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ワインは人と人とを結ぶ さっちゃん夫妻来阪

  東京の盟友「さっちゃん」(男性)が2012年11月以来となる来阪です。何と今回は昨年末に入籍したばかりの美人の奥様を連れての来阪です!実は奥様の方も以前から知っている女性でして、この二人が付き合っていることを知らなかったので結婚することになったと知らされた時は「いつから付き合ってた!?」と聞いてしまいました(笑)。

  久し振りの再会の場となるランチのお店に選んだのは「Ombra(オンブラ)」。日曜もランチ営業していて落ち着いた空間で美味しい食事ができて、ランチの後に西梅田まで北上するのに適した立地のお店となるとこれ以上最適なお店が思い浮かびませんでした。奥様とは以前からの友達であるSリンさんも交えて4人で北口シェフによる昼のコース料理をいただきます。

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 (左)牛タンのボッリートにサルサ・ジャルディーノ。以前は温かいボッリートでバニェット・ヴェルデを添えて提供していた牛タンを薄くスライスし、細かく刻んだ野菜を和えた酸味のあるサルサ・ジャルディーノを添えて冷菜としていただきます。
 (中央)定番中の定番ニンニクのズッペッタにツブ貝とオカヒジキを浮かべて。何度食べても、誰が食べても間違い無く美味しい逸品です。
 (右)リグーリア州のテレンツォーラ「コッリ・ディ・ルーニ ヴェルメンティーノ2013」。ヴェルメンティーノはリグーリア州でもトスカーナ州でもポピュラーに栽培されている品種ですがコッリ・ディ・ルーニというエリアはその両州にまたがるエリア。少し薄紫色がかっていてミネラルを感じます。

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 (左)ビゴリ・アル・ラグー・ディ・アナトラ・コン・菊菜=鴨ラグーのビゴリに菊菜添え。イタリアンパセリではなく菊菜を使っていても和的とか創作的とかではなく完璧にヴェネト郷土料理です。さっちゃんが体調不良でビゴリを食べる余力が無いということなので私が彼の分まで食べました。2人前位ならペロリと行けてしまう美味しさです。
 (右)シチリア島の北の海に位置するエオリア諸島の中の一つサリーナ島のカラヴァリオ「ネロ・デゥ・ムンチ コリント・ネロ2012」。このブログに登場するのがこれで4回目になる、私が本当に大好きな赤ワインなのです。さっちゃん夫妻とOmbraで会うことが決まった時に二人と一緒に呑むワインとして迷いなくこのワインが頭に浮かび、北口シェフにお店の在庫の最後の1本を確保してもらっていました。このワインならきっと美味しく飲んでもらえるだろうとの直感を信じて、そしてその直感はハズレませんでした。

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 (左)80℃で火入れしたトルタ・カプレーゼと焼きナスのジェラート。普通は三桁台の高温で火入れするトルタ・カプレーゼをあえて二桁台の低温で火入れ、トルタと言いながらもほぼムースのようなネットリした食感こそが北口シェフのこだわり。添えられた焼きナスのジェラートともども女性陣も大絶賛のドルチェでした。
 (右)締めはカメリエーラKさんが淹れるカッフェ・エスプレッソ・ドッピオ。

  次なる目的地である西梅田の「KENZO ESTATE WINERY(ケンゾー・エステート・ワイナリー)大阪店」に移動するためにタクシーをつかまえようと四ツ橋筋沿いで待ってたら驚くべきタクシーが停車しました。
 
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↑何とピンク・クラウンのタクシーです。ファミリア交通がこの7月から導入した、大阪府下に2台しかないうちの1台とのこと。運転手さん曰く「最初この車のドライバーを言われた時に断ったんですけどね、断りきれず乗ってます。嫌で嫌でしょうがないんですわ。だって売上落ちるの分かりきってましたからね。この車体色見たら乗るの止める人が大半ですよ」と色々ご苦労があるようで・・・・

  さて、あっという間にKENZO ESTATE WINERY大阪店に到着。前回と同じくさっちゃんと一緒なのでVIP待遇です(笑)。奥のテーブル席にて3種類のワインをテイスティングしました。

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 (左)「あさつゆ asatsuyu2013」。さっちゃん曰く「今はまだリリース仕立てでサラッとしてるけどもう半年もしたら色も濃くなってきてトロンとしてくるよ」。ほうほう、ということはあまり熟成させない方がいいということかな。
 (中央)「結 yui2013」。ロゼワインとしては最高級ですがやはり素晴らしいロゼワインです。その名の通り、人と人とを結ぶワインですね。
 (右)「紫鈴 rindo2010」。これこそがKENZOのフラッグシップ・ワイン。カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインは重厚過ぎて苦手とする私でも好きだと言えるほぼ唯一の赤ワインがこれです。

  この後もちょこちょこ回ったのですがそれは割愛。久し振りに二人の顔を見られて嬉しかったですし、楽しんでいただけたなら幸いです。また、東京でか大阪でかでお会いしましょう、お幸せに!

2013年最終ハシゴ酒

  早いもので2013年も残り1週間程となりました。この1週間は公私においてかなりバタバタしそうで一日フルに休日に充てられるのは祝日の12/23日位なもの。今週末には年内の営業を終えるお店もあり、この祝日を上手く活用して2013年最後のハシゴ酒を敢行しました。

  1軒目は12/28(土)が年内最終営業日の西区新町「mammouth cafe(マンモス・カフェ)」。

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↑1ヵ月ちょっと行けてない間に店内の壁に絵が描かれています。マンモスの長~い鼻にクロスを掛けてその上に料理やグラスを置いて紳士淑女達が食事を楽しんでいるという絵です。ちなみにこの写真には絵全体の左半分しか納まりきらず、写っていない右半分がまだあるのですがそれは実際にお店に行って御確認下さい。

  茶屋マネージャーお薦めのグラスワインと12/21~12/25までの期間限定クリスマスメニューから2皿をいただきます。

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 (左端)フランス・ローヌ地方のエステザルグ協同組合「コート・デュ・ローヌ オー・ボン・ピュイ2012」。当ブログでも過去に何度も登場しているエステザルグ協同組合がグルナッシュ・ブラン主体で造る、豊かなボディを持ったまろやかな白ワインです。
 (左から2番目)イタリア・マルケ州のクラーラ・マルチェッリ「オッフィーダ・パッセリーナ ラッファ」。マルケワインは好んで呑みますがまさかmammouth cafeでマルケワインに出会うとは(笑)。茶屋マネージャーが「かなりおもしろい白ワインでちょっと日本酒ぽいです」と表現、確かにこの土着品種パッセリーナの香りはかなり独特で何に形容していいのか分かりません。
 (右から2番目)鴨腿肉コンフィのサラダ仕立て。一見すると鴨腿肉がどこにも見えませんがコンフィして柔らかくなった鴨腿肉を解して野菜に混ぜ合わせてあります。
 (右端)タラ白子のムニエルにブルーチーズソース。元より濃厚なタラ白子にさらにブルーチーズソースが絡むと樽香をしっかり効かせた白ワインが欲しくなりますねぇ。

  いきなり1軒目で2杯呑んだのでアルコール分を抜くべく2軒目は少し離れたエリアのお店まで徒歩で移動します。私が大阪で最も美味しいカッフェ(エスプレッソ)が飲めるバールだと思っている京町堀2丁目「Punto e Linea(プント・エ・リネア)」です。カッフェとカクテルの美味しさだけでなくバールマン鎌田さんの人柄も魅力的でファンの多いバールなのですよ。

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 (左)いつもカッフェ・ソロかカッフェ・ドッピオなのですが今日は初めてカップチーノを注文しました。隠し味にアマレットを加えた鎌田オリジナルのカップチーノ=鎌ップチーノは流石の美味しさでした。
 (右)バジリカータ州のコンソルツィオ・ヴィティコルトーリ・アッソチャーティ・デル・ヴルトゥレ「カリコ2010」。御馴染みのインポーター株式会社アズマコーポレーションの取扱いワインがバンコの上に置いてあったので思わずグラスワインで注文してしまいました。5軒の農家が集まって立ち上げた協同組合でこのカリコはステンレスタンク仕上げのフルーティーなアリアニコのワインです。

  京町堀二丁目に行った時はPunto e Lineaとセットで回るのがマルケ料理専門店「Osteria La Cicerchia(オステリア ラ・チチェルキア)」とイタリアワイン専門店「Enoteca il Soffione(エノテカ イル・ソッフィオーネ)」。Cicerchia連さんにも年末の御挨拶をしたかったのですが日曜と違って祝日は18時からの営業なので断念、il Soffioneへと移動します。

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↑ガウディオ「バルベーラ・デル・モンフェッラート・スーペリオーレ2009」。イタリアから製菓材料やジェラートを輸入している有限会社リリブのワイン事業部が輸入しているワインで、まだ大阪の他店ではほとんど出回っていないのではないでしょうか。ここ最近のミヨッシーニ店長のイチオシワインだそうです。

  バールマン鎌田さんから「Osteria Bricola(オステリア・ブリッコラ)が移転する」という衝撃の情報を聞き、福島区まで直接確認しに行くことに。「大阪のヴェネツィア」とも言うべき同店の移転となれば大ニュースですからね。

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↑玉井オーナーシェフに確認すると移転はやはり事実でした。現在のお店は12/25の営業をもって営業終了し、玉井シェフの生まれ故郷である交野市に移転予定とのこと。バンコ立ち呑みバーカロ営業を行うかどうかは未だ次の店舗物件が決まっていないので未定だそうです。

  衝撃の事実に意気消沈しながらもお次はBricolaと入れ替わるように新たに誕生したバーカロへと移動。12/15からバール営業を開始している「Ombra(オンブラ)」です。8日前の営業初日から何かマイナーチェンジしているかなと思ったら、作り置きチケッティを冷蔵ショーケース内にズラ~と並べるのを止め、見本だけを並べておいて後はバイ・ザ・オーダーで作るようになっていました。ただし今後また変更する可能性あります。

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 (左)冷たいチケッティは右手前からバルバビエトラ・エ・リコッタ、サルモーネ、インサラータ・ルッサ。
 (中央)温かいチケッティは手前がトリッパで奥がランプレドット。
 (右)ボッリートの牛タンにバニェット・ヴェルデを添えて。
  20種類程あるチケッティを全種制覇するのはまだ先になりそうです(笑)。東京でもイタリアでも大阪でもリストランテで働いていた北口シェフはこれまでにバール営業の経験は無いと言いながらも一つ一つの料理のクオリティーの向上に常に意識を集中させてはります。リストランテ営業開始までまだ期間ありそうですがそれまではバール営業を堪能させていただきますよっと。

  ハシゴ酒の最終目的地は2012年に引き続いて2年連続で年間最多訪問店となった「LA VINERIA BRAVURA(ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ)」。いつもなら祝日は定休日ですが臨時営業しているのです。

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 (左端)ウンブリア州のアルナルド・カプライ「グレカンテ2011」。
 (左から2番目)シチリア州のグルフィ「ヴァルカンツィリア2011」。micoソムリエールが「ブルゴーニュグラスで行きましょう」と言ってブルゴーニュグラスに注いでサーヴしてくれました。このワイン、使用品種はシャルドネ&カリカンテ&アルバネッロという国際品種と土着品種のブレンドなのですがオーナーのヴィート・カターニャ氏がシチリア生まれのフランス・パリ育ちで大のブルゴーニュワイン好きということでブルゴーニュ白ワインを彷彿させる造りなのです。
 (右から2番目)バジリカータ州のムスト・カルメリターノ「セッラ・デル・プレーテ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」と「マスキターノ・ロッソ」。この2種類はブラインド・テイスティングで出され、私は「この酸味は北イタリアのワインだ!」と言ってしまいました・・・って昼間もバジリカータのアリアニコ呑んでるのに外すとは・・・・
 (右端)ピエモンテ州のブルーノ・ジャコーザ「ネッビオーロ・ダルバ2011」。バローロとバルバレスコの超大物生産者のワインが開くとはナターレ仕様ですな。

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 (左端)ナスのポルペットーネ。食べていて何となくお好み焼きを連想してしまいました(笑)。
 (左から2番目)ランプレドットのトマト煮込み。Ombra北口シェフのランプレドットを食べてきたばかりですがこーじシェフのランプレドットも行っときましょう。両シェフの味付けは全く違いますがどちらも好きです。
 (右から2番目)「back haus IRIE(バック・ハウス・イリエ)」のパネットーネと紅茶。タク店長が昼間に尼崎まで買いに行ってきたパネットーネを御馳走になります。クリームパンが大人気のお店と認識していましたがタク店長にとってはパネットーネの美味しいお店だそうです。そしてまさかの紅茶!ランチセットの食後のドリンクで紅茶も選べることは知っていましたがカッフェしか頼まないので初めてこのお店で紅茶を飲みました。パネットーネには紅茶というタク店長のこだわり?
 (右端)トスカーナ州のヴィッラ・カルチナイアの「グラッパ」とリジーニ「グラッパ・ディ・ブルネッロ」。これが2013年のグラッパ呑み納めかな。

  怒涛のハシゴ酒、振り返ってみると最初のmammouth cafe以外は全部イタリアンで、しかもmammouth cafeでもマルケ白ワイン呑んだのでほぼイタリア尽くしとなってしまいました。


チーズ好き達の饗宴(狂宴?)

  チーズに関して私が最も信頼申し上げているチーズ熟成士殿の御自宅にてホームパーティーが開催されました。参加者は当然ながらチーズ熟成士殿が熟成させているチーズのファンの方ばかりなのですが、元々チーズが苦手だったのがチーズ熟成士殿のチーズを食べてチーズが食べられるようになったという方もいらっしゃいました。
  料理はチーズ熟成士殿の手による酒肴。彼が月イチで料理教室の講師を務めていたりふぐ調理師免許も持っていたりと料理名人であることは情報として知っていたものの実際にその料理を食べるのはこれが初めてでした。
 なお、この場にいる参加者はチーズ熟成士殿にお世辞を言うために集まった訳ではないので美味しい物には素直に美味しい!と言いますしイマイチな物にはダメ出しします(笑)。

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↑タコとホタテ貝柱のパクチー炒め(左)。日本人の2人に1人が苦手とも言われているパクチー(英語名:コリアンダー、中国語名:香菜)ですが私は好きですしパクチーが苦手な人はこの場にいません(参加者募集の段階で淘汰されるから笑)。
 スズキのカルパッチョ(中央)。これは美味かったな~♪
 鮎のオイル漬け(右)。低温でゆっくり火を通してあるので頭からバリバリ食べられます。

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↑スズキのアラからとった出汁と鴨肉(左)。スズキの出汁は上品ですが鴨肉の付けダレとしてはいささかお上品過ぎるという意見が出ました。ワタシも同意。出汁だけを飲むとスッキリしていていいんですけど鴨肉と合わせるにはちょい弱いですね。
 パンナコッタ(中央)。変態チーズ熟成士殿が作るデザートにしてはフツーですね、これもダメ出しでました。私のダメ出しについては後述します。
 イチジクの白ワイン風味シロップ漬け(右)。コンポートではなく生のイチジクを結構アルコール分高い目の白ワイン風味シロップに漬けてあるのです。

 チーズ熟成士殿主催の会なのでチーズが出て来ない道理がありません。

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↑チーズ熟成士殿が実店舗を閉めてイベント開催と飲食店への納入に重点を置くようになってから彼のチーズを食べられる機会が減っていたのでこれだけの種類のチーズを食べられるのはありがたい!

 アルコールも基本的にチーズ熟成士殿が用意したものですが参加者の中にワインショップ勤務の人がいらっしゃったりしていくつかは持ち込みです。

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↑イタリア・ピエモンテ州のゴンバ・ボスケッティ「カプリッチョ アルネイス・スプマンテNV」(左)。サラッと出てきましたが実は非常に珍しいアルネイス100%のスプマンテなのです。
 先日お会いした新潟県のセトワイナリーの「カンティーナ・ジーオ・セット ヴィーノ・ビアンコ イトシゲラネ2011」(中央)。抜栓してから結構日数が経っているらしくチーズ熟成士殿は「もう気が抜けてますよ」と宣うが、いやいや、抜栓直後よりもまろやかさが増して美味しくなっているように感じますよ。
 ドイツ・ラインガウ地方のクロスター・エーバーバッハ「シュタインベルガーK リースリング・カビネット2012」(右)。ここの醸造所はヘッセン州の州立でラインガウ各地にシュタインベルガーを始めとした畑を合計131haも所有していて、カビネットという等級の発祥の地でもあるとか。

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↑イタリア・ピエモンテ州のスクリマリオ「バルバレスコ1999」(左)。今回の参加者の中で最年長の御夫妻(私は以前に「Vino Bar CIRCA(ヴィノ・バール チルカ)」でお会いしていました)がこのワインと自家製の糠漬けとを持ち込みされました。実は漬け物と赤ワインとは相性が良くてバルバレスコに糠漬け!?と驚かれるかもしれませんが合いますよ。
 アメリカ・カリフォルニア州のヒリアード・ブルース「サン ピノ・ノワール2010」(中央)。チーズ熟成士殿のお知り合いがハンドキャリーで日本に持ち帰ったものだそうですが現在はワインライフ株式会社というインポーターが付いています。「ムーン ピノ・ノワール」と対をなすサンはその名の通り太陽の恵みをいっぱいに受けたかのような果実味ですね。
 これまたピエモンテ州のカンティーナ・ヴァルパーネ「エウーリ グリニョリーノ・デル・モンフェッラート」(右)。裏ラベル記載のインポーター名はつい先日にディオニー株式会社と事業統合したばかりの株式会社コスモ・ジュンですね。

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↑ドイツ・ラインガウ地方のライツ「リューデスハイマー・ベルク・ローゼンエック シュペートレーゼ2006」(左)。
 フランス・アルザス地方のヴォルフベルジェール「フルール・ド・ビエール」(右)。ビールの花という意味の名前を持つオー・ド・ヴィ(フルーツブランデー)です。上述のパンナコッタに対する「このパンナコッタを食べる時に合わせる食後酒のイメージが湧いてこない!」という酔っ払いの戯言ダメ出しに対して「これでも呑んどけ!」とばかりに出てきました(爆)。

 話題は、ワインとチーズに関する真面目な話だったり漫画やファミコンだったりと様々。しかし今でもファミコンをお持ちな方がいることに驚きました。

 さて、チーズ熟成士殿は大阪各地の色々な飲食店とコラボイベントを行っていますが9月中旬には私の大好きなあのイタリア料理店ともコラボイベントをぶちかましますよ。そのイベントには和泉市のあのワインショップからも強力な助っ人が来ることになっていますし非常に楽しみです。


さっちゃん熱烈歓迎記(怒涛のナニワ編)

  さっちゃんの大阪歓迎の二日目のスタート地点は彼にとって縁深い存在である「KENZO ESTATE WINERY(ケンゾー・エステート・ワイナリー)大阪店」です。今年5月に初訪問して以来の訪問、今回はさっちゃんと同行なのでVIP待遇です(笑)。

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↑これまで醸造設備を借りて醸造していたところ現行最新ヴィンテージの2009年からはブドウ栽培・醸造・ボトリングの全てを自社で一貫して行うエステート・ボトルとなったKENZO。
 さっちゃんと共にランチコースをいただきます。いやぁ、美味しいフレンチでした。ワイナリー直営レストランなのでKENZOのワインと共に味わうことを最前提にしているはずですが料理を食べることが主目的でも通う価値あると思います。

<ランチコース>
1.フォアグラロワイヤルと京人参のピューレ
2.寒ブリ炙りと根菜のマリネ サラダ仕立て
3.真鯛のブレゼ・赤蕪のピューレとアンチョビのカップチーノ
4.仔牛ロースのロティ・ジロール茸の香るソース
5.酒粕のブランマンジェ・豆乳と柚子のアングレーズソース

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 「あさつゆ asatsuyu2011」「結 yui2011」「明日香 asuka2009」「紫鈴 rindo2007&2008&2009」を順にテイスティング。あさつゆの2011年ヴィンテージは極めて生産量が少なくて一般販売は無し、飲食店への納入も非常に限定されているそうですが5月の初訪問時に飲んだ2010年ヴィンテージよりも高いレヴェルにあると感じました。素晴らしいソーヴィニヨン・ブランです。
  結はこれまた年間生産量の極端に少ないロゼワインで5月の時はテイスティングできなかったので今回が初テイスティングです。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体としたセニエ法による素晴らしいロゼです。
  紫鈴はヴィンテージごとにかなり個性の違いありますね。2008年ヴィンテージをテイスティングしてそのしなやかで柔らかく、それでいて凛とした佇まいに感銘を受けたものですが、さっちゃんが「これまでと次元が違う」と賞する2009年ヴィンテージは2008年ヴィンテージよりも余韻の長さと広がりを感じます。

  さて、KENZOで昼間からフルコースを食べた訳ですがここから休憩なしで怒涛の浪速ツアーを敢行します。私が行き先をプロデュースするからにはベタベタコテコテなツアー内容には絶対にしません。

  先ずは大阪で一番上品で洗練されたタコ焼きを食べてもらうために空堀の「たこりき」へ。

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↑何もつけず4個、ソース味2個、ソースマヨ味2個、醤油味2個、醤油マヨ味2個、わさびマヨ味2個の全種制覇です。ワイナリー和泉屋さんの入れているエスペルト「カヴァ エスクトゥリト・ブリュット・ナチュラル」と共に。ここのタコ焼きの最大の特徴が昆布と鰹の出汁にあることにすぐ気付いたさっちゃん、流石は元料理人ですな。

  次に向かうは二人にとって共通して馴染みのあるインポーター「アズマコーポレーション」「コスモジュン」のワインを数多く取り扱っているワインショップ「カーヴ・ド・テール淡路町店」。当然のように二人で1本ずつアズマコーポレーションのワインを買いましたよ。

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↑ドメーヌ・グランジェットの「ピクプール・ノワール ラ・セニエ・ド・ロゼ」。今年4月に上京してさっちゃんと初めて会った時に姐貴殿やご老公、団長殿、トシコさんと一緒に飲んだ特別過ぎる想い出のあるロゼワインを買いました(その時のことはこちら)。

  ここから大正区まで移動します。大正奥地にあるノンベエ天国な居酒屋「さのや」に行くためです。このお店だけワインと路線が違い、今回の案内コースの中でも異色の存在なのですが私の直感がどうしても彼をこの店に連れて行くように告げていたのです。

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↑ネタケースの中と上に満載のウマそうな酒肴。どれも安い。

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↑勢子ガニ(左)と豚足(右)に舌鼓を打っていたらガラーっと引き戸が開いて見覚えのある顔の二人が店内に入ってきます。何と前夜に最高のおもてなしをして下さったとーちゃん&N子ねーさんがサプライズでやって来たのです!全くの予想外の展開に二人ともビックリ&大感動、この時さっちゃんの目は潤んでいたに違いない。

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↑フグの唐揚げ(左)と海老フライ・らっきょう入りタルタルソース(右)。ひろこ女将の料理は何を頼んでもホンマに美味しい、さっちゃんもすっかりさのやファンになっていましたよ。

  あまりに楽し過ぎて予定時間を完全にオーバーする2時間も滞在、とーちゃん&N子ねーさんと別れて次なる目的地に大急ぎでタクシーで向かいます。大阪でニューワールドワインなら四天王寺「Wassy's Dining Souple」とここは外せない、西天満「conextion(コネクション)」です。

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↑予定時間を50分遅れでの到着なので慌ただしくワシントン州のダンハム・セラーズ「シャーリー・メイズ シャルドネ2010」とオレゴン州のソーコル・ブロッサ―「ピノ・ノワール2009」を呑んで最後の目的地「帽子屋BARコッポレッタ」へと。数々のお江戸からのゲストをお迎えしたこの店に彼を連れて行かない訳には行きませんからね。

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↑このワインこそが大阪でさっちゃんと最後に呑んだワイン、シチリア州のドゥーカ・ディ・サラパルータ「ラヴィコ ネレッロ・マスカレーゼ」。このワインもまた特別過ぎる想い出のワインとなります。

  20時23分の新幹線で帰京するさっちゃんを新大阪駅の改札越しに見送り、私の全任務が終了しました。ほとんど連れ回しに近いような大阪案内ツアーに付いてきてくれたさっちゃんに感謝です。彼のために初日集まって下さったM子さん、ちはるさん、のんべえU氏、チビちゅけ、そして二日間サイコーの人情でもてなして下さったとーちゃん&N子ねーさんに心から感謝申し上げます。


さっちゃん熱烈歓迎記(ナニワの人情編)

  東京の盟友「さっちゃん」(※男性です)がプライベートで大阪に遊びに来るということで二日に渡って熱烈歓迎をしました。その初日はナニワの人情編です(笑)。
  今回の来阪で彼がどうしても会いたかったのがとーちゃん&N子ねーさん夫妻。先日の東京のArdoakでのN子ねーさん歓迎会にさっちゃんも参加していたのでその時にN子ねーさんとは既に対面済みなのですが、N子ねーさんの夫のとーちゃんと愛犬サイゾーとは念願の初対面となる訳です。

  さっちゃんととーちゃんの初対面の場となったのはとーちゃん行きつけの居酒屋「江戸幸」。江戸幸は本来は土日祝が定休なのですがこの日は「大阪バルマラソン」というイベントに参加しているので17時からの臨時営業。さらに常連のとーちゃんの顔で我々は16時からお店に入れてもらえることに。
  さっちゃん、とーちゃん、N子ねーさん、M子さん、ちはるさん、のんべえU氏、N子ねーさんの会社の後輩さん、そして私の8人でホッピーでカンパーイ♪元々はホテルのコックで洋食が得意な江戸幸マスターのクリームコロッケを初めて食べましたがこれまた美味!関西以外では珍しいという紅ショウガの天ぷらもオーダー、やはりさっちゃんも「初めて食べた」と言っていました。
  17時を過ぎて大阪バルマラソンのお客さんもどんどんやって来て満席になったところで江戸幸を後にし、二次会の会場であるとーちゃん宅へと移動。N子ねーさんが道中にあるペットホテルに預けていたサイゾーを引き取り、さっちゃんとサイゾーとも念願の初対面(笑)。

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 (左)生ハムととーちゃん特製のトリッパ煮込み。
 (右)学生の頃にお好み焼き屋でバイトしていたというちはるさんが焼いたお好み焼き。ふわっと柔らかくて何枚でも食べられそう、もっと食べたかった(笑)。

  ワインは大のイタリアワイン好きのとーちゃん秘蔵ワインの中から大奮発で次々と抜栓されて行きます。

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↑アブルッツォ州のマロミエーロ「アルターレ2005」(左)、フリウリの自然派の巨匠ヨスコ・グラヴナー「グラヴナー」(中央)、ウンブリア州のアルナルド・カプライ「ロッソ・アウトサイダー」(右)。

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↑ヴェネト州の今年他界した巨人ジュゼッペ・クインタレッリ「ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スーペリオーレ1999」(左)、カンパーニア州のカンティーナ・デル・タブルノ「ブエ・アピス2003」(中央)、ウンブリア州のゴレッティ「サグランティーノ・ディ・モンテファルコ」(右)。
 とーちゃんは 「クインタレッリの1999年は安いヴィンテージやってん」と宣いますが良年との比較論で例えそうだとしても感嘆にポーンと開けられるワインではありませんよ。ブエ・アピスに至っては確実に1万円オーバーのワイン。。。。(唖然呆然)

  あえて書いておきますが二次会の会費はありません。これらのワイン、料理は全てとーちゃん&N子ねーさんの振る舞いです。東京からはるばるやって来たさっちゃんと御馴染みの愉快な呑み仲間達を歓待したいというお二人のお気持ちに皆で感動しました。この記事を書いている今も目頭が熱くなってきました。。。これをナニワの人情と呼ばずして何を人情と呼ぶのか!

  ワインだけでなく泡盛のお湯割りも呑み、サイゾーと触れ合い、M子さんが持参した樟葉「La lumiere douce」の焼き菓子を食べ、途中でチビちゅけな子も合流して楽し過ぎる夜は更けて行きました。しかし、さっちゃん熱烈歓迎は二日目も怒涛の内容が続くのです。