンヌ100%の泡を以前に呑んだことがあって(その時の記事はこちら)あの泡のクオリティーを考えたらマルサンヌ100%のスティルワインが美味しいのも至極納得です。

  一人で営業しているシェフのお店でプリフィクスコースならオペレーションのこと考えてなるべく同じ料理を選ぶべきなのでしょうが四人ともてんでバラバラのチョイス・・・前菜でも冷菜、温菜、盛り合わせとバラバラなのに時間差無く同時にサーヴしてくれはりました。我々の他にもう一組だけだったことを差し引いても入店してから退店するまでの時間も2時間ちょいと実にスムーズかつスピーディー。中尾シェフはお世辞にも愛想が良いとは言えない人ですがそれは余分なことをせず最小限の動作で最大限のパフォーマンスを発揮するための合理的な結論であってむしろ歓迎すべきことです。
  自分の中で「ビストロってこんなもんだよなぁ」というイメージがいつの間にか出来上がってしまっていましたがそれを打破する会心のディナーでした。一人営業のビストロとしては大阪で最強と言っても言い過ぎではないですよ、このお店に10年以上も来ていなかった自分の認識の甘さと青さを痛感しました。

スポンサーサイト

大阪のジェノヴァ リグーリア会に期待

  「イタリア郷土料理とワイン愛好会」、8月に「TAVERNETTA da KITAYAMA」で開催してまだ1ヵ月程ですが既に10月末開催予定の会場が決定しています。今回は過去の8回とは少し異なる点があります。これまではお店との綿密な打ち合わせが不可欠であることから繰り返し訪問しているお店にお願いしてきましたが今回のお店は一度も行ったことが無いまま予約を入れています。そして郷土料理会初のイタリア人シェフです。
  そのお店とは、中崎町にある「LA LANTERNA di Genova(ラ・ランテルナ・ディ・ジェノヴァ)」、リグーリア州ジェノヴァ出身の女性オーナーシェフのシルヴィアさんのお店です。大阪でリグーリア料理のお店となると他に無いのでは?リトルイタリアな大阪市西区靭公園界隈でもまだ無いと思います。非常に気になるので郷土料理会のメンバーで行ってみようとなった次第です。
  予約のメールで予算や苦手な食材等を伝えてあるものの、当日までにやはり1度でも行っておきたいところ。梅田まで出る用事があったので中崎町まで少し足を伸ばしてランチタイムに初訪問してきました。中崎町に来るのは相当久し振り、細い路地に色々なお店がオープンしていて興味深いエリアですねぇ。お店は地下鉄中崎町駅の2番出口から徒歩数分圏内のところにありますが、かなり奥まった場所にあるので迷う人も多そうです。
  シルヴィアさんが手造りしたと思われる店内にはバンコ(カウンター席)は無くターヴォラ(テーブル席)のみ。シルヴィアさんと日本人の若い男性スタッフのお二人で営業されています。

  事前にお店のHPで確認したところランチは平日も祝日もパスタランチのみ。平日パスタランチと祝日パスタランチの違いは自家製フォカッチャの有無。平日パスタランチには自家製フォカッチャが付いてこず、だからと言ってバゲット等が付く訳でもなく、パン無しです。パスタは日替わり3種類からの選択。この日は、シラスとミニトマトとズッキーニのオイルソース、生ハムのトマトクリームソース、ムール貝のトマトソースの3種類でした。

DSC_3223.jpg DSC_3224.jpg
↑魚介と野菜の前菜盛り(左)。魚介はバイ貝とカルピオーネ、野菜はカボチャとニンジンのマリナータにバルサミコ酢がかかったインサラータ・ヴェルデ。
 シラスとミニトマトとズッキーニのオイルソースパスタ(右)。ピリッと辛味が効いていて食欲をそそります。

  食後にシルヴィアさんに御挨拶。噂に聞いていた通り日本語が非常にお上手です。「予約のメールもらってからコースの内容を色々考えています。ワインもリグーリアのワインが12、13種類はありますよ」と頼もしいお言葉をいただきました。郷土料理会のメンバーにはポッロ(鶏肉)・アナトラ(鴨肉)・フェガート(鶏肝)が苦手な人がいることについても「私もフェガートが苦手なのでウチではフェガートは使いません。ポッロもほとんど使わない。アナトラはアッローストにしたりするけど今回は外しておきますね」と快諾いただけました。
  料理もワインもリグーリア限定の会となると大阪はもちろん東京でもそうは無いでしょう。まだ1ヵ月以上も先のことではありますが「大阪のジェノヴァ」でのリグーリア会への期待が弥が上にも高まります。

フレンチは身近にある B.O.F

 中央区瓦町の「Giro」、東大阪市布施の「カヴォー・ド・シャサーニュ」と並んで本物フレンチを驚きの低価格で提供する店の三本柱だと思うのが天神橋筋商店街から少し逸れた所にあるビストロ「B.O.F」

  ランチはワンプレートランチ700円、前菜とメイン料理の二皿構成ランチ1200円。ディナーでさえ前菜とメイン料理の二皿構成セットで2000円という規格外の安さは、フルコース3500円の「Giro」と比べると皿数は少なくても一皿の量が多いので互角の勝負です。一人で店を切り盛りするオーナーシェフの森さんは多くを語らず一皿一皿の料理に注力する職人気質な方と勝手にお見受けしています。
 この日の1200円ランチの内容↓

豚リエットのサラダ フランス産鶏のヴィネガー煮込み
 (左)豚リエットをのせたサラダ。豚リエットが赤ワインとよく合います。
 (右)フランス産鶏腿肉のヴィネガー煮込み。この日のメイン料理は他に仔羊クスクス、鴨腿肉コンフィ、マグロのバスク風もチョイス可能でした。この二皿にバケットが付いて1200円也、このボリュームを考えたら実に安い。もちろん味も文句無しです。

マレシャル  ブルゴーニュ・ルージュ08
↑ワインはフランス・ブルゴーニュ地方の自然派生産者ドメーヌ・クロード・マレシャルの「ブルゴーニュ・ルージュ2008」。金井麻紀子さんによる「マキコレワイン」と呼ばれるワインの一つで、関目の「池原酒店」からの仕入れ。この「池原酒店」という酒屋さんにも一度行ってみたいのですが、森シェフから聞く限りではかなり複雑な場所にあるようで・・・。
  居酒屋で飲むのと変わりない価格で本物フレンチが食べられる店が大阪に何軒もあるというのに世間一般的にフレンチの浸透を感じられないのは何故なんだ?フレンチはすぐ身近にあるはずなのに。


ファーストフラッシュダージリン2010

 コーヒーはブラック派です。でもコーヒーよりお茶派です。家では緑茶派、外飲みでは紅茶派です。ただし、紅茶は美味しい紅茶を飲ませてくれる店でしか飲みませんが。北区の某商店街内にあるティーハウス「茶摩」の前を通りがかったら、2010年産のファーストフラッシュダージリンが入荷したとの看板が目に入りました。これは飲まない訳にはいきません。

ジッダバハール農園のファーストフラッシュダージリン
↑ジッダバハール農園のファーストフラッシュダージリン。もちろんティーコジーを添えてポットサーヴィスで。例年ゴパルダラ農園のファーストフラッシュダージリンが入荷し、今年はゴパルダラ農園に加えてジッダバハール農園のものが初入荷したとのこと。ファーストフラッシュならではの淡い水色、そして歩き疲れた体を癒してくれる爽やかな渋み。
  今日のように暑い日はアイスティーの方が相応しいかもしれませんが、暑い時に飲む暑いお茶は格別です。私は真夏でも暑いお茶を飲みます。
  前日に同期のY氏とチェーン系のコーヒーショップで待ち合わせをしまして、210円のカフェオレを飲みました。安い値段で量もあって立地も良い、とビジネスマンには便利な存在なのですけど、そこには満足感や感動は無いのです。

本物フレンチなのに激安な稀有ビストロ

  所要で梅田に行った後、午後の予定に余裕があったので天神橋筋経由で谷町に戻ることにしました。先ずはビストロ「B.O.F」にてランチです。

ビストロBOFのランチ
↑日替わりランチ。この日のメインは、チキンエスカベッシュとマグロのレンズ豆煮込みの二品。大量のニンジンとタマネギの酢漬けの下にボリュームのある鶏肉が隠れています。このド迫力のプレートにパンと飲み物(ワインもチョイス可)が付いて800円也。ディナーは前菜とメイン料理との二皿構成セットで2000円也。おそらく大阪で最安値のビストロだと思いますが、値段が安いからといって料理に一切の手抜きはありません。本物のフレンチを激安で食べられる稀有なビストロです。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。