新生Cerchio
昨年5/25をもって南船場にあった「Cerchio(チェルキオ)」を閉店して「TRATTORIA LAMPIA(トラットリア・ランピア)」のシェフを期間限定で務めていた三好シェフが1年を区切りにLAMPIAシェフを辞して、北堀江にCerchioを復活させました。北堀江病院のすぐ横のテナントビルの2階、三好シェフが一人で営業するのに適したキャパの店舗です。三好シェフは昼間は「L'ecole Vantan大阪校」の講師を務めているので基本的に夜営業のみですがランチ営業も応相談のようです。
昨年6月のLAMPIAでのエミリア・ロマーニャ会に一緒に参加したSリンさんのお誘いで新生Cerchioに4人で行ってきました。
新生Cerchioの大きな特徴は、黒板に素材名だけ書いてあってその素材を使ってどんな料理にするかはお客さんと三好シェフとの会話によって決まるところ。これが以前から三好シェフのやってみたかったスタイルなのだそうです。



(左)スプマンテのおつまみとして、サラーメ&タラッリ&テスタ・ディ・マイアーレ&ピクルス&オリーヴァのマリナータ。
(中央)「ハモはどうやって調理するの?」「ハモはフリットにしてレモン塩かパスタですね~」「フリットが食べた~い」との会話から決まったハモとカルチョフィのフリット。
(右)「樽の効いたシャルドネに合うしっかりした味の前菜がいい」「それならアスパラガスを焼きましょうか、濃い目のミラノ風で」との会話から決まったホワイトアスパラガスのミラノ風。

(左)黒トリュフが入荷しているとのことで自家製タヤリンにセージバターのソースを絡めて上から黒トリュフをたっぷり振り掛けて。
(右)セコンド・ピアットを決める時点で入店から3時間が経過、帰りの時刻を考えると調理時間のかかるセコンドは避けたいなとの話から「仔羊をカツレツにしましょう、アッローストよりも速くできますんで」となってアニエッロのコトレッタに決定。
ワインもワイン好きな三好シェフと相談しながら決めました。写真はありませんが、スプマンテはトレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリ「タレント・ブリュットNV」、赤ワインがトスカーナ州のビッビアーノ「キァンティ・クラシコ モントルネッロ2010」。



(左)ヴェネト州のアジエンダ・アグリコーラ・ジーニ「ソアーヴェ・クラシコ2012」。キァンティ・クラシコもそうですが一言にソアーヴェ・クラシコと言っても造り手によって全くタイプが異なります。ジーニのソアーヴェ・クラシコは非常にしっかりとした造りの飲み応えのあるタイプで好きです。
(中央)フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のイル・カルピノ「セレッツィオーネ シャルドネ」。イル・カルピノのワインにはステンレスタンク熟成の「ヴィーニャ・ルンク」と樽熟成の「セレッツィオーネ」の二つのシリーズがあり、こちらは樽をしっかり効かせたまさに「樽ドネ」。
(右)シチリア州のヴァルディベッラ「イタカ シャルドネ&ミュラー・トゥルガウ」。シチリアでミュラー・トゥルガウ栽培してるんですね!元々はスイスのトゥルガウ州でミュラー博士が生み出した交配種でイタリアではトレンティーノ・アルト・アディジェ州でよく使われますし日本では北海道で育てられているので寒い地域のブドウのイメージでした。。。
4人でボトル5本はさすがに呑み過ぎましたね。店をどうやって出たのか全く記憶がありません(汗)。
昨年6月のLAMPIAでのエミリア・ロマーニャ会に一緒に参加したSリンさんのお誘いで新生Cerchioに4人で行ってきました。
新生Cerchioの大きな特徴は、黒板に素材名だけ書いてあってその素材を使ってどんな料理にするかはお客さんと三好シェフとの会話によって決まるところ。これが以前から三好シェフのやってみたかったスタイルなのだそうです。



(左)スプマンテのおつまみとして、サラーメ&タラッリ&テスタ・ディ・マイアーレ&ピクルス&オリーヴァのマリナータ。
(中央)「ハモはどうやって調理するの?」「ハモはフリットにしてレモン塩かパスタですね~」「フリットが食べた~い」との会話から決まったハモとカルチョフィのフリット。
(右)「樽の効いたシャルドネに合うしっかりした味の前菜がいい」「それならアスパラガスを焼きましょうか、濃い目のミラノ風で」との会話から決まったホワイトアスパラガスのミラノ風。


(左)黒トリュフが入荷しているとのことで自家製タヤリンにセージバターのソースを絡めて上から黒トリュフをたっぷり振り掛けて。
(右)セコンド・ピアットを決める時点で入店から3時間が経過、帰りの時刻を考えると調理時間のかかるセコンドは避けたいなとの話から「仔羊をカツレツにしましょう、アッローストよりも速くできますんで」となってアニエッロのコトレッタに決定。
ワインもワイン好きな三好シェフと相談しながら決めました。写真はありませんが、スプマンテはトレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリ「タレント・ブリュットNV」、赤ワインがトスカーナ州のビッビアーノ「キァンティ・クラシコ モントルネッロ2010」。



(左)ヴェネト州のアジエンダ・アグリコーラ・ジーニ「ソアーヴェ・クラシコ2012」。キァンティ・クラシコもそうですが一言にソアーヴェ・クラシコと言っても造り手によって全くタイプが異なります。ジーニのソアーヴェ・クラシコは非常にしっかりとした造りの飲み応えのあるタイプで好きです。
(中央)フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のイル・カルピノ「セレッツィオーネ シャルドネ」。イル・カルピノのワインにはステンレスタンク熟成の「ヴィーニャ・ルンク」と樽熟成の「セレッツィオーネ」の二つのシリーズがあり、こちらは樽をしっかり効かせたまさに「樽ドネ」。
(右)シチリア州のヴァルディベッラ「イタカ シャルドネ&ミュラー・トゥルガウ」。シチリアでミュラー・トゥルガウ栽培してるんですね!元々はスイスのトゥルガウ州でミュラー博士が生み出した交配種でイタリアではトレンティーノ・アルト・アディジェ州でよく使われますし日本では北海道で育てられているので寒い地域のブドウのイメージでした。。。
4人でボトル5本はさすがに呑み過ぎましたね。店をどうやって出たのか全く記憶がありません(汗)。
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TRAITEUR PARIS KITCHEN移転リニューアル
北堀江1丁目にあった「TRAISTEUR PARIS KITCHEN(トレトゥール パリ・キッチン)」が南堀江4丁目に移転し、9/14にリニューアルオープンしました。才新シェフ、おめでとうございます!
移転場所は西道頓堀ハイツという名の団地のC棟1階で、近くには最近話題の「Patisserie Reche reche(パティスリー ルシェ・ルシェ)」もあります。以前の店舗はレストラン営業していた店舗をそのままトレトゥール(惣菜屋)に模様替えしたので、入り口からディスプレイまでが遠くて、通りがかった人には一見して何の店なのか判りにくいというようなこともあったやもしれません。しかし、新店舗は入ってすぐにディスプレイがあり、惣菜屋さんであることは一目瞭然。しかもディスプレイ奥にはフルオープンキッチンが広がっております。
以下、定番メニューのご紹介。ローストポーク、ラタトゥイユ、備中鶏のパプリカ焼きです。



ローストポークはいつもながら断面がエエ色してますね~。肉質と焼き加減の双方が良いのでソース不要、そのままで食べてgood!ラタトゥイユもロゼワインと相性バッチシ、しかも量も結構ありますよ。備中鶏パプリカ焼きは少し辛味が効いていてご飯のおかずにもピッタシ。必要な量でカットしてもらえるもの有難いです。もちろん化学調味料等の添加物は一切使用していません。
昼間はフレンチ弁当も継続して販売するというお話も聞いていますし、超久しぶりにフレンチ弁当も食べたいですね。
移転場所は西道頓堀ハイツという名の団地のC棟1階で、近くには最近話題の「Patisserie Reche reche(パティスリー ルシェ・ルシェ)」もあります。以前の店舗はレストラン営業していた店舗をそのままトレトゥール(惣菜屋)に模様替えしたので、入り口からディスプレイまでが遠くて、通りがかった人には一見して何の店なのか判りにくいというようなこともあったやもしれません。しかし、新店舗は入ってすぐにディスプレイがあり、惣菜屋さんであることは一目瞭然。しかもディスプレイ奥にはフルオープンキッチンが広がっております。
以下、定番メニューのご紹介。ローストポーク、ラタトゥイユ、備中鶏のパプリカ焼きです。



ローストポークはいつもながら断面がエエ色してますね~。肉質と焼き加減の双方が良いのでソース不要、そのままで食べてgood!ラタトゥイユもロゼワインと相性バッチシ、しかも量も結構ありますよ。備中鶏パプリカ焼きは少し辛味が効いていてご飯のおかずにもピッタシ。必要な量でカットしてもらえるもの有難いです。もちろん化学調味料等の添加物は一切使用していません。
昼間はフレンチ弁当も継続して販売するというお話も聞いていますし、超久しぶりにフレンチ弁当も食べたいですね。
ドイツパン専門店が南堀江に移転
偶然見つけて以来ちょくちょくドイツパンを購入していたドイツパン工房「Kirschblute(キルシュブリューテ)」が8月に南堀江に移転リニューアルオープンされました。詳しい場所や営業日はお店のHPを確認下さい。http://baeckerei-kirschbluete.com/
以前の記事でも書きましたが、ドイツパンの酸味は赤ワインと最高にマッチします。今回もザートンブロートという、ひまわりの種・亜麻仁・ゴマ・かぼちゃの種・オートミールが入ったパンとイタリアのロマーニャ地方の土着品種100%の赤ワインとを合わせましたが素晴らしい相性です。
店内には4人掛けテーブルもあって、そこでドイツパンの作り立てサンドウィッチを食べることもできます。ザワークラウト(発酵キャベツ)とニュールンベルガー(ニュールンベルグ地方の名物ソーセージ)のサンドをいただきましたが、これは赤ワインでなく白ワインが堪らなく欲しくなりましたよ。
以前の記事でも書きましたが、ドイツパンの酸味は赤ワインと最高にマッチします。今回もザートンブロートという、ひまわりの種・亜麻仁・ゴマ・かぼちゃの種・オートミールが入ったパンとイタリアのロマーニャ地方の土着品種100%の赤ワインとを合わせましたが素晴らしい相性です。
店内には4人掛けテーブルもあって、そこでドイツパンの作り立てサンドウィッチを食べることもできます。ザワークラウト(発酵キャベツ)とニュールンベルガー(ニュールンベルグ地方の名物ソーセージ)のサンドをいただきましたが、これは赤ワインでなく白ワインが堪らなく欲しくなりましたよ。
フレンチデリのドカ喰い
かなり久々に北堀江の「TRAISTEUR PARIS KITCHEN(トレトゥール パリ・キッチン)」に。久々なので気になるデリを買い込んでドカ喰いです。下記に写真はありませんが他にラザニアも買っています。



↑(左)鹿児島産豚肉の団子と蕪のポトフ(これで半分の量)。非常に優しい味で、イタリアのプロセッコと合わせてみました。
(中央)備中鶏のマスタード煮込み。備中鶏は相変わらず美味しい、どんな調理法をしても文句無しにウマイ。たっぷりのポテトピューレにソースを絡めて食べるとまた格別です。
(右)プレミアム豪州牛ロース肉のローストビーフ。最近はオーストラリアでも、和牛のようなサシの入った肉にするために穀物を食べさせる牧場が珍しくなくなっていますが、このプレミアム豪州牛は敢えて赤身の美味しさにこだわって穀物を食べさせていない牛なんだとか。
このローストビーフと合わせたワインはこれ↓

↑イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の「イル・パル グラーヴェ カベルネ・ソーヴィニヨン」。フリウリでカベルネ?しかも1000円!と興味を持って買っておいたワインです。北のワインなので全体的に線は細いですけどしっかりとカベルネの特徴は出ていて、これで1000円は凄いお買い得ですね。ローストビーフとの相性もバッチシでした。



↑(左)鹿児島産豚肉の団子と蕪のポトフ(これで半分の量)。非常に優しい味で、イタリアのプロセッコと合わせてみました。
(中央)備中鶏のマスタード煮込み。備中鶏は相変わらず美味しい、どんな調理法をしても文句無しにウマイ。たっぷりのポテトピューレにソースを絡めて食べるとまた格別です。
(右)プレミアム豪州牛ロース肉のローストビーフ。最近はオーストラリアでも、和牛のようなサシの入った肉にするために穀物を食べさせる牧場が珍しくなくなっていますが、このプレミアム豪州牛は敢えて赤身の美味しさにこだわって穀物を食べさせていない牛なんだとか。
このローストビーフと合わせたワインはこれ↓

↑イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の「イル・パル グラーヴェ カベルネ・ソーヴィニヨン」。フリウリでカベルネ?しかも1000円!と興味を持って買っておいたワインです。北のワインなので全体的に線は細いですけどしっかりとカベルネの特徴は出ていて、これで1000円は凄いお買い得ですね。ローストビーフとの相性もバッチシでした。
喫茶パタリロ
急ぎ調べたいことがあって西区の大阪市立中央図書館へ。
前に図書館に行った際に気になるお店を見つけていたので、昼はそこで食べてみることに。その店名は「喫茶パタリロ」です。事前調査によると、「BARバンコラン」が昼間に営業する間のみ「喫茶パタリロ」の看板を使用しているとのこと。
店内にはスタッフのお姉さんがお一人。メニューもパタリロカレーとドリンクのみです。どこかに漫画パタリロが置いてないか探してみると、やっぱりありました。ただし4冊だけ・・・。パタリロという漫画はジャンル分けとしては少女漫画に入るようですが、非常に長寿な作品であり独特の世界観を確立させています。すなわち、ギャグ+同性愛です。この漫画の中では女性がほとんど登場しません。それ以上は書きませんが、つまりはそういうことです。

↑パタリロカレー。具は野菜だけかと思ったら牛肉が1枚入っていました。ご飯は雑穀米ライス。最近はカレーでも700円以上するのが普通ですが、これで650円ならまぁ悪くないです。
前に図書館に行った際に気になるお店を見つけていたので、昼はそこで食べてみることに。その店名は「喫茶パタリロ」です。事前調査によると、「BARバンコラン」が昼間に営業する間のみ「喫茶パタリロ」の看板を使用しているとのこと。
店内にはスタッフのお姉さんがお一人。メニューもパタリロカレーとドリンクのみです。どこかに漫画パタリロが置いてないか探してみると、やっぱりありました。ただし4冊だけ・・・。パタリロという漫画はジャンル分けとしては少女漫画に入るようですが、非常に長寿な作品であり独特の世界観を確立させています。すなわち、ギャグ+同性愛です。この漫画の中では女性がほとんど登場しません。それ以上は書きませんが、つまりはそういうことです。

↑パタリロカレー。具は野菜だけかと思ったら牛肉が1枚入っていました。ご飯は雑穀米ライス。最近はカレーでも700円以上するのが普通ですが、これで650円ならまぁ悪くないです。